6号機「CCエンジェル」【はったのパチンコ・パチスロMy名機ピックアップ】
私にとって6号機最高のリーチ目機
今のところ(2024年8月時点)、私 はったが6号機で最も打ったパチスロ、かつ、最も面白いと思ったパチスロは、ぶっちぎりで『CCエンジェル』です。
間違いなく、私のパチスロ史上に残る名機です。
(異論は大いに認めます)
CCエンジェルのスペック情報はコチラから
(DMMぱちタウンさんのページです)
https://p-town.dmm.com/machines/3991
6号機版『CCエンジェル』を一言で言うなら、
「あらゆる面が自分にちょうど良い台」
6号機ノーマルタイプ機の個人的な嗜好の基準や指標が、この台によって一気に変わってしまいました。
一方で『CCエンジェル』の面白さや魅力の大半が、リーチ目やスベリといった制御面にあったことから、スロッターの皆さんにはそれらがなかなか伝わりにくく、結果的にユーザーの皆さんの多くの評価がパッとしなかったのも事実です。
今回はそんな、世間に評価されなかった不遇のリーチ目機、6号機『CCエンジェル』の面白さと魅力を存分に語っていきたいと思います。
CCエンジェルの第一印象
ノーマルタイプ機を好んで打つ私の場合、6号機では『ドンちゃん2』→『サンダーVライトニング』→『バンバンクロス』→『新ハナビ』と打ってきたものの、正直なところ、5号機の『アレックス』や『ゲッターマウス』『サンダーVリボルト』といった、傑作リバイバル機を超える台はその時点ではありませんでしたし、ノーマル機の現行スペック面を考慮しても、それらを超えるような6号機ノーマルタイプ機が登場するとは思っていませんでした。
流れ的に「次は『バーサス』あたりが復刻されるんじゃないかな~?」と勝手に推測していた2021年の頃、
A-PROJECT機として6号機で新たに登場したのが…
まさかの『CCエンジェル』だったのです。
ちなみに、4号機版の『CCエンジェル』については、当時の居住地周辺に設置店がなかったこともあって、2~3回程度しか打てていなかった台で、4号機『ベイビーエンジェル』の兄弟機という知識があったくらいです。
当時、この25年ぶりの復刻は非常に驚きましたが、4号機版をほとんど打てていないことから、この6号機版『CCエンジェル』は、アクロス系のほぼ新作ノーマル機のように、とても新鮮に映ったのです。
ちなみに、Aプロチャンネルさんの動画を見て予習が終わった後のタイミングで、ユニバさんから『CCエンジェル』の見本機を見せていただける機会がありました。
試打をさせてもらった時に感じたのは「新鮮さ」と「懐かしさ」。「あー、これは1日打てる台だな…」と感じたのは今でも憶えています。
『CCエンジェル』の基本リーチ目
『CCエンジェル』はリーチ目が難しそうな印象だと思いますが、実際その通りです。多少打ち込まないと、成立プレイを見抜くのはちょっと難しいと思います。基本的な停止形も割と親しみにくい感じというか、マニア向けな印象です。
(私の場合はそのマニアックさが逆に新鮮に映りました)
とはいえ、おぼえやすい基本的なリーチ目はきちんとありますので、まずは、順押し・ハサミ打ち時の基本リーチ目をザッとおさらい。
●黒BARと白BARの一直線
●7と天使の一直線
● 左・右リールの上段もしくは下段にボーナス図柄があって、中リールの中段に天使
●左・右リールの上段もしくは下段にボーナス図柄があって、中リールの中段に20番の羽(BARがくっついていない)
●順押し時、ベルとリプレイのダブルテンパイハズレ
(予告音ナシ時)
●左リール「リプレイ・羽・ベル」からの(見た目上の)小役ハズレ(予告音ナシ時)
ちなみに、右リールにある強そうな出目の「7・チェリー・黒BAR」(通称:ナチェバ)は、強めのチャンスパターンと捉えておいた方が良いです。
(実戦上、左リールの中段に白BARが停止している時のみ、ハズレで右にナチェバ停止するパターンがあるため)
ちなみに、右のナチェバは、左リールに白BARが停止した時のみ、完全ハズレのガセ目があります。
6号機版『CCエンジェル』の良いところ
1、予告音発生時以外は全リールフリー打ちでOK
●通常時の大半がサクサク回せる
『CCエンジェル』では通常時、停止位置によって取りこぼしが発生するレア役(チェリー・羽)が成立した場合、必ず予告音が鳴ります。
よって、予告音が鳴らない通常時の大半は、目押しの必要が一切ないため、全リールフリー打ちでサクサク回すことができます。
これがものすごくラクなんです。
ジャグラーやニューパル並みにサクサク回せます。
ちなみに、それまでのアクロス系機種では、通常中でも常に小役目押しをするのは当たり前でしたし、「面倒な小役は取りにいくもの」と思って打っていました。それでも、長時間のプレイで疲れを感じている時や、ハマリをくらっているつらい時間帯ですと、通常時の目押しはわずらわしく感じてくるものです。
●リーチ目クイズはちょっと難しいぐらいがちょうど良い
私は基本的に、「(予告音無し時は)全リールフリー打ちして、怪しい出目が出たら、一旦手を止めて考える」という打ち方をしていました。
いろんな箇所から時折出現する怪しい出目は、まさに「リーチ目クイズ」と言って良いでしょう。
また、後でユニメモを確認しながら、そのクイズの答え合わせをするという作業こそ、リーチ目機の醍醐味です。
確かに、左リールだけでも一定の箇所を狙って打ったり、変則押しをしたりすることで、リーチ目の察知はしやすくはなるのですが、その分、同じようなハズレ目を見る頻度も高くなるので、飽きるのも早くなってしまいます。
ノーマル機では、リーチ目を「知らない」「憶えていない」ぐらいがちょうど良いのです。
【参考:予告音時は絶対に狙わない箇所からのリーチ目例】
2、絶妙な演出バランス(個人的所感)
『CCエンジェル』のボーナス察知時の演出の比率は、体感的なところで言うと、以下のような感じになっています。
無演出:30%~40%
予告音:20%~25%
上部パネル点灯:20%~25%
フラッシュのみ:5%~10%
●無演出でのボーナス成立は意外と多い
実戦を重ねてきて、ボーナスの成立を、ほぼ成立プレイで察知出来るようになって気付いたのですが、『CCエンジェル』は、演出が無くてもリーチ目が出ることが普通にあります。
だからこそ、毎プレイでボーナスの期待をしながら打つことができるのです。これこそが面白いノーマルタイプ機の第一条件と言えるのではないかと個人的には思っています。
普段は見かけないような怪しい出目…
普段は見かけないような怪しいスベリ…
これらを意識しなが打つとなかなか面白いです。
●予告音→「小役orボーナス」
「予告音の発生率はそれほど高くはないのに、発生したところでほぼチェリー」という演出バランスは、多くのユーザーさんから嫌われてしまった要素ではないかと思います。
それもそのはず、実戦上『CCエンジェル』の予告音のボーナス期待度は、それほど高くありません。
ですので、「予告音=レア小役ナビ」程度で認識するようにしています。
ちなみに「予告音が鳴らないと当たらないのでは?」と感じている方は、無演出や上部パネル1点灯・2点灯時に出現していたリーチ目を、見落としている可能性が高いです。
●上部パネル点灯→「ハズレorボーナス」
上部パネル点灯は、リール停止と連動して、1点灯→2点灯と段階を経て、最終的に全点灯すればボーナス濃厚となる演出です。ちなみに全点灯時は必ずフラッシュが発生します。
なお、1点灯や2点灯でも止まってしまっても、ボーナスが成立している可能性があります。
ボーナス信頼度は(体感上)、1点灯が2~3%、2点灯が10~15%程度でしょうか。
1点灯でも発生した時点で、小役の可能性はありません。
つまり「ハズレorボーナス」という意味になります。
ということは…
上部パネル点灯演出(ハズレorボーナス)発生時に
出現した小役ハズレ目(小役orボーナス)は
全てリーチ目に昇格するということになります。
【参考】上部パネル点灯時の小役ハズレ目(=リーチ目)集
ちなみに、パネル点灯時のリール停止音は耳障りが良く、全点灯でリーチ目が出た時は、なかなか気持ち良いです。
●フラッシュ→「ボーナス濃厚」
『CCエンジェル』では、全リール停止後にフラッシュが発生すれば「ボーナス濃厚」です。
フラッシュと言っても、『新ハナビ』『バーサスリヴァイズ』『サンダーVライトニング』のような、ハズレ・小役・ボーナスと絡み合うような多彩なフラッシュではなく、どれが発生してもボーナス濃厚となるものです。
・エンジェルリング → ボーナス濃厚
・V → ビッグボーナス濃厚
・アセンション → ビッグボーナス
(アセンションは出現率超激低。私も1度しか見たことがありません)
『CCエンジェル』では、ボーナスが小役と重複当選した場合は、成立プレイでフラッシュが発生します。フラッシュのみでボーナスを察知する主なパターンです。
3、絶品のスベリ制御
CCエンジェルのリール制御で非常に特徴的なのは、間違いなく「スベリ制御」です。ボーナス当選後は、台が豹変したかのように、リールがズルズルとスベりだします。中には、スベリと演出との兼ね合いでボーナス濃厚となるパターンも存在し、ボーナス察知の大きな手がかりになります。
●予告音+スベリで1確となるパターン
予告音あり時、左リール枠内にナチェナ(7・チェリー・7)を狙って、「黒BAR・羽・リプレイ」までスベると1確です。(おそらく 天使BB or RB)
ズルスベリによって小役・ハズレの可能性が一瞬で否定される、まさにCCエンジェルを代表する1確目であり、私がCCエンジェルにのめり込む、大きなきっかけの一つとなった、衝撃のリーチ目です。
ポイント①:予告音が鳴っているのでリプレイ・ハズレの可能性はなし
ポイント②:羽が揃ってもリーチ目
ポイント③:ここまでスベった時点で、チェリーもベルも否定されている
ポイント④:左リールのスベリは必見
●予告音+スベリでチャンスとなるパターン
予告音あり時、左リール枠内にバチェバ(黒BAR・チェリー・黒BAR)を狙って、「リプレイ・羽・ベル」までスベると大チャンス。中・右で羽を狙って揃わなければボーナスです。CCエンジェルでも比較的スタンダードな予告音時のチャンスパターンです。
ポイント①:予告音が鳴っているのでリプレイ・ハズレの可能性はなし
ポイント②:チェリーはすでに否定されている
ポイント③:ベルAもベルBもリールをスベらせてまで揃う必要がない
ポイント④:残る可能性は「羽」or「ボーナス」
●スベリだけで1確となるパターン
左リール「天使・ベル・黒BAR」は、一見偉そうな出目に見えますが、ハズレでも普通に停止する箇所です。
また、チェリーを取りこぼす位置にあるため、予告音時にはまず狙うことがなく、どちらかというと、馴染みの薄い箇所です。
ただ、予告音ナシ時に、左リール「天使・ベル・黒BAR」が大スベリを伴って停止した時は話が別。
実戦上、これだけでボーナス濃厚パターンとなっています。
ポイント①:予告音ナシ時は、チェリー・羽の可能性がない
ポイント②:ベルが揃ってもリーチ目
ポイント③:出目からリプレイの可能性も否定
ポイント④:ハズレなら大スベリする必要がない
●スベリ+パネル点灯でボーナス濃厚となるパターン
左リール「黒BAR・ベル・リプ」が目立ったスベリを伴って停止した場合、実戦上、ハズレで発生することはなく、リプレイが揃うことが多いです。
ただ、上部パネルが点灯していますので、小役・リプレイの可能性が無く、ボーナスが濃厚となるというパターンです。
●ズルスベリから2確目に気付くパターン
2確目を形成する時に大スベリが発生することも度々あるため、ズルスベリに気付いた時に「2確目やん!」と察知パターンがたまにあったりします。
2確目①:左リール上段白BAR→右リール上段天使
2確目②:左リール中段⑨番黒BAR→中リール中段天使
2確目③:順押し右下がり7テンパイ
あとがき
CCエンジェルの設置店は非常に少なくなっており、現時点ではとても貴重な台となっていることから、私のMy名機ピックアップの1発目として書いてみました。
6号機「CCエンジェル」を一文で表現するなら…
出目マシンとしての中身は本物だったにもかかわらず
それなりに打ち込まないとその魅力が分からないため
面白さや楽しさが伝わらかった不遇のリーチ目機
と言えるのではないかと思います。
ちなみに、タイヨーネオ高岡店では、2024年8月現在、計2台設置中(20円スロットコーナーに1台、5円スロットコーナーに1台)ですので、お近くの方はぜひどうぞ。
タイヨーネオ高岡店(DMMぱちタウン)
https://p-town.dmm.com/shops/toyama/8954
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