昔むかし話し28

小百合は深い眠むりから覚めるが如く。過去の様々な記憶や懐かしい、かぐや姫やおばあちゃんとのやりとりが蘇ってきました。

義郎は小百合がいろいろな経験や修行をしてきた話しをききながら短かかった、一緒に過ごした日々を思い出していました。

小百合は義郎に優しく語りかけました。
私は、かつて心磨きの旅に出かけていきました。

その途上で貴方と出会いました。すこし旅に疲れていた私は、貴方の優しさや暖かさに、
安らぎと共に癒やをいただきました。
沢山の子宝にも恵まれて、幸せいっばいの日々でした。

しかし先祖からの願いや、かぐや姫とおばあちゃんとの約束、また使命感などが頭を巡り
私だけこんな幸せでいいんだろうか。

人々の幸せのお手伝いを疎かにしていていいんだろうか。

様々な考えを何日もかけて整理して結論を出しました。

そして、また心磨きの旅に家族を残して旅立ちしたのです。

人っ不思議ですね。小百合はポツリと呟きました。

    つづく

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