【大槌町地域おこし協力隊|川原田】活動報告_2024年2月
とうとう雪がこの沿岸地域にも降りましたね⛄
写真は武術研究家・甲野善紀先生のリトリート合宿でお手合わせしたときのものです💪
活動報告1.『山仕事はじめの一歩（入門）講座』
●日時：２０２４年２月１１日（日）
●場所：松崎地区センター
●内容：チェンソーの目立て、ロープワークについての講義
●所感：
２月１１日（日）は松崎地区センターにて、『山仕事はじめの一歩（入門）講座』に参加しました。
この日は午前中はチェンソーの目立てを行い、午後はロープワークを学びました。
私もこの仕事を始めて2年近く経ち、ようやくソーチェーンや目立ての意味が分かりかけたくらいでした。色々と考え方に依るかもしれませんが、ソーチェーンが半分近くまで減ってきたら、丸ヤスリの径を少しずつ落としていく必要があることを学びました（最後まで丸ヤスリの径を変えなくても良い、という考え方もあるようです）。
ロープワークでは、基本的な結び方と動滑車を用いた3倍力のロープシステムの組み方を演習しました。ロープワーク然り、林業のお仕事ではきちんと物理学を身を以て学ばないといけませんね。
いわて森林再生研究会の皆さん、この度もありがとうございました！
活動報告2.三陸自動車学校へ入校
●日時：２０２４年２月２４日（土）
●場所：三陸自動車学校
●内容：入校手続き、適性検査
●所感：
２月２４日（土）は三陸自動車学校にて入校手続きを行い、AT車限定解除の教習を受ける運びとなりました。
若かりし日の私は、車なんてただの移動するハコなんだから、ATで良いんだ、「男はMT」なんて時代遅れなどと思ってAT限定で取ったのですが。。。林業など一次産業に関わるようになると、トラックなどの車両はMTが多いんですよね。吉里吉里国でのトラックも然り。
運転に自信はないですが、MTでも公道を走れるよう頑張りたいと思います🚗
余談ですが、過日、後輩君たちに「乗りもの集まれ〜♪いろんな車〜♪ドンドン出てこい⭐︎はたらく車〜♪」と歌ったものの、なんですかそれ？🙁みたいな顔をされてしまったとです。。。もう完全に老害とです。。。
業務外活動1.武術研究家・甲野先生のリトリート合宿に参加
●日時：２０２４年２月３日（土）、４日（日）
●場所：湯河原リトリート ご縁の杜
●内容：甲野善紀先生の講座
●所感：
２月３日、４日は神奈川県の湯河原に行き、武術研究家・甲野善紀先生のリトリート合宿に参加しました。
甲野先生は、独自に武術や身体技法を探究され、武術界隈を超えてスポーツ・介護・音楽・宗教・医療などなどの分野でも影響を与え、今もなお全国の講座やイベントに招かれています。
１日目の昼は会場近くの神社仏閣を参加者の皆さんで散策しました。歩きながら、
「この木はホンマキ、コウヤマキだね。建築材としても高価なもので、鍛治で用いられる炭材ではマツの次に良いとされている。」
「私がよく覚えているのは、たしか宮城の海沿いの神社かどこかで見たヒイラギかな。ちなみにヒイラギはモクセイ科で、私がいま知人に依頼している刀の柄はキンモクセイの材で製作してもらっているんだ。」
などなどのお話を伺いました。
甲野先生を直接ご存知の方はお分かりでしょうが、甲野先生はとにかくあらゆる分野に渡り博学で、しかもネットや本にすら載っていないようなことまで知っておられるのです！甲野先生のお話は、夜を明かして聞いても全く飽きません。
夕食に続き懇親会でも、甲野先生の実演は続きました。もうすぐで後期高齢者となる方ですが、試し稽古で忖度なしに本気で対応しようとしても全く敵わない🤣思わず笑ってしまうくらい、アッサリと先生の技が決まってしまう。１日目は夜１１時を回るまで盛り上がりました。
２日目は午前・午後をまたいで、新しい参加者の皆さんとも交えて実演となりました。今までも幾度となく甲野先生の講座には参加していましたが、こんなにもたっぷりの時間をかけて講座を受けたのは初めてでした。
甲野先生の真剣を用いた『祓い太刀』から始まり、剣術・杖術・体術と矢継ぎ早に術理を披露され、その技の妙に我々は驚かされました。武術だけでなく、ヒモを体に緩く巻くことで大きな力を出せるようになったり、医療・介護の場で有効な人の起こし方・運び方なども実演されたり、盛り沢山な講習会でした。
今回のリトリート合宿では、甲野先生からも厚く信頼されている井上欣也さん（ヨガの先生でもあります）も参加されており、井上さんからも様々なヒントをいただくことができました。
学生時代を過ぎ去ってもなお、まだまだ知らない世界を知り、技術を高め続けられることに喜びを感じます。甲野先生と甲野先生が繋いで下さった”ご縁”に、改めて感謝したいです。
甲野善紀先生、主催者の黒澤ひとみさんと佐藤円さん、参加者の皆様、この度も誠にありがとうございました！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？