昔むかし話し30

かれこれ1年半経ったある日、義郎の元に
何か感度のあまり良く無い絡印(ライン)が繋がってきました。

耳を凝らしよくよく聞いてみたところ、
何とあのかぐや姫からではありませんか!

義郎は、驚きと戸惑いで地に足もつかないまま
舞い上がってしまいました。

"まさか、小百合の御先祖様のかぐや姫様でございますか?"

軽いなまりドモリもまじってしどろもろに話しかけてみました。

義郎さん、小百合の事でなにかとご迷惑やご心配をおかけして大変申し訳ありません。
もうすぐ帰って来ると思いますので、
いろいろ話を聞いて下さい。我々の一族はすこし特殊な人種なので不思議なことが度々あると思いますが宜しくお願いします。
細かい話は小百合とゆっくりと、楽しみにしておいてくださいね。
そう告げるとかぐや姫は絡印(ライン)からさっていきました。

それから数カ月経った日の朝方丘の向こうから人影が.....,"ただいま!"大きな声で叫びながら小百合が軽やかに駆けてきました。               

            つづく

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