政府主導の給与のデジタル払い

2021年4月19日、20日の日経新聞に政府が給料のデジタル払いに向けて体制を整えてるという記事を読んだ。ゆくゆくは、まずデジタル払いにしてから月に一度は換金が手数料無料でてきるようになるから、PayPayやLINEpayなどに売上が即反映されるシステムになればそこの手数料はかからないです。例えばmenuというフードデリバリーがあって、売上金がアプリから写真のように確認できて、出金依頼をすると10分とかで反映されます。



これがアプリ内ではなく、PayPayやLINEpayに即座に残高が反映される。そうなるとどうなるかというと、menuの売上は2万以下だと引き出し手数料400円、1回の引き出しに月5回目からは手数料400円かかるんだけどそれが無料になる。つまり、売上から手数料が中抜きされてる。なんで中抜きされてるかというと従来の銀行のシステムを使ってるから。その手数料を少しでも少なくするために月1の給料でまとめて一斉に振り込んだり、同じ銀行に口座を持たせたりして同行間の手数料安いから手数料コストを削減したりしてる。menuのシステムも、要するに1日2件配達して1200円稼いだとして、毎回その都度引き出すために手数料が400円とかかかるから、ならまとめてある程度売上金ができたら引き出してくださいという事なんだと思う。しかしながらPayPayやLINEpayを使えば送金手数料はかからないです。当たり前の話とは思うんだけど。そんで即金ニーズは実はめっさ高いとtimeeeっていう日払いのバイトアプリが爆伸びしたり実際にそれを使い、その日の売上が即入金されるのをみてかなり便利だなと。けど、現状は月1の支払いとか遅いとなる。つまり5/1にがっつり20000円稼いだとしても、そのお金が入るのは6月15日とか。けどそれが即時Paypayに20000円入ったらどうなるか?僕は20000円あったら帰りに頑張ったからマルエツで肉とか炭酸とか色々買ってしまうかもしれないです。しかもPaypayに入ってるのは即使えるので、割と物理的な金離れもいい。
つまり、入金サイクルがデジタル払いになると鬼速になると割と金離れもよくなるんじゃないかなと。さらに現状、PayPayはほとんど主要なお店やコンビニで使える事ができるし、それが政府主導でやれば、ほとんどのお店は政府主導でニュースにもなってるから、うちのお店も導入しようかなとなる。その下地ができるとみんなやってるのにうちやってないみたいな、みんながやってるからやる、クールみたいな雰囲気になりそれが加速するはず。何よりもそうなるとさらに財布を持たなくても良くなる。僕はmenuで手数料ごっそり抜かれる思いをしてそれを痛感してる。

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