網戸の張り替え方法

網戸の張り替え方法について説明します。
方法は人それぞれあると思うのですが
参考になれば幸いです。

網戸の張り替えの流れ


大まかなながれは3ステップです

  1. ゴムを外してネットを外す

  2. ネットを取り付ける

  3. 余分なネットを切り取る

張り替えのポイント

  • 適切なネットの種類を選ぶ

    ネットのメッシュサイズは18・20・24・30メッシュと種類があります。
    数字が大きくなれば目が細かいです。

    ホームセンター等で手に入りやすいのは18だとおもいます。

    個人差があると思いますが、
    私は目が荒いサイズの方が貼りやすいです。

    色は灰色と黒の2種類が一般的です。

  • 適したゴムのサイズを選ぶ

    ゴムには2.8mm・3.5mm・4.5mm・5.5mmと規格があります。

    適したゴムのサイズを選ばないとしっかり貼れません。
    ですのでゴムの切れ端をホームセンターに直接持っていき、確認するのが確実です。

    ゴムにも黒と灰色の2種類があります。

必要な道具

  • カッターナイフ

  • ネット

  • 網戸ゴム

  • プラスドライバー

  • 網戸ローラー

張り替え方法

では実際のはりかえについて説明します。

網戸は網戸上部にストッパーがついています。
ストッパーを緩めていきます。

ストッパーが降りたら網戸下を持ち上げて
外していきます。

外し終えて床に置いている状態です。
メッシュと網戸の枠のスキマにゴムが入っています。
ゴムを取っていきましょう。

メッシュとゴムが取れました。

この網戸のタイプの張り替えは大変難しいです。

なぜかと言いますと
枠の真ん中に骨がないからです。

メッシュをゴムで抑え込んでいくとメッシュが引っ張られ枠が反っていきます。
真ん中に骨がないこのタイプは反りが大きく出る傾向があります。
最悪は網戸を締めても隙間が空いてしまうのです。
その場合は失敗です。


上記のことを意識しつつ
気を使って張っていきましょう。


まず貼るメッシュを枠に広げます。
その際にメッシュの出ずらが均等に出ているか確認します。

赤枠が出ずらです。手前から奥まで均等であることが大切です。

続いてゴムをはめていきます。
写真右上に網戸の全体図的なものを添えました。
端から張っていきます。

この際に注意したいのはできるだけメッシュに水平に張ることです。



つぎも同じくメッシュに対して水平になることを意識して張っていきます。

ポイントは
メッシュの出ずらが均等になるように張っていくことです。
左手でメッシュを抑えて出ずらが均等になるように調整しましょう。


2つ目の短辺側はしっかりと張っても反りが出る心配はありません。
その代わりにメッシュのたわみが出来ないようにしっかり目ではります。

しっかり張るためには
左手で強めにメッシュを抑えながらゴムを押し込むと自然にしっかりと張れて行きます。


いよいよ最後の辺ですがここが大変難しいです。
強く張りすぎますと大きく沿ってしまいます。
弱すぎるとたるんでしまいます。

私のやり方ですが
枠の内側の網戸を左手で抑え、ゴムにメッシュが巻き込まれる程度と調整しながら張っていきます


断面

貼り終えましたらゴムをカットします。

メッシュロールからメッシュを切り取ります。
この際の切り取りは適当で良いです。

網戸を斜めから眺め、たわみがないか確認します。
この時点でたわみがあった場合はまだ直すことが出来ます。
たわみのある辺の網戸ゴムを外してもう一度やり直しましょう。

たわみがなければカットしていきます。
網戸ゴムのスキマにカッターを入れる溝があるので
そこに沿わせて刃を入れていきます。

張り替え完了しました。

設置前にフローリングの目地で網戸の反りを確認してみるのも良いかもしれません。
既にメッシュをカットしてしまいましたが
カットしていなければ、この方法で反りすぎが判明すれば手直しが出来ます。

実際に設置し、網戸に隙間がないので完成です。


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