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自己紹介 これから私がやりたいこと!【わたしの使命】
大きくは、2つあります。
1つは、司会者を育てたいということ。
もう1つは、司会者のコミュニティーを作りたいということ。
今日はその1つ目
司会者を育てたい
司会者としての私は・・・
私が、ウエディング司会者として仕事を始めたころ、私には師匠がいませんでした。のちに、心の師匠に出会いますので、それはまた別の機会に。
当時所属していた(今もそのうちのひとつには所属していますが)事務所にバレるとギョギョっとされると思うのであまり言いたくないけど…。
面接(?)にうかがった時に「経験があります!披露宴司会できます!」と大口をたたきましたが、ほとんど経験はなかったです、ゴメンなさい。
自己流で、持ち込みという形で司会をしたことがある程度。
両手の指で数えられるぐらいです。
今に至るまで「ほぼ経験なしだった」ってことは、ほとんどカミングアウトしたことがないので、誰からも感想をお聞きしたことがないのですが、当初の私ってどうだったんだろう?
もちろん「もう100組以上のお手伝いをさせていただいています」ぐらいの顔して司会台に立っていましたので、自分ではそれなりにこなしているつもりではあったのですが、バレバレだったかな~。
司会者としての私は、現場と、ご一緒したプランナーさんが育ててくれました。私が司会者として所属した事務所は、沖縄に進出して来たばかり。まだ、ほとんど登録司会者さんはいらっしゃいませんでした。
しかし、提携ホテルさんに飛ぶ鳥を落とす勢いでウエディングが入り、恐ろしい数のお仕事が舞い込みました。
「実は、あんまり経験ないんです~」なんて言ってられないほどに。
やるしかない!と腹をくくり、出来る準備は精一杯やり、あとは現場でひとつひとつ覚えました。もちろん、プロの司会者としてその場に立っているので、安易な質問はできません。会場の隅々まで見渡してひとつも見逃さないようにしていました。
***今ならわかる、あの時の疑問***
その日のウエディングパーティー、だいぶ時間が押していました。
お開き予定まであと5分ほど。
でも、プランナーから「結びセレモニー(*1)」のキュー(*2)がでません。時間の延長がマズイ、ということはわかっていても、勝手に喋りだす訳にはいきません。キョロキョロしますが、プランナーさんは会場をウロウロするばかりで一向に指示を出してくれない・・・。
なんだろう…この間はなんだろう…「今すぐ、結びを始めれば少しの押しで済むのに、なぜ始めないんだろう」と司会席で一人焦りまくっていました。
この間、何だったと思いますか?
当日、とても焦っていたことだけは覚えていますが、現場がどうだったかは覚えていないのですが、おそらく。
・デザートが出ていない(←テーブルの上さえチェックできていない新人司会者)
・撮って出しエンドロール(*3)が仕上がっていない(←何それ?な司会者)だったのではないでしょうか
今ならわかる!でも当時は質問できなかった。シロートだとバレてはいけないという思いが先行しすぎて。
この場合の、美しい解決方法は
・プランナー(もしくはキャプテン)が耳元で遅れの原因をつぶやいてくれる
・もしくは、司会者が「何待ちですか?」と聞く
ですね。
コレを書いていて、とんでもないことに思い当たりました!!
当時のプランナーさん、彼も新人さんだった!!!(彼も100組やってますの態度だった←気持ちわかる~)
だから、司会者が焦っているもしくは司会者に状況を伝える、ということに思い至らなかったんだ!!
いやー披露宴の現場にシロートが2人もいると、こんなに大変なことになるんですね~。
今だからわかるっ。
(*1) ご両親への手紙など、退場までに行われるセレモニーのこと
(*2) プランナー(もしくはキャプテン)からの指示
(*3) 挙式から披露宴の様子まで、当日の動画を編集して披露宴の最後にご披露する演出
ウエディングの世界にも業界用語や、リゾートウエディング独特のイベントなど、日々覚えることがてんこ盛り。
そして、ウエディングって流行のスピードも速い!
オバサンなのに(←言わんでいいやん)本屋さんでゼクシィはじめ、ブライダルの雑誌を買い漁る日々。
一応、落ち着いてご披露宴の2時間半を結べるようになってやっと、
「新郎新婦の結婚式に対する思い」や「場づくりの大切さ」などに思い至りました。
私の歴史として語るには「そうだったのね~」ってことですが
「新郎新婦のサイド」からこの話をきくと言語道断!!とんでもない話です。
「一生に一度」って結婚式では使い古された言葉かもしれませんが
いやいやいやいや、どんなに使い込まれた言葉だったとしても
人生で初めて結婚するお二人にとっては、まぎれもない
「一生に一度の結婚式」なんですよ!!
そこに、シロート同然の私が紛れ込んでいたなんて、もうその時の新郎新婦に謝っても謝り切れない気持ちです。
司会の免許証が必要だと思う!
ウエディングMCには「ウエディングMC1級」とかね、そういう資格はいりません。私も常々「技術よりも気持ち」と言っています。
だからこそ【 気持ちの免許証 】が必要だと思うのです。
そこに技術が乗っていたら、もう怖いものなし!
司会者としては、1回目は失敗だった、次こそ頑張ろう!!はアリかもしれませんが、もしアナタの大切なウエディングパーティーにそんな司会者が関わっているとしたら、温かく見守ってくれますか?
できれば「ちゃんとした人に交代してもらえませんか~」が本音なのではないでしょうか。
車を運転する時には、自動車教習所に通い、運転だけではなく法律や決まり事もキチンと学ぶ。まずは、限られたスペース内で運転の練習。教官が隣に乗ってくれて初めて公道を走る。
とこれだけのことをして、初めて運転免許証が手に入ります。
だって、どんなに運転センスの良い人だって、習わないとわからないこと、決まりごとはたくさんあるでしょ。
ブライダルも同じ!!
お喋りが上手、標準語でキチンと話ができる、インターネットで拾った原稿が手元にある。
だけでは、事故が起こります。
交通事故もだけど、ウエディングの事故にも
「軽微な事故」はありません。
というわけで、
【自信を持って堂々と司会台に立てる司会者】を育てたいというのが、今の私にできること、使命だと思っています。
私を育ててくれたブライダルという業界に恩返しです。
ウエディングパーティーはチームで創り上げるもの。と常々思っています。
最高のプロフェッショナルが集まったウエディングは本当に素晴らしい!!
でも、ずーーーーと同じメンバーでウエディングを創り続けることはできません。チームに「新人」と呼ばれる人が入り、新陳代謝が起こってこそ、常に留まらないウエディングが出来るのです。
そんな時に「免許証を持ている司会者」がいれば、
新人のプランナーさん、新人の音響さん、新人のエスコートさんなどがチームに加わった時に、さりげなくフォローすることもできますよ。
もちろん、司会者がフォローしていただくことも数え切れません。
「持たれつ持たれつ」ではなく持ちつ持たれつの関係が理想ですね。
みんなで創り上げるウエディングに「司会者」の立場で参加したいアナタ!
ぜひ、一緒に学びましょう♪
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