ちゅらはまり

ひょんなことからアイドルグループ chuLa を知り、ガチハマリしたここ 2ヶ月を整理した。
(文中の★は、今振り返るとハマるのに運がよかった要素)

chuLa の魅力

振り返る前に魅力をまとめてみる。
(音楽的な知識はないので正確じゃないことも多々あると思いますし、だいぶ偏っていますが個人の感覚ということで。)

chuLa の曲を聴いて最初に感じたことが「音の繋ぎが気持ちいい」だった。
普通だったらここのサビの前で 1,2小節タメが入りそうなところそのまま行く、というのが色々な曲を聴くたびに感じた。逆に半小節、1小節タメが入ることもある。メロディー間のタメがいい意味で裏切られ、ことごとく気持ち良い。
もう聞き慣れて裏切られる感覚はないけど、この気持ち良さがあるからいつまでも聞き続けられる。
また、タメに限らず Aメロから Bメロ、Bメロからサビのつながりがどの曲も気持ちいい。

聞かせる曲もアップテンポでしんみりし過ぎず、だけど歌い方できっちり情景を思い浮かばせる表現力もある。(これは後に、佐藤まりんさんの力によるものだとも思った。)

また、(ここは他を知らないので比較できないけど)ライブでの煽りも上手く、会場の一体感がよく出ていて、初めての現場でもとても楽しく居心地が良いのも魅力だろう。

もともとのアイドル知識

アイドルにカテゴライズされるアーティストで今まで好きだったのは、でんぱ組.inc(根本凪脱退まで)くらいで、"アイドル"というものに特段興味も知識もなく、chuLa という存在も全く知らなかった。

出会い(2023/3/31)

その日の夜に飲み会の予定があり、またちょっと気分的に落ちていた時期でもあったので、チートデイにしようと年度末ではあったが有給を取得した。
特に何かをしようと決めていたわけでなかったが、とりあえず映画館に行ってタイミングが合った『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』を観て、お昼ご飯を食べて、待ち合わせの 18時までヒトカラしにビッグエコーに入った。

いつもなら JOYSOUND を選ぶのだが、なぜか DAM を選んだ。今思い返しても理由はわからない。
ヒトカラなので、歌い終わって次の曲を選ぶ間だったり、休憩だったりのタイミングで、オリジナルコンテンツが流れる。その中に以下の二つがあった。

DAMチャンネル

ビッグエコーのパーティコースCM

最初は気にも留めていなかったが、『シンガロング・ワールド』を何度も聞かされているうちに、音の繋ぎの良さが心地よくなってきて、忘れないように帰りにメモをした。
(このときは、白い子と黄色い子可愛いな、と思っていた気もする。)

アイドルからの流れで知るというバックグラウンドはないので、ビッグエコーじゃなかったら、DAMじゃなかったら、このタイミング(マンスリーピックアップ)じゃなかったら、まず知ることはなかった。(★)
また、他の曲も好きなのだが、ファーストコンタクトとして『シンガロング・ワールド』なのも良かった。アイドルアイドルした曲だと、スルーしていた気もしている。

ほかの曲も知る

翌日 Amazon Music で "chuLa" と検索したらたくさん曲があった。(★)
地下過ぎてサブスクに曲がなかったらそれ以上追うこともなかっただろう。私の中ではまだ労力をかけるほどではない存在。
ひととおり聴いた最初の感想は「がっかりパートもあるけどそれ以上に音が気持ち良い」だった。
音楽的知識は皆無なのだが、音が気持ちいいは、テンポだったり、メロディのつなぎだったり、が好みということなんだと思う。

この日以降も、5/13,14 にライブに行く  FANTASTIC◇CIRCUS をメインで聞きつつ、chuLa も聴き続けた。ヴィジュアル系ロックとアイドルという振れ幅のでかさよw

ライブ動画を知る

それから半月くらいたって、MV とかあるのかな?と YouTube で "chuLa" と検索すると、たくさんのMV とともにライブ動画が出てきた。どうやら撮影可能なライブで、撮った人があげているものらしい。(★)
いままで歌、声(どれが誰かはわかっていない)しか知らなかったが、ここからライブ動画を視聴し、パフォーマンスやキャラクターを知っていくことになった。

ライブ動画を見るうちに、好きだったパートはだいたい紫の人のパートだということもわかり、彼女の歌のうまさ、魂のこもった(?)歌い方、常に全力の動きが気になっていった。紫の人は "佐藤まりん" ということも覚えた。
で、紫スゲーとツイートする準備をしていたら、「一年以内に卒業します」(★)というツイートが流れてきて、笑ってしまった。

「推し候補消滅」と書いたけど、後になって「今いなくなったわけじゃなくて、まだ一年?半年?あるじゃん」と気付いた。

※上で卒業に★を付けたかというと、終わりが見えているからこそライブに行ったし本気になれたんだと思うから。卒業がなかったら「そのうち行けたらいいか(行けたら行く)」くらいの気持ちだったと思う。

ライブ行ってみたいけど

chuLa公式のツイートを見ると、どうやら 2023/7/3 にワンマンライブがあるらしい。平日だから行けそうだし(家庭都合で休日行くのは厳しい)行ってみたいな、と気にはなりつつ、"アイドルの現場を知らない"、"新規すぎる"、"ソロ"、ということで尻込みしていた。

それに対し、フォロワーさんに「紫卒業まで見られる機会そんなにないんだから行ったほうがいい」的なことを言われて、行く方向に心が動く。

後日、chuLa 公式のツイートで 5月のライブカレンダーを見て、2023/5/10 に 6周年ライブがあるということを知った。日程的にも行けそうだったので、チケットを購入。

現場のルール、特典会のルールなど何も知らないおじさんなので、ネットで調べ当日を迎える。

現場デビュー(2023/5/10)

当日は午前中の会議をこなし、万全を期すためお昼過ぎに仕事を終わりにした。裁量労働なのでここら辺は柔軟に動ける。
早めに渋谷についてヒトカラ。今回はまねきねこ&JOYSOUND。前と同じように、マンスリーピックアップ的なのでアイドルが紹介されていたけど、全く覚えていない。前回(chuLa)が異常値だった。

時間になったので、会場に移動し入場。3列目やや下手。「会場ちっさ。ステージ近っ」と思ったのを覚えている。(今までスタンディングで行ったことあるのが、Zepp クラスだったので)

ほぼノンストップの 1時間半 21曲に圧倒されつつ、振りがわからないながらものって楽しんだ。
MCからの『スッと君が消えていく感情』の表現力を筆頭に、生佐藤まりんはやはり圧倒的だった。推し候補が絶対的推しに変わった。歌声はもちろん表情を見ているだけでどんどん惹かれていく。

新曲『Cross Road』は新規ながらも、今までの chuLa/佐藤まりんを振り返って、今が岐路となり、武道館への決意となる曲だということはわかった。

特典会でまりんさんに初めましてをしつつ、この時はどれくらい現場に行けるのかもわからなかったので「次は TDC のワンマン行きます」と言ったら「遠いよ」と怒られた。

チケ種悩んでいてまだ買っていなかったワンマンのチケット(S席)を買いつつ、帰路についた。
実績解除:現場、チェキ

5/13,14 の FANTASTIC◇CIRCUS のライブに向けて、頭をロックに切り替えようとしたが、ライブ当日も『全力ハリケーン』が頭の中で流れ続けるくらい感化された。

定期公演(2023/5/17)

次はワンマンと思っていたけど、当日思い立ってチケット購入し定期公演に。2列目下手。
前回よりさらに「会場ちっさ。ステージ近っ」。
やっぱりまりんさんかっこいい。来て良かった。
特典会で「次 TDC って言ってなかったっけ?」と覚えてるのやばい。「対バンやフェスは興味ないから平日単独には行く」と伝えた。

かわちぃフェス(2023/5/31)

2度目の前言撤回。平日単独だと 6月の定期公演までなくて、ちゅらみ不足でフェスに行くことに。アイドルに興味があるわけでもなく、chuLa のためだけだとコスパ悪いけどしかたない。
chuLa の一つ前から入って最後までいたのだけど、全く惹かれなかった。大枠でいえば同じジャンルなんだろうけど、なんで chuLa だけこんなにハマっているんだろう。不思議。
振りを予習してだいぶ合わせられるようになってきた。先日購入した紫ペンライトも振った。楽しい。
フェスだとお目当てが分散するため、特典会の回転が速いということを学習した。また、今回は現衣装だったけど、「フェス・対バンで過去衣装も着る」というツイートもあったので、フェス・対バンにも行こうと決めた。
実績解除:対バン、ペンライト

8thワンマンについて違和感

チケット販売後 1ヶ月くらいたってから知って販売サイトを見て、全チケ種残ってることに違和感覚えた。chuLa のアイドル界隈での人気度は今も全然知らないけど。
それに繋がるのだけど、7th が三が日、8th が月曜と、ワンマンの大事さと戦略が比例していないなという違和感も。
まぁ、平日でチケットが残ってたおかげで、私は行けるんですけどね。

まとめ

一ヶ月あればガチハマリできるし、チケット残ってるし、ワンマン行こうぜ。そしてその先に繋げよう。


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