第24回名古屋グランプリ 出走全馬解説

1,エクセスリターン
前走の観月橋ステークスは勝負どころから内ラチ沿いを回って進出し、直線で最低限外に出すだけの立ち回りでの勝利と恵まれた面はあった。馬券の相手には必要だろうが、過大評価は禁物。

2,ヒロイックテイル
JRAから高知に移籍しての初戦。もまれるとダメなので先行したいタイプだが、近走は行きっぷりが悪くなっており低迷が続いている。ただ、このメンバーだとハナを切れる可能性もありそうなので、相手には入れておきたい。

3,レッドファーロ
前走のブリリアントステークスは出遅れて後方から。終始3・4頭ぶん外を回らされたことと早めに位置を上げた影響もあったか直線の伸びはジワジワだった。中7日の強行軍となるが、疲れさえなけば勝ち負けになる。

4,ディクテオン
湿った馬場だとパフォーマンスを落とすので雨がなんとか降らずにレースを迎えられそうなのはプラス。3走前に勝った舞台・ジョッキーでの巻き返しに期待。

5,トランセンデンス
近2走はJRA所属馬がいないメンバー構成で2秒差以上の大敗。この相手では厳しい。

6,アンタンスルフレ
2走前にはJRAの阪神大賞典出走して経験を積んだが、前走の東海桜花賞は2番人気ながら勝負どころから手応えが鈍く4着。今回は相手が強そう。

7,ハクサンアルタイル
2・3走前は連勝しているが、前走の東海桜花賞の内容からは苦戦必至。

8,アルバーシャ
同じ地元勢のハクサンアルタイルに2連敗中ということからも狙えない。

9,ブリーザフレスカ
地元勢の筆頭格であることに間違いはないが、JRA勢にはさすがに歯が立たないか。

10,ノットゥルノ
どうしても左回りではパフォーマンスを落としてしまう馬で前走は度外視可能。2走前の佐賀記念より1kg軽い斤量も魅力だし、巻き返し必至の一戦。

11,キリンジ
2走前の佐賀記念ではノットゥルノより4kg斤量が軽かったが今回は2kgになるし、前走ではスイッチが入り切らなかったように気性面での難しさも残っている。評価は相手まで。

12,フォルベルール
金沢からの遠征馬。ここでは追走も精一杯か。