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ST新規入り緑ウタメモ

7/13発売のST新規を入れた緑ウタを使って対人を何度か行った際に感じたことなどの備忘録。
黒対面ばっかりやってるのであとから追記していく予定。


ST新規カードの使用感

《9シャンクス》

緑汎用としてもめちゃくちゃ優秀なパパりん

《7ルフィ》からの展開を投げきった先攻5ターン目に出して効果を使えるとマウントが取れて強い。
特に黒の《7ジャック》が後攻4ターン目に登場して起動メインで除去を飛ばしてきた返し札として綺麗にはまる。
9コスト11000は取られづらいラインとして置いておけるので、《7ルフィ》からの横展開を合わせると強いプレッシャーになる。

後攻の場合も5ターン目から投げられるが、正しく効果を使えるようにある程度キャラでアタックして返しの相手キャラからのアタックを誘うのも良い。

ゲーム途中の《Lウタ》や《3ナミ》のサーチで手札に加えるよりも素引きできているほうが相手のプレイに合わせていきやすい気がする。
特に黄色など《9シャンクス》を連打したい対面の場合はマリガン基準としてキープすることも視野。
逆にこれをサーチ時に見せておくと相手のアタックの仕方をある程度誘導できる可能性もある。

《4ウタ》

逆光ウタちゃんカッコいいと可愛いが渋滞している

バニラステータスに加えてブロッカーとドン付与のメリットはカウンターレスとはいえ優秀。
《3ナミ》アタック時サーチ+《4ウタ》登場や《7ルフィ》登場など奇数進行の際にはその効果を活かして《Lウタ》のアタック時効果を漏らさずに綺麗に収められる。
偶数進行の際も、後攻2ターン目《4ウタ》登場+《Lウタ》6000アタック、後攻3ターン目《4ウタ》登場+《3ナミ》6000アタック&サーチ+《Lウタ》6000アタック、など特に《3ナミ》を絡めたアタックにおいて働かせやすい。

もともと《7ルフィ》から出す択として《4ブルック》以外に《4ゾロ》がいたがメリット持ちのこちらと交換する形で採用してみた。
カウンター値を保持しているタイミングがやや異なるものの、《4ウタ》の起動メイン効果でカウンターレスを処理できたならば《4ゾロ》が持っていたカウンター値を補えたとも考えられるので実質上位互換のような立ち位置だと考えている。

《3カタクリ》

お兄ちゃん出るならブリュレも出してくれ

《4ブルック》から出すカードがそこまでないときに合わせて出す1枚。
これまでで言うと《3ウソップ》との交換枠。
先攻後攻の4ターン目以降であれば6000でアタックできることも多くコスパはなかなか良い。
返しの相手ターン中もパンプしたままなのも偉い。

ただしリーサルタイミングではドンをキャラやリーダーに付与してアタックしていくためパンプ条件の6枚レストが満たせないこともある。
そのため中盤まではアタッカーとして使いやすいが終盤では《3ウソップ》の素点5000の方が良い場面も出てくるだろう。
パンプ条件のレストはドン+キャラでも良いので、《7ルフィ》などから横展開できてる場合は《私は最強》で3ドンレスト、リーダー含めて3回アタック後なら一応満たせる。
ただし実戦においてはトリガーによる除去のケアの為にコストの低いキャラからアタックするプレイもそれなりに存在するので、コスパが良いからといって《3カタクリ》のアタックを最後に回すのが必ずしも正解ではない。

総じて仕事がしやすいタイミングとしては、4 or 5ドン帯で《4ブルック》と一緒に出せるときか、7 or 8ドン帯で《7ルフィ》と一緒に出しつつ次の9 or 10ドン帯で《9シャンクス》などのきちんとパンプ条件を満たせるカードを引けているときになる。
《3カタクリ》がアタックできるタイミングでレストが作れるかどうかを判断し、微妙であればカウンター値としてさっさと切ってしまうのが吉。

《2ルフィ》

ウタが寝てると元気になるチョイエモ

新たなFILM2000カウンターというだけですでに偉い。

2000カウンターの中でもアタッカーとして見たときにコスパ的には意外と悪くない性能をしている。
2コストキャラで実質1ドン付与で5000でアタックできるバニラステータスと同様なのはそこそこ強く、《3ロビン》から出せるのも地味に良い。

《4サンジ》も5000でアタックできる2000カウンターだが5000でアタックするだけなら《2ルフィ》と比較してコスパが悪い。
《4サンジ》でアタックするなら7000をベースにしたいのでパンプの条件込みで他のカードとの噛み合わせが重要。このあたりは《3カタクリ》と似ている。

それと比較して《2ルフィ》は他のカードの引き合わせと関係なく単独で5000アタックを狙えるため扱いやすい。
《7ルフィ》→《4ブルック》→《3ロビン》→《2ルフィ》で次のターンに5000アタック連打が有効なデッキはありそうな気がしている。

《2ゴードン》

FILM RED何回観てもこのシーンで泣く

発表当時はメリットありのブロッカーということで《2ブルーノ》と入れ替わる形で採用しようと考えていたカードだが、除去が横行する現環境において半端なブロッカーはもはや意味をなさないのではないかと思っているため一旦採用を保留にしているカード。

カウンター値を持たない音楽カードをカウンター値に変換できるのはなかなか面白い固有効果だが、切っても良い音楽カードがあまりないのも事実。
《新時代》はほぼ自分のターンで使わない理由がなく、《私は最強》はリーサルにおいて一番重要なカードなため極力ガメておきたい。
一番手札で浮くタイミングがあるとすれば対象が存在しなかった《逆光》くらいで、それも状況によっては返しのブロッカー潰しやアタッカー除去に取っておきたいことがあるため《2ゴードン》の効果が活かせるタイミングは本当に限られている。

また微々たる差ではあるが、《2ブルーノ》と違い素点が0で生存したとしてもアタッカーとして運用できる可能性が限りなく低いのもマイナス評価。

《私は最強》について

FILMの大型として《9シャンクス》が登場したことで《私は最強》の有用性が相対的に上昇したように感じる。

これまでの緑ウタの最高打点が《10ドフラミンゴ》の10000でライフを守るのに手札3枚要求だったのに対して、それを超える11000パンチャーからライフを守るのには4枚要求。
ドンを付与せずとも単独で4枚要求できるため、その分を《Lウタ》に回し9000アタックの3枚要求を《私は最強》×2と合わせて3回行うリーサルが実践しやすくなった。
最大が《8キッド》の8000など盤面に存在する打点が小さい場合、《私は最強》をかき集めて《Lウタ》による複数回アタックすることがリーサルでは重要になりがちだったが、素の打点が伸びたことでカウンターの要求値を上げ、《私は最強》の追加一発でもリーサルが見えやすくなっている。

それに伴い、複数枚の《私は最強》をガメずに中盤での面の削りやライフへの圧迫の為に《私は最強》を使っていく選択もそれなりにしやすくなった印象。
これまで以上に《私は最強》の仕事の幅が増えたこともあり新規入り構築でも変わらずに4枚採用したい。

カウンターレスの枚数について

現時点の構築

パーツ集めに必要な《3ナミ》×4
展開に必要な《7ルフィ》×4
手札の質向上と殴れるブロッカー《4ウタ》×4
貴重な単体除去とファッティ《9シャンクス》×4
音楽カード×10

こうして挙げてみると26枚とカウンターレスがかなり多く見える。(実際には《新時代》は別のカードに変わるのでその限りではない。)
現時点ではデッキ50枚全てをFILM特徴にし《Lウタ》及び《3ナミ》、《新時代》を確定手札補充にしているため、手札の増える速度的にはカウンターレスがそこまで気にならないような印象である。
また《4ウタ》の起動メイン効果によってカウンターレスを《Lウタ》のアタック時効果で擬似的にカウンター値持ちにできることも大きい。

どうしてもカウンターレスが気になる場合は《勝者だけが正義だ!!!!》を採用しても良いが、採用できるFILMが増えた現カードプールにおいて《Lウタ》のヒット率を下げてまで採用するかどうかは少し疑問である。

《4ウタ》、《9シャンクス》の枚数を調整することも考えられる。

《4ウタ》は序盤から面に置くことで《Lウタ》に本来回していた分のドンを補い《3ナミ》のサーチ回数を増やしたりできる為確かに有用ではあるが、ある程度の嚙み合いのもと効果を発揮するのも事実で、一応《7ルフィ》からの展開途中で絡んだ場合も仕事としては十分である。
やっていることとしてはこちらのアドバンテージを増やすというよりも、1ドン付与による相手の手札1枚分の要求が主。
あくまでも最速から仕事をさせた場合の上振れがあるという認識。今で言う赤紫ローの《5キッド》のようなイメージ。おそらく。
《4ウタ》を盤面に複数並べるのは多面展開を目指す緑ウタにとってはそれほど積極的におこなうプレイではなく、4 or 5ドン帯で素出しする以外では《4ブルック》がない場合に《7ルフィ》から踏み倒しで登場させることが多いだろう。ただその回数自体は多くない、というよりもその場合多面展開ができていないことになるので、《7ルフィ》から《4ブルック》を展開する機会よりも多くならないように《4ウタ》の登場タイミングをきちんと合わせていく。

《9シャンクス》については欲しい対面とそうでもない対面がありそうで、大型を連打してくる黒や黄対面では重要度が高い印象。
その中で欲しいタイミングもそれなりに決まっているので、途中の《Lウタ》、《3ナミ》、《新時代》のどこかしらで引っかかれば良いと考えればフル採用が絶対というわけではなさそう。
ただ使用感のところで述べたように《7ジャック》への解答としてあまりにも綺麗なので、そのタイミングで投げたいなら4枚採用で確実に対応できるようにしたい。
またこの手の除去は見えていないほうが強いので、4枚採用にして素引き率を上げるのも確かに有効だと感じる。

基本ムーブ

先攻の場合

マリガン基準:《3ナミ》+《4ウタ》or 《4ブルック》など

・1ターン目 何もせず
・2ターン目 《Lウタ》8000アタック時サーチ
・3ターン目 《3ナミ》登場時サーチ
                 or 《4ウタ》登場
                     《4ウタ》起動メイン
                     《Lウタ》6000アタック時サーチ
・4ターン目 《7ルフィ》登場→《4ブルック》登場→
                     《3カタクリ》 or 《3ウタ》 登場など
                     《4ウタ》起動メイン
                     《Lウタ》6000アタック時サーチ

3ターン目に《4ウタ》が出せるかどうかでそのターンと次のターンで《Lウタ》のアタック時効果が使えるかどうかが変わるので重要。
《4ウタ》の効果自体は《Lウタ》と合わせた場合の手札交換だが、相手のカウンター値の要求を上げつつ自身のカウンターレスを処理できると考えれば十分優秀。
4ターン目に《7ルフィ》から《4ブルック》以降に繋げるパーツを集めるためにも、3ターン目までに《Lウタ》と《3ナミ》での最大3ヒットを目指す。
《ブルック》がヒットしなかった場合は《7ルフィ》から《4ウタ》を出して《Lウタ》にドン付与でアタック時サーチも良い。

後攻の場合

マリガン基準:《3ナミ》、次点で《4ウタ》

・1ターン目 何もせず
・2ターン目 《Lウタ》6000アタック時サーチ+
                       《3ナミ》登場
                   or 《Lウタ》5000アタック+
                        《3ナミ》登場時サーチ
                   or 《4ウタ》登場+《4ウタ》起動メイン
                        《Lウタ》6000アタック時サーチ
・3ターン目 《4ウタ》登場
                       《3ナミ》6000アタック時サーチ
                       《4ウタ》起動メイン
                       《Lウタ》6000アタック時サーチ
・4ターン目 《7ルフィ》登場→《4ブルック》登場→
                       《3ナミ》登場時サーチなど
                       《4ウタ》起動メイン
                       《Lウタ》6000アタック時サーチ

後攻も先攻と同じく《4ウタ》の有無は手札の質に関わる。
予め《4ウタ》が置けていると《7ルフィ》からの展開で《3ナミ》が後からの出勤になった場合も《Lウタ》と合わせて2回のサーチ権利が生まれる。
とは言え《3ナミ》のサーチを複数回行っていくほうが《Lウタ》のサーチよりも手札の質が良くなっていくので、マリガン基準としては《3ナミ》のほうが基本的には上。
面を並べつつもアタックせずに《Lウタ》でライフを取り後から一気にアタックを仕掛ける対面の場合は、逆に《Lウタ》のサーチ回数が重要になるので《4ウタ》をマリガン基準にすることも検討できる。

先攻後攻の選択

先攻後攻どちらでも良いが、選べるなら基本的には先攻を選択する。

先攻

先攻3ターン目に《Lウタ》アタック時と《3ナミ》登場時サーチの両方を使うのが基本。
《3ナミ》がいない場合は《Lウタ》6000アタック+《4ウタ》を登場させておき、4ターン目の《7ルフィ》で展開しても《4ウタ》の起動メインで《Lウタ》への1ドン付与でサーチを狙えるように準備しておく。

先攻の場合9ドンに早く到達するので5ターン目に《9シャンクス》を使うかどうかを選択できる。
その際には《4ウタ》が前のターンまでに登場しているとさらに良い。

後攻

後攻の場合、後攻2ターン目で《3ナミ》登場時サーチが使えるので、ピックの選択ができる点では嬉しい。
どのみち確定サーチになるなら《Lウタ》6000アタックでカウンター値を要求して《3ナミ》素出しも可。
ただし次ターン相手からの除去が見え見えの対面の場合、《3ナミ》の登場時効果を使えないのはやや勿体ないので代わりに《3カタクリ》素出しも次ターンに6000パンチャーを用意できる為有効。
後攻2ターン目に《4ウタ》を先出しするのはその時点で《4ウタ》の起動メインを使って《4ウタ》のアタック時効果を使っていくのが前提の動き、つまりは《3
ナミ》に触れておらず集まりすぎたカウンターレスを解消したい場合や現状の手札で次ターンにすることがないため予め動ける札を探したい場合になる。

後攻3ターン目がやや微妙。
綺麗にドンを使うのが《3ナミ》登場時効果+《Lウタ》7000アタック、もしくは《4ブルック》→《3ナミ》登場時効果+《Lウタ》6000アタック、《3ナミ》が予めいるなら《4ウタ》登場+《Lウタ》6000アタック+《3ナミ》6000アタック時サーチのようなパターン。
いずれにしても《3ナミ》の有無がドン消費にかなり関わる。

後攻4ターン目は《7ルフィ》から展開した場合に《4ウタ》の有無に関わらず《Lウタ》6000アタック時サーチが使えるのは良い。
ただし先攻4ターン目に出された《7ジャック》などが暴れてる場合、《7ルフィ》からの横展開が返しにさらに除去する的を用意するだけになりかねないので、《Lウタ》10000アタック+《私は最強》で面に圧をかけておくのも良さそう。

5ターン目からようやく《9シャンクス》が出せるが、ここで出す《9シャンクス》が間に合ってるときとそうでないときがあるのが少し気になる。
結局このデッキの宿命として後手後手に回るとリカバリーが利きづらく、このタイミングでの《7ルフィ》からの横展開もカウンター値を残すためにブロッカーを並べるだけになったりするので、モリモリ増える手札はもとよりボート面で如何にマウントを取れるかの意識が重要だと考えている。
その意味でここでの《9シャンクス》が果たして間に合っているのかどうか、ボード面で他のカードに負担をかけていないかをしっかり考えてい前のターンまでをプレイしていきたい。


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