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グリッドトレードやってみて気づいたこと


トレンド相場では死ぬ

 基本的にグリッドトレードはレンジ相場でしか力が発揮できないんですが(これはアタマではわかっていた)、想定したレンジから離れるほど死亡率が上がります。言い換えると「茹でガエル」になります。

 そんなこと分かってるよ!と言われそうですが、エントリーが積み上がった状態でレンジを外れると「想定外」の含み損に見舞われます。いやもう冗談抜きでおちおち寝てられません。

 そう、「含み損」なので未確定です。 それまではレンジ範囲内で確定利益が積み上がっていたため、いつか戻るだろうという気持ちが働きました。 裁量トレードをしている時とはまったく違う精神状態です。

締め時がわからない

マイナススワップが思った以上に重い

 開始後しばらくすると、利確したはずのポジションがマイナススワップのため最終的に「マイナス」でクローズしていることがあることに気づきます(すべてのポジションではありません。いわゆる「端っこ」のポジションで起こり得ます)。
 これは必ず誰にも起こる、というわけでもないようですが、私の入手したEAは、手数料という明確なコストがかからない代わりに、スワップが多めに引かれているようでした。

 ああ、なるほど提供者はこうやって利益を得ているのかあと納得しました。ボランティアじゃなかったんだという安心感というか。

 無料で配布しているEAは認証制だったり海外のブローカーの口座を開設させることがありますが、こういった利益構造を取っているようです。IBっていうのかな。
 いわゆる有料EAの場合は、買い切りだったりします。まあ、先払いか定期購入か、ということでしょうか。

理解するのにしばらくかかった

スプレッドの広さ(狭さ)が重要

 買いポジションはAsk(買い気配値)、売りポジションはBid(売り気配値)でオープンし、各々逆でクローズするという、至極当たり前のことを実感します。 だってポジションが建つとき、全部マイナススタートなんだもん・・・ということです。 利益確定額を小さく設定するとき、このスプレッドをとくに実感します。
 
 グリッドトレードをすすめている業者さんはスプレッドが広め、ってよく聞きますよね。そういうことでしょう。

それでもやりたい

 そう、どうにもならないこと(トレンド相場、レンジ相場の選択)はおいといて、どうにかできることは何とかしたい!よね

 ノーリスクの投資はないけれど、抑えられるコストは当然抑えたいという当たり前の要求をかなえてみたい。

あきらめたくない!!


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