各種展開
以降、
通常召喚→ns、特殊召喚→ss、効果発動→ef
《炎王神獣ガルドニクス》→《神獣ガルド》、《聖炎王ガルドニクス》→《聖ガルド》、《炎王神ガルドニクス・エタニティ》→《神ガルド》
などの呼称が用いられる。
《スネークアイ・エクセル》①
最終盤面
場︰《アンブロエール》+《マスカレーナ》+《ガネーシャ》
墓地︰《咎姫》+《聖ガルド》
《ニビル》をケアしたシンプルな展開。
悪くないが《超融合》で盤面の炎属性を消されると途端に妨害数が減ってしまう。この展開に限らず《ガネーシャ》を置くと基本的に《超融合》を受けてしまう盤面になることは常に念頭に置くこと。
また《神獣キリン》に触れていないのもマイナス点で、《聖ガルド》特殊召喚のトリガーが《ガネーシャ》or《咎姫》になるが、《咎姫》が着地すると当然《マスカレーナ》が使いにくくなるのでなるべく《ガネーシャ》から妨害を使いたいところ。
展開途中《咎姫》を出す際《リトルナイト》を経由することで《アンブロエール》破壊時にそれを出力できるようになるため検討できる。妨害を《ガネーシャ》から使うものとして、《アンブロエール》から《リトルナイト》を出した後《ガネーシャ》を破壊して《咎姫》を出した場合、《リトルナイト》②効果で《咎姫》を一時的除外することで炎属性の縛りを解除し《マスカレーナ》から《アポロウーサ》などを出す択を作れる。このこともあり《リトルナイト》の2枚目の採用も検討できる。
またこのような《ガネーシャ》と《マスカレーナ》が共存する展開の場合《ガネーシャ》の①効果にチェーンして《マスカレーナ》の①効果を発動し盤面から炎属性を消すことで実質的にタダで《ガネーシャ》の無効効果を使えることは覚えておきたい。
《スネークアイ・エクセル》②
場︰《アンブロエール》+《サンライトウルフ》+《炎龍》
墓地︰《咎姫》+《マスカレーナ》+《聖ガルド》
手札︰《神獣キリン》
《ニビル》を無視するならという展開。
《マスカレーナ》で《炎龍》を巻き込むことで《エクセル》と《ポニクス》を蘇生しリソースを追加できる。
《サンライトウルフ》を展開で残せるため《マスカレーナ》を使って《アポロウーサ》などを《サンライトウルフ》の上に出し炎属性モンスターの回収が相手ターン中に可能で、《灰流うらら》を先攻展開で使用した場合などで有効。
《スネークアイ・エクセル》③
最終盤面
場︰《ジーランティス》+《アンブロエール》+《サンライトウルフ》(相互リンク3)
墓地︰《レイジング・フェニックス》+《咎姫》+《マスカレーナ》+《聖ガルド》
手札︰《神獣キリン》
《ニビル》無視展開その2。
《孤島》を後から使う面白いパターン。【天盃龍】などには《ジーランティス》の最大3面破壊が有効になる他、罠主体のデッキに対しても強い。
また《レイジング・フェニックス》まで墓地に置くので戦闘によってライフを取り切られることがほぼなくなる。
《スネークアイ・エクセル》+《炎王妃 ウルカニクス》①
最終盤面
場︰4素材《アポロウーサ》+《アンブロエール》
墓地︰《咎姫》+《マスカレーナ》+《聖ガルド》+《ポニクス》(次スタンバイフェイズ回収)
手札︰《神獣キリン》
《ウルカニクス》が引けていると《孤島》の破壊によるリンク値のマイナスを無くし先出し《アポロウーサ》が達成できるのに加えて、《サンライトウルフ》を使わずに《神獣キリン》を手札に確保できる。
ただしデッキ内の《神獣キリン》が無くなるため《聖炎王》の②効果によって場に出た《神獣キリン》を破壊し《神獣キリン》の②効果を発動することになる。
その際に《神獣ガルドニクス》か《ウルカニクス》を蘇生することになるが、《ハヌマーン》を採用している場合は《ウルカニクス》蘇生から《ハヌマーン》をサーチして特殊召喚することで魔法罠への妨害が可能。
《ハヌマーン》を採用していない場合も《神獣ガルドニクス》を蘇生することで《聖域》③効果によって《神ガルド》がエクシーズ可能。
《スネークアイ・エクセル》+《炎王妃 ウルカニクス》②
最終盤面
場︰《アンブロエール》+3素材《アポロウーサ》
墓地︰《咎姫》+《マスカレーナ》+《サンライトウルフ》+《聖ガルド》
手札︰《神獣キリン》+《原罪宝》
《ウルカニクス》から入って《咎姫》でエクセルを釣るパターン。《エクセル》スタートと比べると《原罪宝》が余る分《アポロウーサ》の素材が少ない。《スネークアイ・オーク》を採用すると同じく4素材となる。
こちらの場合《炎龍》にアクセスするまでが非常に遠く《ニビル》への耐性が無いためサイドチェンジ後は特に選択されない展開である。
ただし誘発の受けを考える際に、《G》を受けた場合はどちらも《キキナガシ風鳥》に向かうものとして、《ヴェーラー》や《泡影》など無効系を投げられた場合は盤面で硬直するのが被破壊時効果を持つ《ウルカニクス》のほうがリクルートされる《神獣ガルドニクス》の効果もあり耐えやすいと考えられる。
またターンが返ってきた場合に手札に残っているのが1枚初動にならない《ウルカニクス》よりも《エクセル》であるほうが確実に動けるというのも大きい。
ミラーなどにおいては《エクセル》を場or墓地に置いて《ヒータ》で奪われることも問題なので《ウルカニクス》から入って様子を見るのも一つの手と言える。
《スネークアイ・エクセル》+《炎王獣 ガネーシャ》
最終盤面
場︰3素材《アポロウーサ》+《アンブロエール》
墓地︰《咎姫》+《マスカレーナ》+《聖ガルド》+《ガネーシャ》+《ポニクス》(次スタンバイフェイズ回収)
手札︰《神獣キリン》
《スネークアイ・エクセル》+《炎王神獣 キリン》(《ヴェーラー》or《泡影》ケア)
最終盤面
場︰《アンブロエール》+《マスカレーナ》
墓地︰《咎姫》+《聖ガルド》+《ガネーシャ》
手札︰《神獣キリン》
《エクセル》に対する《ヴェーラー》などを《神獣キリン》で躱した場合もほとんど同じような展開に帰結する。
《聖ガルド》で破壊するカードを《ガネーシャ》ではなく《ウルカニクス》にすることで《ポニクス》の破壊情報を残し次スタンバイフェイズ時の回収が可能となるためそちらでも良い。
《蛇眼の炎燐》①
最終盤面
場︰《マスカレーナ》+《リンクリボー》+《炎燐》
《炎燐》単騎の場合は基本事故ハンドである。
一応3素材《アポロウーサ》か《リトルナイト》か《閉ザサレシ》あたりの妨害が択としてある。
《蛇眼の炎燐》②
最終盤面
場︰《アンブロエール》
墓地︰《咎姫》+《サンライトウルフ》+《聖ガルド》
手札︰《神獣キリン》
《アルミラージ》があれば事故を回避して最低限の妨害+リソースが確保できる。実際妨害数が少ない場合はリソースとしても次の攻め手としても「炎王」ギミックがあるほうが幅が効くので触れるなら触っておきたい。
《アルミラージ》自体はこの展開以外でも手札誘発だらけ+《孤島》のような場合に生還するルートを作れる可能性がある。事故を回避するお守りのような1枚。
ただし現実的には《アルミラージ》の枠を捻出することはやや難しく、《咎姫》の2枚目や《トロイメア・フェニックス》、《暗影の闇霊使いダルク》などを差し置いての採用になる。
《蛇眼の炎燐》+《炎王妃 ウルカニクス》①
最終盤面
場︰《アンブロエール》
墓地︰《咎姫》+《マスカレーナ》+《サンライトウルフ》+《聖ガルド》+《ポニクス》(次スタンバイフェイズ回収)
手札︰《神獣キリン》+《ガネーシャ》
《アンブロエール》からの蘇生択が二つある。
《ガネーシャ》を《神獣キリン》によって後出力するパターン。
《蛇眼の炎燐》+《炎王妃 ウルカニクス》②
最終盤面
場︰《アンブロエール》+3素材《アポロウーサ》
墓地︰《咎姫》+《マスカレーナ》+《サンライトウルフ》+《聖ガルド》
手札︰《神獣キリン》
《ウルカニクス》から入ると《ガネーシャ》には触れないものの同じ役割の《アポロウーサ》が添えられるようになる。
トータルでの妨害数は《炎燐》から入ったときよりも多いので基本的にはこちらを優先する。
《炎王妃 ウルカニクス》+《炎王神獣 キリン》
最終盤面
場︰《アンブロエール》+《ガネーシャ》
墓地︰《咎姫》+《サンライトウルフ》+《聖ガルド》
手札︰《神獣キリン》
「炎王」ギミックのみの展開。
最初の《神獣キリン》破壊時、《ポニクス》は《神獣キリン》②効果を使わずとも自力で特殊召喚することが可能だが《キリン》②効果をチェーン1で発動することで《増殖するG》をチェックできる。《神獣キリン》②効果に対して《G》をもらった場合《ポニクス》①効果をチェーン3で発動し《神獣キリン》を不発にする。
その後レベル1となった《ウルカニクス》と《ポニクス》で《ナイチンゲール》or《キキナガシ風鳥》を特殊召喚し止まることが可能。
《ポニクス》から《神天焼》をサーチして止まることも考えられるが、2破壊で耐えられるかどうかが残りの手札誘発などの具合によるため確実にターンが返ってくるエクシーズの択があるとなお良し。
「スネークアイ」ギミックも同様にランク1エクシーズの択を《炎燐》②効果に《G》をもらった場合に選択できるが、ドロー枚数が1枚分違うことや《神天焼》の択もあること含め《G》受けの良さは「炎王」ギミックに軍配が上がる。
《ウルカニクス》召喚時に《ヴェーラー》や《泡影》をもらった場合は当然《神獣キリン》をチェーンで発動しそれらを躱す。その場合《神獣キリン》の効果で墓地の《ウルカニクス》を特殊召喚するため《ポニクス》は①の自己特殊召喚効果を発動することになる。
結果として場に《ポニクス》+《ウルカニクス》+《神獣ガルド》が出た状態で《孤島》が発動でき、その後の《聖ガルド》で《ガネーシャ》に触ることで以降同様の展開となる。
また《聖ガルド》の②効果で《ガネーシャ》を破壊せずに《獣キリン》を破壊することで《エクセル》に繋ぐことも可能。
ただし《獣キリン》の枠を取ってまで展開する必要があるかは要検討。
以下、展開例。
《原罪宝》と《炎龍》の貼り付け権利を残しているので、《スネークアイ・オーク》を採用していると《マスカレーナ》を含めた3素材《アポロウーサ》が出せる。
また《獣キリン》が炎属性全般を落とせることからこれ以外にも《ネメシス・フラッグ》や《灰流うらら》に触って展開や回収に向かうことも可能である。
《炎王妃 ウルカニクス》+《聖炎王 ガルドニクス》
最終盤面
場︰《アンブロエール》+《ガネーシャ》
墓地︰《咎姫》+《サンライトウルフ》+《聖ガルド》
手札︰《神獣キリン》
最終盤面は1つ前と同じ。
こちらの場合は《ガネーシャ》を5体目で出すことができるのでニビルへの耐性がある。
また《炎王妃 ウルカニクス》+《炎王獣 ガネーシャ》の持ち方の場合も《孤島》からのサーチが《ガネーシャ》か《聖ガルド》かの違いのみで全く同じ盤面になる。
《真炎王 ポニクス》+《炎王妃 ウルカニクス》
最終盤面
場︰《アンブロエール》
墓地︰《咎姫》+《サンライトウルフ》+《聖ガルド》
手札︰《神獣キリン》+《ガネーシャ》
最終盤面に《ガネーシャ》はいないものの後から《神獣キリン》で出力できる。
《ニビル》はケアできないものの、こっちはこっちで《超融合》から入らせないので一長一短である。
《真炎王 ポニクス》+《炎王神獣 キリン》
最終盤面
場︰《アンブロエール》
墓地︰《咎姫》+《サンライトウルフ》+《聖ガルド》
手札︰《神獣キリン》
こちらも「炎王」ギミックのみの展開。
《炎燐》1枚の展開と同じくリンク値は最低限しか出ないうえ《アンブロエール》から蘇生されるのが《サンライトウルフ》か《リンクリボー》となる。
こちらの場合は墓地に《原罪宝》が無く次の攻め手が《孤島》を絡めた「炎王」ギミックのみでやや心もとない。
誘発の受け
《エクセル》ns《炎燐》サーチ後《ドロール&ロックバード》①
【炎王スネークアイ】でも【純スネークアイ】でも《エクセル》通常召喚から入った場合は最低でも3素材《アポロウーサ》にはなるため《ドロール》はそこまで有効打にならない。
また《ディアベルスター》による《原罪宝》のセットや【純スネークアイ】の場合は《蛇眼神殿》素引きなどでもさらにリンク値を伸ばすことができる。
《篝火》からスタートし《エクセル》をサーチした場合のみ《ドロール》が強く刺さる認識で良い。
《篝火》しかない場合や《篝火》から炎属性をサーチしないと「炎王」ギミックを動かせない場合でないなら《篝火》を温存する。
《増殖するG》&《ディメンション・アトラクター》
どちらも止まらざるを得ないので《キキナガシ風鳥》に向かうのが基本となる。
《エクセル》であれば《炎燐》で《原罪宝》をサーチしたのちに、《ウルカニクス》であれば《ポニクス》をサーチし《聖域》をサーチしたのちにそれぞれを使って《キキナガシ風鳥》を出す。
どちらも後続を確保したうえでの止まり所なのでそれなりに安心できる。
ただし《アトラクター》をもらった場合の《ポニクス》1枚構築の炎王は《キキナガシ風鳥》の効果を使うと次の《ポニクス》を失ってしまうことは留意。