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防災・災害対応のデザイン

2020年7月13日、武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論の授業にて、国士舘大学 防災・救急救助総合研究所のデイビッド・佐伯 潤さんのお話を聴講した。防災訓練はこれまでにも学校や職場などで何度か受けてきたが、正直、いまいち本気度に欠けていたように思う。佐伯さんの講義は、そんな聴講者の胸のうちを見透かすように、随所に人を引き込む仕掛けがされていた。そして、なるほど、これがデザインの力かと勝手に唸った。

具体的な仕掛けとしては以下のようなものが印象的であった。

・本気のプレゼンテーション(口調、動作、衣装、アングル)

・論理的な構成

・動きのあるスライドデザイン

・イラストや図を交えた視覚表現

・聴講者への問いかけ

防災・災害対応に関する知識もさることながら、プレゼンテーションの模範としても非常に勉強になった。自分自身の伝える力について、見直したい。


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