見出し画像

「つもり違い」によるすれ違い

「つもりちがい十ヶ条」を読んだこと、聞いたことある方も多いと思います。
お寺などに行った際に貼られているアレです。
最近、折に触れて感じることがあり、改めて読んでみるとやっぱり深い。

1. 高いつもりで低いのが教養
2. 低いつもりで高いのが気位
3. 深いつもりで浅いのが知恵
4. 浅いつもりで深いのが欲望
5. 厚いつもりで薄いのが人情
6. 薄いつもりで厚いのが面皮
7. 強いつもりで弱いのが根性
8. 弱いつもりで強いのが自我
9. 多いつもりで少いのが分別
10.少いつもりで多いのが無駄
そのつもりでがんばりましょう


全員が意識出来ると素晴らしい事だな、と思う一方でなかなか難しい。
だけど組織を率いるトップ、リーダー層は必ず意識しなければならないことだと思っています。
周りにいる人には「つもり」ではなく「つもり違い」が素直に映るもの。
自分が思っているような自分ではない「つもり違い」を気をつけないと、気付いたら周りのメンバーが付いてきてくれなくなったりすることも。

また上記の「つもり違い」と別切り口ですが

1. ビジョンを掲げているつもりで、メンバーにすら伝わっていない
2. 仕事の進め方などで伝えたつもりで、伝わっていない
3. 優先順位を伝えたつもりで、伝わっていない  etc.

などの仕事を進める中で「伝えたつもりだけど、伝わっていない」が積み重なることって思い当たりありますよね。

コミュニケーションは「伝えることではなく、伝わること」で初めて成立します。
なので伝える側の人は、伝えることで満足せず、伝わることを意識してコミュニケーションを心掛けることが「つもり違い」によるすれ違いによるストレスからも解放されるのかな?と。

相手を思いやり、丁寧にコミュニケーションを取ること。
自分は自分が思うほどちゃんと出来ていないことをしっかりと認識する。

こう言うことがリーダーには大事なのかなぁ、と思います。

勿論、コミュニケーションの受け手も「つもり違い」にならないように、しっかりとその場で疑問点などをぶつけてお互いの求めている事を確認しあってから仕事を進めると円滑に進められることも多いと思います。

P.S. 昔撮った中禅寺湖の夕日の写真を見て、やっぱり日本って綺麗だよなぁ、と思いを馳せるジャカルタでの昼下がり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?