昔のむかし話し1

むかし昔あるところにシングルファザーがいました。
奥さんと7人の子供がいました。
がある日突然奥さん出て行きました。シングルファザーは困ってしまい考えました。
コレからどうしよう、考えてただけで1日2日と経ってしまいました。

その時いちばん末っ子の5歳の男の子が木の葉っぱでお金を作り
"兄弟みんなで家の用事や仕事してくれたらこのお金あげるね!"って言った。

兄弟みんなはこの木の葉っぱのお金欲しくて一生懸命働きました。

みんながあまり働くため庭の木の葉っぱがなくなって来た頃兄弟はみんな大金持ちになっていました、
"
わーい家の中は片付くし畑には芋や大根白菜などいっぱいで田んぼにはお米が豊作だ!"

お母さんいなくなったのに食べるものもいっぱいあるしお金もいっぱいあるし、いつの日かさみしさもいやされていきました。

お金持ちになった兄弟の一番上の、(長男)は体力もあったのでたくさん働き1番金もちになっていきました。

長男は次男にお金を払って"ちょとコレで親父のかたでももんでやってあげてや"といい、次男三男は長男に家庭教師をお願いして月謝を払いました。
(つ)(づ)(く)


長男は大変勉強が出来たので教えてあげた次男三男もグングン成績があがっていきました。

上の兄弟3人があまり楽しそうに勉強しているのを見て下の4人も"ぼくらも仲間にはいりたい!"といってきました。

長男は良雄といい通称"ヨッチャンとよぼれていました。次男 雄二、三男 健二、四男 隆、五男誠 長女 久美子、そして末っ子の 登  ちなみに父は義郎といい8人で暮らしています、

ちっちゃな末っ子の、登のちっちゃなアイデアが母のいない家庭に楽しさや明るさをもたらしました。

一枚の葉っぱと登の考えによって素晴らしい家庭となっていきました。

このアイデアが無かったら愚痴の絶えない暗い家庭になっていたかもわかりません。

久美子と登は歳も近く何時も一緒に遊んだり勉強したりしています。2人は時々空を見上げて"お母ちゃんどこにいてるんかな〜とつぶやきます。

      つづく


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