劇場版「舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-」

ようやく映画館で見ることができました。
去年、田中圭だの林遣都だのの映画が恐ろしい勢いで公開されていて、映画館に行くと「あー、刀ステやってるー」となったのですが、そもそも劇場版の情報を持っていなかったのではじめは理解できなかったの。
夏の陣見終わって、ようやく理解。
夏に刀ステ5周年記念イベントやるのも、なんで大演練やらないんだろと思ってたけど、ようやく理解。
ゲームの刀剣乱舞は2020年(大演練をやるはずだった年)が5周年。
刀ミュは去年が5周年。
刀ステは今年が5周年であってる?
とにかく劇場版は順番に公開しているっぽかったから、見る機会がなかった大坂冬の陣から見ようと思っていた。
でも見れなかったんだよ。4月、土日に舞台を2本入れていたのが痛かった。
そこに田中圭の女子高生に殺されたい(この田中圭は最高でした)と、なぜかちぇりまほを予定に入れてしまって、それ以外に謎の会議が4月後半に2週連続で入って、祝日は出勤日だったし、何しろ1日1上映だったから、その時間を逃すともう見れないわけで、どうしてもダメだった。
夏の陣を見て、冬の陣、見たかったなーと改めて思った次第。

見始めてすぐ、キャストぐらい押えてくるべきだったなぁと後悔。
大千鳥十文字槍と泛塵を、私はゲーム内で持っていなかった。
だから、冒頭で刀剣男士だと気づかなかった。
この二振りの役者が誰かもわからなかったし、秀頼役も、真田十勇士の役者も、どっかで見たことあるのにわからなかった。
字幕でキャスト名が出たので、マッキー(牧田哲也)と龍ちゃん(河合龍之介)はその後見つけた。
この世代はしみついてるからね。でも名前出てなかったら気づかなかったかも。
近藤頌利くんはアクターズリーグでしか顔を見たことないから、このメイクではわからん。
最後まで本当にあの頌利くん?て思いながら見てた。
泛塵の熊谷魁人くんは本当に存じ上げなくて。でもすごくよかったーーー。
泛塵という刀剣も認識してなかったから、なかなか不思議な存在だったけど、なるほど、真田信繁が置いていった刀なんだね。
で、今気づいたんだけど冬の陣、ズッキーが出てたのか。
また見れる機会あるかなぁ。松田凌の加州清光も見たいし、何より、本田礼生が結構好きなんだよねぇ。
秀頼が小松準弥くん。
名前はよく見かけるけど、芝居は初めて見た。
この人は真田丸の中川大志くんが演じた秀頼にイメージが近かった。
聡明だけど天下を治める器ではない秀頼が、秀忠との会話でうまくあらわされていて、この演出は分かりやすくてよかったなぁ。
最後の最後まで、いい秀頼でした。
冬の陣ではどうだったのかな。
十勇士でめちゃくちゃ見たことある顔なのにどうしても思い出せなくて、テニミュ3rdで佐伯をやった子かなぁと思っていたんだけど、風間由次郎だった!
ベテランじゃん!って思って今年齢みたら意外と若い。びっくり。
アクションは当然のことながら芝居もうまくて、すごくよかった。
「綺伝 いくさ世の徒花」見ていた時も思ったんだけど、人間キャストがそれなりの年齢で芝居が安定していて、本当に演劇を見ている感じがする。
刀剣キャストも、特に今回のキャストは芝居がしっかりしている人が多かったように思う。
全体的に静かな間のような時間が時々あって、繊細な芝居がよく映える。
刀に関する効果音が本当に細かくて、特に納刀のさりげない動きからのかすかに聞こえる金属音に本当にしびれました。
どうしても三日月宗近を見てしまうんだけど、彼は太刀なので納刀の動きが打刀とだいぶ違うのよね。
それを本当にきれいにでも目立つことなくやってしまう。
他の刀剣もそうなのよ。
しまうときのしぐさが本当に自然。

ここまで書いたら言いたいこと全部終わってしまって、下書きに放置してしまった。
そういえば最近、刀ミュの2021年1月に上演された「音曲祭」のDVDを購入して改めてじっくり見たんだけど、ミュの三日月の納刀の仕方がステの三日月と違ったような気がするんだよね。
気のせいかなぁ。

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