見出し画像

地域にとって良い場所に

こんにちは。COZY/JASSBAの遠藤です。
今回からnoteを使ってまとめていきたいと思います。

自粛期間中もオンラインでのレッスンであったり、自粛が明けたあとにエネルギーを持って仕事が出来るように色々な準備をしておりましたが、実際に現場も今月から徐々に通常通りに戻ってきました。

おとといの土曜日から活動を再開したJJAC×JASSBAアスリート塾館林校。

久々の活動になりましたが、10人の子供たちが参加をしてくれました。子供たち同士も久しぶりに会うようでしたし、親御さん同士も久々のコミュニケーションを取れたようで、なんだかこの空気感に少しホッとした感じがしました。

子供たちの話を聞いたりすると、この期間になかなか体を動かせなかった子もいれば、自転車に乗って遠くまで走りに行っていた、というような子もいたり。学校はお休みでしたし、家にいる事も多かったと思いますが、それぞれにとって意味のある期間になったようで、こちらも少しホッとしました。

さて、まずはレポートです。

久しぶりの活動は野外にて。
慶友総合病院の広場を使って実施しました。とても広々としたところで、とても良い場所です。最初はちょっとしたサーキットを作って体を動かしたり、鬼ごっこやリレーなどをしたり。今回はしばらく期間が空いていたこともあって、あまり内容も詰め込まずに、自分も子供たちもペースを確認するようにだいぶゆとりを持って進めていきました。

アスリート塾の在り方や雰囲気は、各地域によって様々なものとなっています。
館林は、子供たちや親御さんがどんな場所を求めているかな?と最初に考えたときに、まずは「遊び」を楽しめる場所、家族同士・子供同士のコミュニティ、新しい刺激を受けられる場所、とこのあたりを自分の中では大事にしたいなと考えていました。

それが少しずつ形になってきて、子供たちの成長した部分を感じられたり、新しい選択肢が広がっていることが見え始めると嬉しい気持ちになります。
特に幼児〜小学校低学年生は、運動機能を高めるとともに社会性の学びも同じか、それ以上に大切にしているところです。そのあたりをじっくり観察したり、色々な視点から見るためにはまずはコーチはそれが出来る立ち位置に立つ、その流れを作る必要があると思います。

まずは子供たちが自分たちから運動にのめり込める環境を準備する、ということです。たとえば館林のアスリート塾であれば、広々とした運動に適した広場があって、一緒に楽しめる仲間がいて、そこでの自分の役割は子供たちの好奇心を引き出したり、新しいプログラムをどんどん生み出していくことです。
大人が手を加えるのではなく、あくまでも運動あそびの主役は子供たちで、僕らはそのきっかけを生み出すことに専念する。いわゆる、今は「プレイリーダー」と言われるような存在であればいいな、と思っています。ですので、館林でのアスリート塾ではそのきっかけを生み出すのに、あえて自由な時間もプログラム構成に入れるようにしています。

今回も最初は大縄をやって、その後ボールを使った鬼ごっこが始まり、少しやったら次はドッチボールを始めました。
その後少し自由な時間をとると、あるグループの子たちはボールを取られないように大縄を使ったあそびをしていました。
見ていると以前やったような他のゲームのルールを活用していましたし、そのあたりをサクッと決めて新しい遊びが始められるようになってきたんだなぁと思いました。
またあるグループは野球のような遊びを始めたり、最後は自分から皆んなに声をかけて高学年生のモチベーションが高まるようにルール設定でサッカーを始めて、最後まで夢中になって頑張れていました。
このような経験を積み重ねていくと、遊び方にもバリエーションが出ますし、子供たちの頭の中にも引き出しがたくさん増えてきますね。同じような遊びでも、その場そのときの状況で楽しめることが増えていくといいですね!

こういったスタンスでやっているアスリート塾はあまりありませんが、これはこれで新しい形かなと思いました。僕らがやりたい事も大事ですが、この地域の子供たちにとって必要なことをやっていきたいと思います。

また来週もよろしくお願い致します!

まずは子供たちだけで、15パターンくらいの鬼ごっこが出来る引き出しを持ってくれたらいいなー(笑)

今回の「プレイリーダー」にという役割について、少し今度まとめてみたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?