大森町の木造アパート

最初に警告。
千葉市中央区大森町に住んではいけない
木造アパートに住むなんてもってのほか!

私は13年間、千葉市中央区大森町の木造アパートに住んでいる。
築36年。

住民のほとんどは、私のようなナマポや単身老人のように、普通のアパートでは入居を断られる人達だ。
だから、普通の人の家賃は3万5千円だが、ナマポの家賃は、千葉市の家賃扶助の上限である4万1千円に設定されてる。
安倍政権の時に家賃扶助は減額されたので、元々の家賃は4万5千円だった。
一万円も上乗せしてたわけで、立派な貧困ビジネスと言っていい。

でも大森町の築30年を超えた木造アパートで、しかも形も変でボロい。
だから7年くらい前から8室ある部屋が埋まったことはない。
コロナ禍の時に、満室になるだろうと思ってたら、コロナ禍で入居したのは1人だけ。
理由もコロナ禍のせいじゃない。

つまり、ナマポや単身老人でさえ住みたいと思わないアパート。

その上、今年の4月に700m離れたところにあったヤックスが閉店した。
これで一番近いスーパーマーケットは、1km強離れたマルエツになった。
それで、大家はアパートを売ることにした。
こんなアパートが売れるの時間かかるだろうなあ、と思ったら、なんと1ヶ月で売れた!

2,800万円で売りに出されてたのを、木更津に本社がある家賃保証の会社が買ったのだ。
一通り不動産関係の子会社が揃ってる会社が買ったのには驚いた。
現物を見て買ったのか?
ヤックスが閉店したことを知って買ったのか?
大森町や白旗はどんどん寂れていってるのを知ってて買ったのか?
東日本大震災でアパートの基礎にヒビが入ってることを知って買ったのか?

私はてっきりアパートは壊して、屋根付きの月極め駐車場にでもするのかな?と思った。
屋根なしの月極め駐車場はたくさんあるけど、屋根付きは一つもないから、全部埋めることができて、将来的にも赤字になる心配はない。

だけど、アパートを壊すどころか、築36年のボロ木造アパートをリフォームすることになった。
工事は今月から始まり、来月には外壁やベランダの補修もやるそうだ。
その前に基礎の補強をしろよ、って思った。

リフォームしても基礎を補強しない限り、また震度5強の大地震が起きれば、アパートが倒壊する恐れがある。
それ以前にリフォーム工事をおこなうことで、アパートが倒壊するんじゃないかという恐怖心がある。

大森町の生活保護担当者にそのことを話したら、「いくらなんでも」と笑われたが、13年間住んでたら誰だってそう危惧すると思う。

築36年の木造アパートをリフォームするって聞いたことないんだけど、普通にあることなの?

軽量鉄骨のアパートに建て替えた方が安上がりだと思うけど。
建て替えなら、プロパンガスから東京ガスに替えることもできるし、近くの淑徳大学の学生が入居する可能性も高まる。

まあでも、大森町の木造アパートを買う時点で、考え方が普通の会社とは違うから、何をやっても驚かない方がいいんだろうけど、
やっぱり常軌を逸してる

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