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【米国株】株式分割って一体何?分割はダウ平均採用されるには必要な事なのか?

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
米国株投資をしていると、「株式分割」という言葉をよく耳にするのではないでしょうか?最近も$NVDAが株式分割されましたね。

米半導体大手エヌビディアが発表した10対1の株式分割を受け、ダウ工業株30種平均に採用されるとの観測が浮上している。

ロイターより

今回は、株式分割の基本的な意味から、ダウ平均採用との関係について解説していきます。
それではどうぞ!


株式分割とは何?

株式分割とは、文字通りすでに発行されている株式1株を複数の株式に分割することです。

例えば、1株を2株に分割する「1対2の株式分割」、1株を3株に分割する「1対3の株式分割」などがあります。

・株式分割の目的は何か?

株の流動性向上
1株あたりの価格が下がるため、個人投資家でも購入しやすくなり、株式の売買が活発になります。

投資家層の拡大を狙う
より多くの投資家が株式を購入できるようになり、投資家層が広がります。

企業イメージの向上
株式分割は、企業が成長している証と捉えられ、企業イメージの向上につながることもあります。

・株式分割の影響

株価
株式分割が行われると、1株あたりの株価は分割比率に応じて下がります。

時価総額
株式分割は、企業の価値(時価総額)を変えるものではありません。

配当金
1株あたりの配当金は減りますが、受け取る配当金の総額は基本的に変わりません。

・ダウ平均に選ばれる際、株式分割とダウ平均採用の関係要素4つ

時価総額
ダウ平均は米国経済を代表する企業で構成されるため、時価総額が大きい企業が有利です。

流動性
株式の売買が活発に行われる流動性の高い企業が好まれます。

代表性
米国経済の様々なセクターを代表する企業であることが重要です。

成長性
将来性のある成長企業であることも考慮されます。

株式分割は、1株あたりの価格を下げることで流動性を高める効果があるため、ダウ平均採用への間接的なプラス要因となる可能性はあります。
しかし、株式分割自体が絶対的な採用条件ではないと考えられます。

ダウ平均の構成銘柄は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社によって選定されており、定期的に見直されています。

https://www.spglobal.com/spdji/jp/

まとめ

株式分割は、企業の成長や投資家層拡大を目的とした戦略の一つです。企業の業績や将来性など、様々な情報を総合的に判断し分割していると言えます。


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