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スポーツゲームの時に考えていること

自分のnoteに書くのが、とても久々になってしまいました。
頭に浮かんでいることはすぐ忘れてしまったりするので、やっぱり小まめにnoteも書こう。。

毎週定期的にスタッフ陣で行っている勉強会、コーチングラボ。
先週からのテーマが「ゲーム性のあるプログラムについて」を議論をしています。
今日もみんなで色々な話し合いをしたのですが、やっぱりここは難しいテーマ。

自分でも話していて、
たまに分からなくなることがあるし、
ゲーム性プログラムから子供たちのモチベーションを上げるコツ、これはなかなか人に伝える難しさもあります。

少し読みづらいかもしれませんが、自分の頭の中にあることを整理してみる。





そもそもスポーツゲームの良さは何なのか。
ここをコーチが理解していないと子供たちにも上手く伝わらない。たしかにこれは大切。

スポーツゲームの良さは、どんな子達でも夢中になれるところにあると思う。
なぜ夢中になるかというと、結果が想像できないから。
クリアできるのか、出来ないのか、そのギリギリに立っているときが一番楽しいところだ。

例えば、

○20mのシャトルランを10本走って400mだ!
○スポーツゲームの中で走った走行距離が結果400mだった!

おそらく同じ距離を走ったとしても辛いのがわかっている中で頑張るのと、楽しむ中で出来ていたことでは、気持ちの負担は全然違う。

スポーツゲームをするときにも、
あまりにも力の差があるチーム分けをしたり、その時にハンデがなかったり、逆に簡単に出来すぎてしまう、難しすぎてクリアの希望が見えなさすぎるような内容だと、子供たちのモチベーションは下がってしまう。

楽しくプレーできる、というのが絶対条件。それを上手く構成されているのがスポーツと言えるし、僕が見ていて凄いなと感じるコーチは、その気にさせるコーチングがとても上手。

スポーツゲームをする前にいつも考えていることは、子供たちはスポーツゲームで成長するわけではないということ。

スポーツゲームの中で起こるミスや失敗に対しての対処を覚えたり、そのときのコミュニケーションを通して、これって面白いじゃん!と思えるようになる過程で成長するものだと思っています。

だとすると、まずやる事は

この子はどんな子なのか?
どんな性格なのか?
どんな頑張り方をする子なのか、
人とどんな関わり方をするのか、、

1人1人に対して、その理解していくことです。
その子、その子への理解があるからこそ掛ける言葉も、そのタイミングも変わります。
逆に、みんなに対して同じ言葉をかけてしまう、同じタイミングで説明していまうというのは、理解が足りていない時だろうと思います。

それに、そこのフィールドにいる子達への理解が深いと、不思議とこちらの焦りみたいな感情があまりなくなってくる。
上手く進めなきゃ、とか、ちゃんと説明しなきゃ。みたいなことが最初はありましたが、子供たちの理解が深まってきたり信頼関係が作れてくるにつれて、僕の場合はそれが自然となくなってきました。

良いタイミングで声を掛けれるように、この子がきっと壁にあたるのはこのあたりだろうから、それまでは自由にやらせておこう。と思えるようになった。

スポーツゲームで子供たちが成長を見せるとき、
夢中になっていること、
成功体験が積み重なってきてること、
少しのプレッシャーが掛かっていること、

ざっとこのあたりの条件がいつも揃ってる気がします。

夢中になっていることは、
失敗を恐れていない、何度もやりたいという気持ちが生まれていることとも言えます。

成功体験が積み重なってきていることは、
プログラムが徐々に難易度が増してきているとも言えます。

少しのプレッシャーが掛かっていることは、
それをクリアしたときには大なき喜びになるとも言えます。

この状況を上手く作り上げるために、
僕の場合はスポーツゲームをするときの雰囲気をとても大切にしている。

失敗を恐れないようになるには、ミスした時に良い意味でイジってあげられるような雰囲気、表情、言葉遣いが必要だと思っています。
よくある「ミスしても大丈夫だよ!」というのは、ある意味コーチの決まり文句みたいになっているなと感じた時があって、子供も言われ慣れてる。もちろん時と場合によりますが、今では少しイジれたり、その子の気持ちを少しくすぐれるような言葉かけが大切だと感じている。

それから成功体験が積み重ねること。これは、僕のやり方としては↑の失敗を恐れないようにさせられる事が出来るのであれば、あえて失敗を引き出すことを徐々に多くしたいと考えている。
失敗もやる事やったら成功できるイメージが湧くような失敗。そうすると失敗の割合よりも少しずつ成功の割合が増えてきて、そのときに子供たちの心は高揚感に満ちてくるから。ここがとにかくポイントだと思う。

そして、この高揚感が高まってきたところで、バチッとプレッシャーを与えたい。それはその時のゴールを設定するということです。

ここでクリアしたら、、
あと一回で、、
もしかしたら勝てるかも、、というようなプレッシャー。
でも高揚感が高まってる雰囲気の中でのプレッシャーは、嫌な気持ちではなく、ワクワク感であることが多い。だからプレッシャーの与えるタイミング、順序も成長を引き出すには大事なことだと思っている。


まずはこのあたりまで。

また続きを書こう。

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