誰のためのカフェイン?
2016年8月15日、世はお盆である。
何を隠そう僕も地元の関西に帰省中であり、本日は、父の定年退職祝いとして久々の家族旅行に淡路に行くことになっていた。
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しかし、これは今朝、早朝の家族LINEでの一幕である。
東京で寝坊し関西での家族旅行に盛大に遅刻してて既にめっちゃ迷惑かけてるんやけど、こうして親に迷惑をかけ続ける事こそが三男の親孝行スタイルなのである。と言いたい
これが、三男である。
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しかし、こともあろうか、もっと迷惑をかける自体に陥る。
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「やばい、財布がない。」
JR舞子駅で淡路島行きのバスに乗り換えようかとしたとき、財布がないことに気づいた。しかも4-5万入ってるし。
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ちなみに、「駅名が既に美人だから。」という理由で、むかしからなんとなく舞子駅が好きだ。
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●美人と名前
少し話がそれるが「美人と名前」というテーマで話すなら、
今までの人生で僕が出会ってきた「めぐみさん」は例外なく、みんな美人だった気がしている。めぐみ美人説。もしくは、めぐみ最強説。
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例えば、ヒトミちゃんとか「ああ、こんなに大きな瞳を持つあなたの名はきっと、瞳だわ」的な感じで、その身体的特徴をもとに名付けられたであろう女子の名前ならば、すくなからずヒトミ美人説、みたいなのが成り立ってもおかしくないと思う。が、なぜめぐみ?
なぜ「めぐみ」が例外なく美人に育つのだろうか。
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ちなみに「おれ or わたしの知ってるめぐみはあんまり美人じゃないよ〜」
みたいな報告は、まったくもって不要である。だってあなたが報告しようとしためぐみさんも誰かにとってはかけがえのない大事なめぐみさんだから。そんなことを報告する時間があるのなら、ぜひ一緒にぼくの財布を探すのを手伝ってほしい。
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そう。
そうだ、ぼくは財布を落としたのだった。
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● 15:30 - 誰のためのエキイン?
垂水駅で快速電車から各駅停車に乗り換えて舞子駅に降り立ったが、舞子駅で改札を出ようとしたとき、 財布がないことに気づいた。
最後に財布を見た記憶として、快速電車の窓際に財布を置いた記憶があるので、おそらく、垂水駅で乗り換えるときに財布を置いてきてしまったのであろう。
快速が、終点加古川止まりだったのがせめてもの救いだ。これが終点姫路や終点網干だと見つかる確率はもっと下がる。
これがJR神戸線( 兵庫県 )なんですが、
・新快速は、ほとんどの駅に停まらない
・快速は、垂水も含めて停まる (※ 舞子は停まったり停まらなかったりするから面倒くさいから俺は乗り換える)・各駅停車は、全部止まる
このへんでの出来事です。
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僕は早速、舞子駅で駅員さんに相談をした。このときの時間を、だいたい15:30としよう。
状況を説明し、快速電車が終点加古川駅に到着するのを待って、財布の届け出がないかを調べてもらうことに。しかし、電車が止まる全駅の改札に届く可能性があるので、全駅で確認してもらう必要がある。
そして、一般電話から電話かけても駅には永遠とつながらなかったりするので、駅員さんの協力が必要不可欠だったりする。
なので、加古川駅からの連絡を待たずしても、すべての駅に財布が届いていないか確認してもらうようにお願いしたわけだが、どこにも届いていませんでしたと即答されてしまった。本当に?でも本当なのだろう。
もちろん駅員さんが自分のためだけに存在してるわけではなくみんなの駅員さん。自分に割り当ててもらえる駅員さんの時間は短いものだ。誰のための駅員?それはみんなのためだ。
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そしてけっきょく、加古川駅にも財布は届かなかった。このとき16:00ぐらいだった。
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もちろん、駅に届かない可能性だってある。拾った人が駅を出てから交番に届けるパターンだ。僕は急ぎ足で舞子駅前の交番に向かった。
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●16:00 - 誰のためのシツモン?
ワイルドさとマイルドさが同居した感じ。気の優しそうで、この道が長そうなその男は、ことの経緯を聞いたのち、紛失届けの調書を作成しはじめた。交番のおじさんだ。
財布の形状、その中に何がはいっていたのか、現金はいくら入っていたのかなど。このとき、非常に気になったのは、この取り調べの質問があまりに細かすぎるということだった。
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おじさん「現金はいくら入ってたの?」
僕「だいたい、3-4万ぐらいかと思います」
おじさん「一万円札が3枚?それとも千円札が30枚?五千円札はあった?」
僕「いや、ちょっとそんなに細かくは覚えてないんですけど、たしか...」
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おそらく、財布に入っている金額なんて、本人が正確に正確に覚えていないであろうから、
札ごとに何枚入っていたかを思い出させることで、支払い時の状況をトリガーに、より正確な金額に近づけようとしている、
とかそんな手法なのだろうとか思いながらも、僕はちょっとイライラしてきていた。
その後も続いていく、財布を落とした場所、時間、財布の形状、財布の中身に入っていたものなどについて、質問があまりに細かすぎる。
はたして、今ここまで答える必要があるのだろうか。
財布に入ってる金額が3万だろうが4万だろうが、いまの僕にはもうどうでもいいことになってしまっている。
僕は各駅の交番に財布が届いているのか、いち早く電話をかけてほしいだけなのだから。もしかしたら、もうどこかの交番に届いているかもしれないのに。
こんな細かい質問は、まずは電話して財布の有無をさくっと確認してもらってからその後じっくりで良いじゃないか。なぜ、このひとは3万か4万か、正確な金額を把握する必要があるのか?
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僕がうろ覚えで放った金額と、実際に出てきた財布の差額を見て、届いた財布からお金が盗まれたかどうかを確認したいのか?それとも、身分証もぜんぶ財布に入れて落としてしまったから、本人確認をするための情報をできる限りいまこの場で集めるようにしているのか?それともzrがrばえtならwrだえfがなあwrはwrはたc...
なんのため?誰のため?その質問は誰のための質問?
と頭のなかで気になりながら、おじさんと話していた。
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ふと我に返ったのは、クレジットカードについて答えているときだった。
おじさん「・・・えと、ほかには?」
ぼく「はい、クレジットカードも入ってました。」
おじさん「・・・何枚入ってたの?」
ぼく「3枚です。あの・・・」
おじさん「3枚はどこのカード?」
ぼく「VISAです。」
・・・あのそろそろ電話を
とそう言いかけたときに、気づいた。
そうか、この質問は、僕のための質問だった。
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自分がコーチングを受けていることに気づいたのだった。そうか、おじさんにコーチングされている中で、もう見つからないかもしれない財布のなかに、何が入っていたのかを一緒に思い出す作業をしてくれていたのだった。
それによって事後でやるべき作業も変わってくる。ぼくは、普段使うカードは限られているのだが、ずぼらで財布の中身をあまり入れ替えたりしないので、かなり昔に入れてほぼ使っていないクレジットやキャッシュカードも一緒に入ったままだ。実際、ほぼ使っていないゆうちょカードを入れっぱなしにしていたことも忘れていたが、おじさんの、キャッシュカードの枚数とどこのカードかの質問で、思い出したのだった。
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誰のためのシツモン? それは僕のためだ。知らず知らずのうちにコーチングされていたのだから。
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でも結局、どの交番にも財布は届いておらずだった。
これからどうしようか。
交番を出たとき、時計は16:30になっていた。
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●16:30 - 誰のための107円?
どうしようもなく途方にくれそうなタイミングである。なにしろ、急いで東京の家を出たため、朝からほとんど何も食べておらずとてもお腹は空いているし(家族旅行に合流してがっつり食べれる予定だった)、この真夏に海辺だとそれはそれは喉が渇く。それに加えて、今日はどうにかして明石大橋を渡り淡路島に行かなければならない。
しかし、僕に残されたお金は 、たまたまポケットに入っていた107円onlyである。
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ここで考えた。
この107円をどう使うのが正解なのだろう。
答えのない、しかしおそらく限りなく正解に近い答えはあるのであろう、この質問を頭の中で反芻した。
あらためて。
お腹は空いた、喉は渇く。それ加えて、どうにかしてあの橋を渡り島の家族に会いに行かなければならない。
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この107円をどう使うのが正解なのだろうか。
半分思考停止になりながら、コンビニで102円のパンを手に取った。だが、無理だ、税込だと110円になってしまう。だれが増税したんだ。国を恨む。誰のためのゼイキン?
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しかし、そこで冷静になる。
このさきの見えない勝負の中で、このツナマヨパンに自分の107円をbetしようとしていたのかい?それは、かなりクレイジーだ。
おそらく財布は出てくると楽観的な精神状況でいながらも、当然、一生財布が出てこない最悪のシナリオを悲観的に想定しながら行動しなければならない。
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現金は4,0000円以上、
クレジットカードにキャッシュカード、
運転免許証に、保険証に、自宅の鍵。
pontaにnanacoにsuicaに、
お気に入りのmikuちゃんverのファミマTポイントカード。
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この世のすべてをそこにおいてきたと言ってもいい。
その状況下で、自分はパンに残りのお金を使うのか。
選択肢を挙げる力と選択肢から選ぶ力
その別々のスキルが生きて行く上では必要になる。財布が出てこない状況で、どうやったらこの明石海峡を渡ることができるだろうか。
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お盆を楽しんでいるみなさまにこのタイミングこういった形での迷惑をかけたくないので、知り合いを呼ぶ、家族を呼ぶというのは最終の最終手段にしたい。三男の頭の中でも、かけていい迷惑とかけてはいけない迷惑があるのだ。
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あー、ヒッチハイクするならマジックペンが必要だなあ、とか、もし泳いでいくなら手持ちの鞄を預けるロッカーが必要だなあ、とかわけわからんことも拡散的に考えながら、
最終的に、ぼくはパンを買った。
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おいおい結局パンかよって話ですが、
コンビニでパンではなく、パン屋さんでパンを購入しました。
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パン屋でパンを買えば、
・パンがコンビニのパンより美味しい
という当たり前のメリットのほかに、
・エアコンで涼しい空間
・机と椅子
・電源
・求めれば、水
などがついてきて、とてもお買い得です。
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もちろん、財布が拾われたときの電話をいち早く取れるようにしてスタンバイが必要だし、家族と連絡がとれなくなることも考えると、いま最大のリスクは携帯の電池が切れてしまうことなのは当然で。
涼しい場所で電源さえあれば、財布を諦める意思決定を下すときまで、ぶっちゃけ楽しく過ごせるので、
でも近くのカフェで1杯やれるほどのお金もないので、107円でパン屋でパンを買うのは、わりと良いお買い物だったのではないかと思います。
ほかにどんな選択肢があったのか、は後学のためにもっと知りたいですね。
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誰のための107円?それは家族のためだった。
そしてこのころ、パン屋で17:00を迎えます。
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● 17:31 -誰のための指南?
果報は寝て待てということで、涼しく待っていたらですね、なんと隣駅の垂水駅の改札に財布が届いたと。やったー。昔から落としても落としても出てくるんです、世の中に感謝。
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財布が隣駅で見つかったと電話がかかってきたので、もう急いで取りに行ったわけです。隣駅なんで4分とかですぐ着いちゃうわけですよ。
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(・・・本当にいい人に拾ってもらって感謝だなあ)とか、
(・・・いろいろ手まわししてくれた駅員さんや交番のおじさんに感謝だなあ)とか、
そんなことを思いながら、財布を迎えに行ったわけですが、
ふと気になって、
「この財布って、何時頃ここに届いたんですか?」
と垂水駅の駅員さんに質問してみたんですね。
すると、この財布が改札に届いたのが、15:20だったんですよ。
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それって、僕が電車を降りた直後で、最初に駅員さんに相談をしたよりも、10分も前だったんですね。つまりは、僕が最初に相談した頃には、もう既に財布は駅に届いていたんですよ。しかも、垂水駅の駅員さんは財布が届いてすぐ落し物に登録したんだとか。
財布を受け取ったこのとき、もう17:25です。2時間は財布をめぐり頭の中がぐるぐるしてたわけですね。
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それって、なんかアレダナーと思い。
最初の駅員さんの「すべての駅に財布が届いていないか確認したが、どこにも届いていない」というのが嘘になってしまうというか、
僕は「可能性のある各駅ぜんぶ調べていただけますか?」と念をおしてお願いしていたのに、そりゃ駅員さんも忙しい身なので確認がめんどうで、主要駅だけ調べて、各駅は調べてくれていなかったのでは?とか思ってきてですね。
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すでに駅に届いている財布を見つけるために、この2時間を、107円やら何やら試行錯誤してたわけで。それって、すごく残念な話だなあと思い、これはヒトコト言ってやろうかなと思ってですね。
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まず駅員さんの対応のおかげで、こうして別の駅に届いた財布が見つかったわけなので、職務は全うしてくれているわけなので、そこにはきちんと丁寧にお礼をする。お礼をした上で、そのプラスαで、伝えるべきことがあるかもしれない。
「ありがとうございました。でも実は、この財布があの頃15:20には既に届いていましてね。」と。それを見つけられなかったのって、多いって言っても7-8駅なわけですから、本当に電話して確認してくれていたらたった10分ほどでわかったのではないですかと。
僕はよく物を落とす身なので、そういうときの駅員さんの対応って、すごくすごく大事だと思ったりするんですよね。
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でも、相手を問いただす前に考えておかないといけないのはですね、
まず第一に、
それは誰のための指南なのだろうか
ということだと思います。
この指南って、自分のため? ( ≒ 自分がイラっとしたことを自分がスッキリするために文句を言ってるだけのか。)
それともこの指南は、相手のため? ( ≒ 相手の態度が良くなかったことを伝えて、今後、相手が成長することを期待しての指摘 )
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前者(自分のため)なら、わざわざ今言う必要ってなくて、友達とかに、あとで愚痴れば良いのです。
後者(相手のため)だとしても、「いや、そもそもお前は何様だよw」「誰視点でドヤってんだよw」って話なんですが笑
それでも、いちユーザーとしてカスタマーとして、サービスの向上に一躍買えるのは実際のユーザーだけだと思うので、必要と思っています。
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客観的に自分で確認して、
後者 : 相手のための指南 だと思ったので、伝えた方がいいだろうと思いました。
誰のための指南?それはあなたのためです。そして未来のユーザーたちのためです。
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● 17:33 -誰のための自問?
相手のための指摘であることを自分で確認できた、でもその次に、まだ確認すべきことがあります。
それは、
相手に問う前に、まずは自分の非を問うているだろうか
という自問です。
すくなくとも、ぼくは少しイラっとしてるわけなので、冷静なつもりでも、冷静な視点は少し欠いていると思った方が良いでしょう。また、相手に非を求めるときって、そのだいたいが、自分に原因があったりするわけなので、まずはそこを深く深く探りにいった方が良いと思っている派です。
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そして、本件で自分の非を問いただすと真っ先にぶつかるのが、
「そもそも、お前がもの落としたのが悪いんだろ、バーロォ」
ってことなんですが、
でも、いまは僕が財布を落としてしまってからの対応の話をしてるわけなので、そこは争点からは外して考えた方がいいわけですね。こういうのが、棚上げです。
僕の人間的欠陥がそもそもコトの発端なのですが、より良い世界をつくるための議論には、こういった棚上げが、ときに必要です。
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そんなことを考えながら隣駅だったので、4分ぐらいでですね、すぐ改札に戻ってきたんですね。
で、もうすぐ改札ってところで、立ち止まりました。
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● 17:34 -誰のための第1問?
はて、おかしいな。ここでクイズ、第1問です。
Q第1問. なぜ、駅員さんは垂水駅に電話をかけていないのか?
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A. それは、僕の思い込みが、駅員さんの頭の中の候補先から”垂水駅”を消してしまっていたからです。
詳しくビジュアルで説明すると、
つまり、この文章の冒頭に書いてある、
最後に財布を見た記憶として、快速電車の窓際に財布を置いた記憶があるので、おそらく、垂水駅で乗り換えるときに財布を置いてきてしまったのであろう。
というこれですね、この仮説があくまで仮説なのに、それ以降、前提としてストーリーが進んでいってしまったわけですね。
でも、この仮説がこの前提が間違っていた?
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「財布は快速電車に起き忘れたものではなかった」
その場合、
乗り換え時に垂水駅で落としたなら、垂水も、乗り換え後の各駅停車の電車に起き忘れたなら、舞子、朝霧も、候補に含まれるはずなんですが、
ビジュアルで説明すると、
勘違いとか思い込みってこわいですね。
お互いに前提を揃えることはとても大事なことですが、自分だけでなく相手の思考も奪ってしまうことにもなりえてしまう。
しかも、僕の口頭での説明が不十分だったわけなんですが、それも飲み込んで、相手に非を見出してヒトコト言ってやろうとしていたわけですから。本当に恐ろしいですよね。
誰のための自問? それは2人の関係のため。
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● 18:24 -誰のための時間?
舞子駅でバスを待って、そこから淡路島を横断する間、時間にして40-60分ぐらいでしょうか? 暇だったのでついついnoteを書いてしまいました。こんなどうでも良い議題を、最後まで読んでくれる方はなかなか居ないと思うんですけど、居たら本当すごいですね。ありがたい。でも、読んでくれて言うのもあれですけど、それ、誰のための時間?
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あー、誰のためのお盆?
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