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夢を見たんだ

あなたは再び出会った時、
一度も貴方を元カレとして認識したこともないよ。と言ったね。過去の1年半を否定されたようで否定はされていなくて、むしろ肯定もされていなくて存在が無かった。ショックだったな正直。否定されようなら、こっちはそれでも楽しかったよと肯定しようと思ったのに、無関心なんて。でも僕は感情的に強気にならないって、変に仮面を被らずに装わないって決めてたよ。だから、聞くんだ、なんで?って。パズルを埋めるように、貴方を再びあの時にはできなかったように、しっかり理解するんだ。強がらずに逃げないようにしっかり立ち向かって精算するんだ。たった1年半なんて、貴方は思っていたかもしれない。だから否定もされなかったんだろう。でもね僕にとっては初めてで、平成最後で、青春の本章で、何もかもが輝いて見えたんだ。上のリンゴも、下の虫にも気づかないくらいに目の前が明るくて純白で、青かったんだ。だからさ、僕はどんなに貴女が僕の気持ちとは全く交差することは無くても、それでも僕はあの時を貴方を素直に認めたいし良かったと歩を打ちたい。だって少なくとも僕の過去の人生が変わった瞬間だったから。そう思って貴方に聞くんだ。過去の思い出話よりも、それからの話をね。素直に称賛したいよ。なぜか分からない、理由はわからないけど、この時間が大きな意味をもたらすと思うんだ将来。根拠で動いてきた人間が、初めてそういった直感が働いたんだ。絶対合ってるだろ。そのくらい貴方は魅力で溢れてるんだよ。この気持ちは正直、恋や愛なんかじゃない。なんか人間としての話。俺はアメリカも住んだし、オーストラリアにも住んだよ。いっぱい凄い人に世界中で会ってきた。それでも、貴女のような人はいなかったよ。人間として興味があるんだ凄い。何かで関われたら、何かで時間を作れたら俺は何かしら過去の肯定もこれからの歩みを続けれる気がするよ。過去は変えられないけど、過去をよりよく見えるようにする為に俺は頑張るよ。そして大きくなってデカくなって会いにいくんだ。東京で。地元に戻って巡ってもいいね。俺はプランだらけだから、貴女はそこら辺で歩いてるかもしれないけど、待っててね。って言っても、待ってやくれやしないけど、こっちから会いにいくね。だから忘れないで。僕と貴女なら最強だと思うんだ。

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