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音楽畑はすべてワーナーから出た奇跡

ワーナー・ミュージックでは、かつてないほど大規模なリストラの嵐が吹きまくった事がある。和田アキ子、小林幸子、さだまさしといった大御所アーティストが、次々契約が無くなった。誰とは言わないが、このアーティストの中である人の初回の出荷枚数は数百という噂も聞いた。これ等過去の大御所と、今の時代のアーティストの切り替えがうまく行かなかった頃なのか、大鉈が振るわれた、という状況だった。

こんな中、服部克久さんの音楽畑も危ないな、と当時思ったが、血の日曜日を乗り越え、亡くなるまで、全23作ワーナーから発売された。これは栄誉なことである。

正直、音楽畑も一作辺り数百のイニシャルだと思う。それでも生き残ったのは、音楽業界への忖度か、服部先生への遠慮か、政治的な思惑が働いたことは間違いないと思う。まぁ全国の放送局の音効さんは買ったとしても数百だ。

ウィキによると、ワーナーはナベプロと設立した経緯があるそうで、となれば、服部さんよりは宮川泰さんだろうし、そもそもなんでワーナーから出たのか、表に出なかった話である。

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