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サブスクに登場!僕のことは嫌いでも、この曲のことは嫌いにならないで!

どうせお金の集金分配が複雑そうで、サブスクには出てこないだろうな、と思っていた曲が期間限定でアップルミュージックなどサブスクに登場してます。

作詞は湯川れい子さん、作曲、編曲服部克久さんの、フレンズラブビリービンク friends  love believingである。

この曲の経緯は、よくわからないのだけど、愛・地球博の今の天皇、今の小泉純一郎を招いての閉会式で、あややがオーケストラと少年少女合唱団を前に歌ったのが最初で、その後、日音の行脚で、TBSの番組のエンディングで使われるに当たり、その年が偶然服部さんの周年で、山下達郎さんが発起人になり、日本版we are the worldとも言える曲のレコーディングが行われた、と推測する。

個別に紹介はするけど、日本を代表する実力者が並んでいる。この他にも傘寿のコンサートでは、渡辺美里、五木ひろし、岩崎宏美なとも歌っている。男女の愛ではなく、人として愛情が家族やふるさと、過去の思い出、友達、自分の人生などに向けられた歌で、湯川さんの美しい歌詞に、作曲家としての服部克久さんのメロディが印象的な名曲である。

僕は恥ずかしながら、服部さんの傘寿コンサートで、この曲を初めて聞き、感動してネットで検索してみた。これだけのアーティストが歌っていて、当時自分が知り得なかったのが全く謎だった。

愛・地球博では、合唱団にオーケストラで、いかにも服部克久さんのアレンジという大編成になっているが、地球博のエンディングで、皇室も来ていて、という業況は服部さんの登場がマストだ。

このアルバムバージョンでは、ピアノ、ベース、ギター、ピアノと非常にシンプルな編成になっている。服部さんの十八番、のストリングのオブリゲーションがないのは残念だが、贅沢な歌手により、豪華に聞こえてくる。曲の長さが九分!というラジオ局では掛からない曲を是非サズスクでダウンロードしてみてほしい。

イントロ
服部さんのピアノ、好きである。アルバムでは生前、羽田健太郎さんとよくセッションしているほどの腕前で、さり気なく難しいフレーズを弾く天才だったが、この曲のイントロのピアノも服部さんらしくて好きである。


山下達郎
オープニングは幹事の達郎さんが他の歌手より圧倒的に長く歌う。服部さんの人生の後半に突然出てきた山下達郎、竹内まりや夫妻とのコラボは、服部さんの作品リストをはやなかなものにした。山下達郎といううるさ型とのコラボは、結果、とても美しいものになった。forever mine など達郎さんの美しいボーカルに溶けていたストリングスの美しさ。

佐藤竹善
服部さんのオリジナルアルバムに必ず名を連ねるボーカリスト、この曲を聴けば、如何に服部さんが竹善さんのボーカルを気に入ってたのかわかると思う。どんな曲でも甘く正確に歌うボーカリスト

財津和夫
服部さんとの仕事をどのように一緒にしたのかは不明だけど、服部良一さんのドラマで、良一さんを演じていた。財津さんの作るメロディの美しい曲は、服部克久さんのアレンジばえしたと思う。

大友康平
接点は全く謎。彼の登場でロックの香りしてきた

さだまさし
歌上手い。大友康平の次でも、違和感全くなし!ザッツさだまさし。一瞬にしてさだまさしの世界が広がる。

サーカス
アルバム、コンサートによく顔を出してたメンバー。安定した美しさ。カレンダーガールのテレビ用の作品が一番のヒットか。

森山良子
デビュー曲この広い野原いっぱいのアレンジが服部さんだった。服部良一トリビュートでもオリジナルを披露している。

大橋純子
歌が上手い人が揃ってる不思議。このへんの人選も服部流なのか。

松崎しげる
歌が上手い人アゲイン。自分の歌に一瞬にしてしまう。松崎しげるさんが夜に出たとき、服部さんはコンサートなんかで間違いなく指名するんだろうな。

マリーン
英語の発音がさすが外人だと思う。ボーカルの強さよ。日本語英語とは違う響きが素敵。

竹内まりあ
駅、けんかをやめて、ケンタの曲、すてきなホリデイ、プラスチックラブ、、、。服部さんとの名作は数限りない。

柳ジョージ
服部さんとはアメリカのスタンタードを歌うという企画のアルバムを作られていたそうだ。これは聞かないと。サントリービールのビールを回せどんどんも歌っている。

渡辺真知子
この人は船山基紀一本と思っていた。船山アレンジはもったいないと思っていた。この曲では、微妙な高音を美しく聞かせてくれている。渡辺のオリジナルで、最近服部さんが神ががったアレンジをしている曲もある。佐藤竹善さんとのハーモニー鳥肌ものだ。

EPO
歌上手い人を必ず見つけて仕事するよね。貪欲さ。それだけ歌が上手い人が少ないのだと思う。本田美奈子への思いも強かった

谷村新司
昴、群青のコンビ。谷村のボーカルが聞こえた瞬間、谷村の世界が広がる。歌唱力があるから、服部さんの編曲も映えるのだと思う。
初めてスバルを聞いた興奮。羽田健太郎さんのピアノも含め群青のアレンジの完璧さ。

南こうせつ
テレビでもよく共演されていたけど、具体的にになにをしたのかは不明。

THE ALFEE
僕の弟とここで仲直りできて一緒に聞けた曲だったのかもしれない。クラシックにアルフィーの曲をくみあわせたりしたのかな?コーラスの機械的美しさ。

最後盛り上がり。
もうここまで聞くと泣けてくる。それぞれお得意のアドリブを披露して、コーラス。鳥肌立って泣けてくる不思議。マリーンと大友康平素敵。コンサートでは大黒摩季だった。思えばピアノと山下達郎のボーカルだけで始まった曲もここまで盛り上がって終わるのだ。エレキギターのサウンドは、実は服部さんが密かに得意としていた部分ではないか?盛り上がりで美しいメロディを奏でること多い。音楽畑のように、美しいメロディをオーケストラが奏でるのが一つなら、ポップスのエレキギターなどを美しく奏でて盛り上がりを演出したのも服部克久さんだと思う。

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