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クラフトジンの販売目的は、、、


こんにちは。
『髙崎のおかん』のジョーです。

私は、2021年2月22日に株式会社タカサキ喜画を双葉町で登記致しました。実家に登記してはしているんですがインフラが整っていない事もあり事務所などは構えれてないのが現状です。
これはFUTABA Art Districtの活動の中で感じた事がありました。壁画作成の候補地などの相談を行政の方達などと意見交換などしている中で明らかに足りてないんですよね。人材不足。
皆さん沢山の仕事を抱えている中で新しいことを取組む隙間など何のに取り組まないと行けない。
時間も発想も余裕も無い。(私達飲食人も長いと言われておりますがあまり変わらない)
民間企業が必要だと感じたんです。それもなるべく早く。来年の春頃にはインフラが整い、住める様になるのですが、そこから動いても遅くて、今からどれだけ双葉町を認知して貰えるかが重要で、どんな町のイメージかが更に大事になって来るんです。

私に出来る事

私は20年以上飲食の世界で生きて来たので、正直、地方創生とか大きな話を考えた事なんかなかったですし、地方自治体との関わり方など考える事すらありませんでした。
1人の社会人(飲食人)として利益追求して業績上げて家族の為、会社の為、朝から深夜まで働き朝まで飲む事がステイタスだった
そんな私が双葉町の為に何ができる考えた結果、やはりお酒でした。

南相馬の酒米(酒粕)を使う

私が大変お世話になっている蔵がございます。とても素晴らしい日本酒を造られていて取組も素晴らしいく尊敬して止まない酒蔵!
仁井田本家!!!
(いつもありがとうございます)
仁井田さんが風評被害で困っていた農家さんを助けたい思いから始まって5〜6年前から南相馬で酒米(雄町)を作ってもらっていて、その酒米で「おだやか」を醸されていて、今回は雄町米「おだやか」の酒粕を使わせていただいております。

仁井田本家
福島県郡山市の酒蔵 仁井田本家。自然米(農薬・ 化学肥料を一切使わず栽培した酒米)100%&純米造り100%の日本酒「にいだしぜんしゅ」「穏」「田村」3銘柄と自然食品など作り自給自足の蔵を目指している日本酒蔵で、日本酒業界でもトップクラスなナチュラルな酒蔵です。

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千代むすび酒造 岡空本店

雄町米の酒粕を酒粕焼酎にしたかったのですが、酒粕を蒸留する蒸留機を持っている蔵元はあまりなく困っていた時に、歩夢くんが千代むすび酒造に別の案件でのクラフトジンを造りに行く事を知り、無理言って同行させて貰える事に!!!
千代むすび酒造さんは日本酒はもちろんの事ですが、ウオッカやジンなどを酒蔵としては逸早く造り始めたパイオニア的な酒蔵さんです。私ももちろん使わせて貰ってたんですが、やはり大変なら仕込みなどでダメ元でお願いしに伺いました。岡空社長はじめ、皆様、
千代むすび酒造は心良く引き受けてくれました。
本当に感謝しかないです。

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東京リバーサイド蒸留所
千代むすびさんに蒸留していただいた酒粕焼酎を東京蔵前に出来たばかりの東京リバーサイド蒸留所の天才蒸留所責任者山口歩夢くんにクラフトジンとして蒸留して醸して貰います。

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双葉町でクラフトジンを売る意味

今回のKIBITAKIプロジェクト「クラフトジン」に色んな方達に協力いただきありがとうございます。
このクラフトジンのボタニカルには双葉町で取れたハーブや果実などのボタニカルが入っているわけではなく、私と歩夢くんのイメージ(想像)で造られたクラフトジンです。現状では産業も農業もゼロの街だからこそ今回のクラフトジンは特別な価値があると思うんです。
このクラフトジンは味わいは完成されているんですが、思いのボタニカルは未完成。
それで良いと思うんです。
ゼロであった事の印みたいなモノなんです。
最初から完成されているモノなど無い。とても自然な事。

例えばワンピースのルフィが最初からむっちゃ強かったら全然面白くない。弱いルフィがいる第1話があり第2話、第3話で強くなり仲間と出会い絆を強くなり「個」から「仲間」になって行く。人の成長段階に面白いし、このクラフトジンが双葉町と共に成長して行くとかエモすぎませんか!

クラフトジンの真の目的は、、、

クラフトジンの販売を3種の転売の仕方で考えています。
①東京リバーサイド限定ラベル
②飲食店向け限定ラベル
③双葉町限定ラベル

エシカル・スピリッツ株式会社さんのご協力で実現致しました。ありがとうございます!
感謝しっぱなしです!

目的は双葉町の認知人口を増やすです。
全国を周っていると双葉町ってどこですか?って普通に言われたりして認知されて無い事に気付いていて、だけど阪神・淡路大震災の時とか自分もそうだったのでわかるんです。知らないだけなんですよね。認知されて始めて交流人口をどう増やして行くのか?という話になって行くのだと思います。

今の双葉町には認知される事が重要かと!

双葉町は2022年6月ごろにインフラが整い住める事になります。
その前にどれだけ双葉町という町が、どういう認識で認知される事がとてつもなく重要で、原発跡地だけの認知の双葉町か、面白い事をやっている未来性を感じる双葉町の認知かは私にとっては天と地の差があります。
だからこそ!
この一手は外しちゃいけないんです。
私が尊敬して止まない方達を巻き込ませて貰いました。

仁井田本家×東京リバーサイドの夢のクラフトジンは、面白い事をやっている未来性を感じる双葉町の認知人口を増やしたい思いから始まったプロジェクトというお話でした。


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