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あのセットプレーでの失点を防ぐには……

今、話題のセットプレー攻撃に、高川学園(山口県代表)が高校サッカー選手権で見せているトルメンタがあると思います。

この攻撃で失点しない方法を考えてみました。

▶はじめに

セットプレーの攻撃に置いて、どのようにマークを外す(or付かれない)かを考えることはとても大事だと思います。

そして、決めている戦術を再現する高い技術と勝負強さも同じくらい大事だと思います。

この両方を兼ね備えた攻撃をした高川学園の選手たち、そしてその攻撃方法を完成させた関係者の方には尊敬の気持ちしかありません。

そして、リスペクトの気持ちを持ちつつ、自分なりに本気であの攻撃で失点をしないことだけを意識して、考えさせていただきました。

▶トルメンタとは

キッカーがボールを置いて下がる。

中にいる選手が手を繋ぎながら回る。

キッカーが助走に入る。

手繋ぎを解除し、勢いよく走り込む。

このような攻撃方法が高川学園でトルメンタと名付けられました。

ちなみに、トルメンタとはスペイン語で”嵐”などの意味があります。

上記攻撃の中で、”手を繋ぎながら回る”というところに注目し、名付けられたのだと思います。

▶効果的な守備方法

この攻撃はマークに付かれずに走り込める可能性が高く、そこに合わせてくるキックをされたら防げない可能性が高いかと思います。

なので、現段階で私が思い浮かんだ守備方法は、”正当な守備で勝負を挑み、ファールを取ってもらう”という戦法です。

2つのポイントで守り切れる確率は大きく上がると思います。

①主審へのルール確認

この攻撃がルール内であるか否かが明確に決められている訳ではありませんが、物などを使って自分のプレーを有利にすることは禁止されています。

それは、”反スポーツ的な行為”に該当することになるからです。

『他者の体を使い、自分のプレーを有利にしている』
と思われてもおかしくはありません。

ファールかどうかの判断は、あくまで主審に委ねられていますが、珍しいプレーに関してはすぐに正しいルールを適用できない可能性もあるため、事象が起こる前に働きかけておく必要があると思います。

キャプテン翼のスカイラブハリケーンが禁止されているのと広い意味では同じではないかと思います。

②マンマークを付きに行く

自身のマークがどこから走り込んで来るか分からないため、一定の程度の距離を取って警戒をして、ニアにもファーにも対応できるようにするのが取られがちな作戦かと思います。

しかし、それでは走り込んで来る選手との競り合いに勝つことは難しいです。

ならば、あえて近づき、相手の腕が自身の動きを妨害していて、相手が有利になるように使われていると判断してもらうのが効果的かと思います。

▶終わりに

今回書いた守備方法はあくまで個人の見解です。

また、ファールをもらいに行くのを快く思わない方もいらっしゃるかと思いますが、このトルメンタで失点しないようにすることだけを考えた方法です。


今後、マークの配置や守備時の心構えで守り切れる方法を一生懸命考え抜きます。
それに加え、手を繋がずに回転された場合の守備方法も考え抜きます。


読んでいただき、ありがとうございました。

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