ビル管試験は、一発合格を目指すべし

ビル管の試験は、難しくありません。

午前午後と一日がかりの試験で、建築物衛生行政概論、環境衛生、空気環境、構造概論、給水及び排水、清掃、ねずみ昆虫の防除という7科目に渡ります。
全ての科目を理解したうえで解答しようとすると、中学校・高校でいうところの、社会科全般、化学、物理、生物、数学の知識に加え、法律関係の知識も必要です。

え、難しいやん。
そうです、すべて理解しようとすると、人にもよりますが恐らく数年はかかる内容ではないでしょうか。
合格までの勉強時間目安とされている1,000時間では、とてもカバーできません。
冒頭「難しくありません」と書いたことと、矛盾するじゃないか。と思ったアナタ。
いいえ、矛盾しません。「理解しよう」としなければ良いのです。
つまり、丸暗記です。一部理解した方が覚えやすいこともありますが、私は基本的には丸暗記で乗り切りました。

例題を見てみましょう。解説が目的ではないので、正解以外の選択肢は省略します。

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2020年午前の問題50
自然換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
解答(2)温度差による換気量は、室内外の空気の密度差に比例して増加する。
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解説には、換気量の式が紹介されていますが、理解する必要はありません。
「~~の密度差」と来たら「平方根」と機械的に覚えるのです。

(2)の選択肢は、「密度差に比例」ではなく、「密度差の平方根に比例」が正しい。

といった感じで、問題解説では数式や物理・化学の公式の説明が書かれていますが、理解する必要はありません。
ゴロ合わせでもなんでもいいので丸暗記しましょう。

次回は、暗記のオトモに。私が実際にお世話になったサイトとその活用方法をご紹介します。



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