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香港の外国人ヘルパーのお休みはいつ?

香港の外国人ヘルパーは下記の休暇が与えられています。

1. 1週間に一度の休日(多くの人が日曜日にとっていると思います)
2. 祝日
3. 有給休暇

*上記の他に、雇用主とヘルパー双方が契約更新に合意した場合、ヘルパーは新しい契約期間が開始される前にヘルパーの祖国に雇用主の負担で7日以上帰国できます。

下記にてそれぞれ説明します。

1.1週間に一度の休日

 1週間に一度、休日があります。教会に行く人も多いので、ほとんどの人が日曜日にとっていると思います。
 休日に無理やり働かせると最大でHK$50,000の罰金になります。しかし、同じ月内(もしくは30日以内)に代休を与える事を条件に、ヘルパーの同意が得られれば、休日に働いてもらう事ができます。

2.祝日
 年間12日の祝日が与えられています(下記)。
ただし、雇用されてから3ヶ月間は祝日はありません。
祝日についても、48時間以上前に伝え、代休を与える事を条件に働いてもらう事ができます。
追加の賃金をはらって祝日を買い取るという事は、例えヘルパーが同意していてもできません(最大HK$50,000の罰金)。

1.The first day of January
2.Lunar New Year’s Day
3.The second day of Lunar New Year
4.The third day of Lunar New Year
5.Ching Ming Festival
6.Labour Day, being the first day of May
7.Tuen Ng Festival
8.Hong Kong Special Administrative Region Establishment Day, being the first day of July
9.The day following the Chinese Mid-Autumn Festival
10.Chung Yeung Festival
11.National Day, being the first day of October
12.Chinese Winter Solstice Festival or Christmas Day (at the option of the employer) 


 香港の公衆祝日(Public holiday)は17日あり、政府機関や大手民間企業も17日間祝日をとっています。しかしながら、雇用条件(日本でいう労働基準法)が定める法定休日(Statutory holiday)は12日となっており、ヘルパーが取得できる祝日も法定休日にしたがって12日になっています。また、同様に香港は週休2日制が普及しておりますが、ヘルパーは週休1日となっています。
 公衆祝日と法定休日、週休2日と1日の違いは、一般論として政府機関や大企業は公衆祝日、週休2日に従い、中小企業や個人事業主は法定休日、週休1日となっている場合が多い様です。


3.有給休暇
 1年目は7日間の有給休暇がある。同じ雇用主に雇われ続ければ、1年毎に1日ずつ有給休暇が増える(最大14日)。


参考)Practical Guide For Employment of Foreign Domestic Helpers
https://www.fdh.labour.gov.hk/res/pdf/FDHguideEnglish.pdf

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