昔むかし話し35

心磨きと言うものは先祖かぐや姫をはじめ
代々一族に伝わる歴史あるものです。

我々一族は宇宙で完璧な形で誕生します。

完璧な事に飽きたり疲れて地球にやってきたのです。

そして地球で様々埃や垢にまみれ、それらを見事に磨き落として楽しんでいました。

自分だけでは飽き足らず地球の人々にも伝えて行く様になりました。

心を磨くと言う言葉のとうり汚れの下にはとても綺麗な心が静かに眠っているのです。

本来持っている宝石のような光り輝く心を磨くことにより眠りの世界から目覚めさせるのです。

小百合は事細かく話しをすすめていきました。

われわれ一族は食事のとき三尺三寸の箸を使ってご飯をいただきます。

こんな長さの箸だったら自分自身では自らの口に運ぶ事が不可能です。

さてどうしたのでしょう?

"分かる人いますか!

微笑みながら家族に向かって問いかけてみました。

''はい!わかりました" 大きな声と共に三男健二が右手を高く上げました。

       つづく

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