統計検定準1級講座【note+YouTube】
統計検定準1級に挑戦したいけれど,過去問やワークブックを開いて,その難解さに心が折れかかっているそこのあなた!
合格への最短経路となる準1級講座がついに登場しました!
この講座を利用して,ぜひ準1級に一発合格しましょう!
この講座は,主に次のような人に役立つように作成したものです。
統計検定準1級に短期間で合格したい人
統計学実践ワークブックの内容を効果的に理解したい人
統計検定1級の統計応用の基礎を効率よく固めたい人
「統計検定2級講座」をブログとYouTubeで無料で提供開始してから,たくさんの方が2級の合格を果たされました。それだけでも十分にすばらしいことですが,引き続き準1級合格へ向けた勉強に進まれる方も多くなっている印象を受けます。しかし,準1級の王道の勉強法はこれまで確立されていなかったので,荒れた山道を登るがごとくの困難が待ち構えていました。と言うのも,2級に合格した人が,ワークブックを中心としたオーソドックスな方法で準1級の勉強を進めると,合格までに半年〜1年かかるのが普通だからです。そして時間がかかるだけではなく,時間をかけても初学者が独力でワークブックの内容を真に理解するのは極めて難しいと言えます。
そのような困難を解決するため,この講座では,次のポリシーに基づいて準1級の主要な単元を動画と記事で解説しています。
2級講座と同様に「なぜそうなるのか」をしっかり説明
すべての単元で,概念の説明だけでなく,実戦的な問題も解説
複雑な数式はできるだけ避ける
数学的な知識も解説して2級からシームレスに接続
CBTで出題されやすい内容にフォーカス
フォーカスしなかった知識はまとめ動画で解説
仮にワークブックを読まなかったとしても合格に手が届く
「複雑な数式はできるだけ避ける」と言うと,「数学から逃げる」という意味に勘違いされそうですが,数式と向き合ったほうが理解が深まる場合には,統計検定1級レベルに足を踏み入れることになったとしても,あえて数式を使って説明します。「無意味に難しい数式は使わない」という意味です。と言うのも,ワークブックは幅広い内容をコンパクトにまとめるため,難しい数式を使って簡潔に表現されている箇所が多く見られ,初学者にとってハードルの高いものになってしまっています。もちろん,ワークブックはすばらしい書籍ではあるのですが,その一方で次のような不十分な点も挙げることができます。
ベクトルや行列を使った一般的な記述から始まるのがとっつきにくい
式変形の行間に大きな飛躍がある(ポアソン過程の例題など)
細かい部分の説明がない(分散共分散行列の性質など)
背景が説明されていない(ブラウン運動に正規分布が関わる理由など)
イメージの説明がなされていない(マルコフ連鎖やベイズ法など)
CBTで出題されない内容が多く含まれている
率直に言えば,ワークブックの内容は「盛り込みすぎ」であり,ページ数をおさえるために,記述は「一般的で簡潔に」ならざるをえず,これから学習しようとする人にとっては不親切に感じられることでしょう。そして,明らかにCBTでは出題されないと思われる内容が多く含まれています。もちろん,すべての内容をくまなく学習することに意義はありますが,初学者がこれらをこなすには途方もない時間がかかります。
そこで,ワークブックの解説のたりていない部分を補い,不必要に難しい解説をしているところをバッサリとカットして再構成することで,この統計検定準1級講座は,合格までの学習期間を劇的に短縮することを可能にするものです。この講座を一通り学習するのに必要な期間は人によって様々だとは思いますが,数学的な予備知識がある人なら最短で1週間で学習できるでしょうし,ワークブックと並行してじっくり取り組めば1〜2か月くらいかかるのが普通でしょう。
次に,この講座で前提とする知識についてです。
2級に合格した人が準1級の勉強をはじめると,2級と準1級の大きな違いに気づきます。それは前提となる数学的な知識の違いです。2級は「中学数学すべて+高校数学のごく一部」だけで学習できますが,準1級は「高校数学すべて+大学1年の数学の一部」が必要になります。この違いに気づき,準1級の勉強をあきらめてしまう人も少なくありません。そういう人たちを手助けするため,準1級で必要なすべての数学的な知識を解説するコンテンツもつくりました。
中学の数学に加えて,私がYouTubeとブログで提供している「統計検定2級講座」の内容を理解していることを前提とし,準1級合格のためにさらに学ぶべき数学的な知識を「統計検定準1級のための数学」として一般公開しています。
まず,微分積分については次の動画で説明しています。
上の動画では,準1級で必須の8つの確率分布も解説しており,準1級講座を開始する前に一通り視聴していただくことが望ましいです。
また,線形代数については次の動画で説明しています。
これらの前提知識のもと,統計検定準1級講座は現時点で(この言葉の意味は後述)次の内容で構成されています。
最尤法(再生時間約27分,note約0.7万文字)
ノンパラメトリック法(再生時間約40分,note約1.1万文字)
マルコフ連鎖(再生時間約27分,note約0.5万文字)
ブラウン運動(再生時間約27分,note約0.4万文字)
時系列分析(再生時間約35分,note約0.9万文字)
クラスター分析(再生時間約45分,note約1万文字)
主成分分析(再生時間約27分,note約0.8万文字)
因子分析(再生時間約26分,note約0.6万文字)
分散分析(再生時間約48分,note約1.4万文字)
標本調査法(再生時間約30分,note約0.6万文字)
条件付き分布(再生時間約30分,note約0.6万文字)
質的回帰(再生時間約36分,note約1万文字)
生存時間解析(再生時間約37分,note約1.2万文字)
積率母関数(再生時間約25分,note約0.7万文字)
ポアソン過程(再生時間約27分,note約0.8万文字)
ベイズ法(再生時間約40分,note約1.4万文字)
多変量正規分布(再生時間約30分,note約0.9万文字)
不完全データの統計処理(再生時間約44分,note約1.6万文字)
重回帰分析(再生時間約54分,note約1.8万文字)
分割表(再生時間約67分,note約2.5万文字)
グラフィカルモデリング(再生時間約29分,note約1.4万文字)
判別分析(再生時間約54分,note約2.1万文字)
完成にはまだ時間を要しますが,上記の21本の動画では扱えなかった細かい内容は「統計検定準1級の全知識」という動画にまとめてYouTubeで一般公開します。このまとめ動画を作成する中で,単独の動画として切り出したほうが良いと判断する単元があれば,上記の22本に追加して23本目以降の動画を作成する可能性があります。一度,統計検定準1級講座をご購入いただいた方は,後から追加された動画・記事も追加料金なしで見ることが可能です。
なお,上に挙げた単元は,できるだけ効率良く学習を進めるために私から提案する学習順に並べてあります。必ずしもこの順でなくても問題ありませんが,後半の動画では前半の動画の内容を前提知識とすることが増え,後半の動画ほど難しくなります。このように学習する順番を示すのは,ワークブックを前から順番に学習する人が多いことが気になっていたからです。もちろん,はじめて学習するにあたって,どの順番で学習するべきかはわかるはずもないので,仕方ない面もありますが,それは決して効率の良い方法ではないことも知っておいてください。
この講座の動画や記事の内容に直接的に関連する質問があれば,動画や記事のコメント欄に書き込んでいただければ,回答します。もし,画像を使って質問がしたい場合にはTwitterのDMを使ってください。また,わかりにくい部分などがあれば,それもコメント欄で教えてください。検討の上,必要があれば修正します。
私は,毎回,魂を燃やし尽くして1本の動画をつくっています。その動画・記事が1セットあたり約545円(22本で12000円)です。自分で言うのもなんですが,激安じゃないですかね。
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