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1989年大河「春日局」vol.7 太陽!ゲスト女優番外編002大原麗子。徳川家臣(家光の御代)

vol.7

「春日局」と(家光の御代)徳川家臣

松平信綱(まつだいら のぶつな)
(松平長四郎→松平信綱)
演:沢登伸一(澤登伸一)
(幼少期:関根信行、少年期新井信彦)
※父は同じくコメディアンの初代三波伸介

家光の側近。
幼名は長四郎(ちょうしろう)
おふくの子・千熊(稲葉正勝)らと共に竹千代(家光)の
小姓に抜擢され、おふくの薫陶を受ける。
長じて家光の側近となり、春日局の指示で
島原の乱鎮圧に向かい、幕府軍の指揮を執った。
しかし、鎮圧に時間がかかり過ぎると家光の叱責を買う。

◆通称 知恵伊豆と言う。

◆家康の死から7年、家光が「生まれながらの将軍」になったとき、
小姓組番頭として寄り添っていたのが松平伊豆守信綱である。
知恵が湧くように出たため「知恵伊豆」と呼ばれ、
家光・家綱のもとで老中となって辣腕をふるう。

◆信綱たちは家光に、30万という未曾有の大軍を率いた
上洛を成功させる。一方で諸侯への統制を強め、
加藤清正の熊本藩は代替わりを待って改易に、
弟忠長も自裁に追い込んだ。

◆ 島原の乱、由井正雪の乱、振袖火事と、
国難は矢継ぎ早に押し寄せる。
もちろん改易の続出で巷には浪人が満ち、
謀反の噂も多く出始め、飢饉に地震、大火も多発した。

◆この時、春日局は、家光に向かって
「街の様子をその眼でご覧になってくるのが宜しかろう。
民はどんな思いで毎日を暮らしているのか?」
「飢饉の連続」
「今日、明日に食べる米もない」
「江戸城でのほほんと時間を費やしいる場合ではない。
其れが将軍がやっている事か?」
「今、将軍として何を為すべきか?」
「昔の時のように、自分の眼で確かめて来なさい」と

鬼になってお福は家光に言ったという。
自分のお乳を飲ませて、家光の疱瘡を回復させたお福だから、
キツく言えたのでしょうね。
福も夫の正成とも、夫婦揃って家光に意見した。
両人とも、「徳川大事」を思っての事。

春日局の人物評として

『徳川実紀』には

「この局が忠節のことども。
 世に伝ふること多けれども。
 まことしからぬことのみ多く伝へて。
 益なきに似たり」とある。

この現状を垣間見た家光は、この後にすごい政策を打ち出します。
この政策は、現代の政治家も見習って欲しいものです。
ドラマではちょっとしか取り上げていません。
ここが肝心なのに。

教科書でも、何故か取り上げません。
また徳川家光その人だけを、未だかつて大河ドラマで
取り上げていません。何故でしょうか?
徳川家光が主人公の大河ドラマを作って欲しいものです。
春日局もそうなると必須で、
出来れば柴崎コウに春日局をやって欲しい。

現在、安倍さんがいないこの日本で、
そんな春日局みたいな女性が国政を引っ張って
行ければ、と切に思います。勿論家光も。


松平正綱(まつだいら まさつな)
演:大林丈史
信綱の養父。

安藤重信(あんどう しげのぶ)
演:木曽秋一(壮年期:山崎海童)

酒井忠勝(さかい ただかつ)
演:睦五朗 ★
太陽!には何度出演する。


「春日局」では、
島原の乱を春日局殿が出来るものなら
鎮圧してみよ、と。
三千石を拝領した春日局は、島原の乱を鎮めに
行け、と言われてしまう。

◆しかし酒井忠勝は家光の信任を集めた。

家光は忠勝を特に信任し、
「我が右手は讃岐(酒井忠勝)、我が左手は伊豆(松平信綱)」と
述べたという。

また家光が他の重臣と協議するときは寝間着姿のときもあったが、
忠勝との協議のときだけは必ず着替えて引見したという。

若い頃の家光は夜な夜な江戸城をよく抜け出していた。
このため辻斬りをしているのではないかと噂されたが、
実は寵愛していた小姓の山城守の屋敷に行っていた。
男性好みの家光。

ある寒い夜、家光は山城守邸を辞去しようとしたとき、
履いた草履が暖かかったので山城守の心遣いかと思った。
しかし実は忠勝が家光を心配して密かに警護しており、
家光が城に戻るまでの間は外で待っており、
草履を懐に入れて暖めていたのである。
のちにそれを知った家光は夜遊びをやめたという(『仰景録』)。


酒井忠朝(さかい ただとも)
演:澤伸好
忠勝の子。


酒井忠世(さかい ただよ)

江戸時代初期の大名。
江戸幕府の老中、大老。

演:宗近晴見 ★

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◆サンダーバード2号バージルの声の吹き替えで
超有名です。顔を知らなくても
声は知ってるでしょう、皆様。

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太陽!にも出演しています。


青山忠俊(あおやま ただとし)
演:野村信次

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◆家光の教育係だったが、憎さ100倍で
家光に勘当を申し付けられ、改易に。
◆ 古五(こご)事件では、春日局とともに
事件収拾にあたる。


堀田正吉(ほった まさよし)
演:鷲生功 ★
もとは稲葉正成の家臣の1人でのちに徳川に仕える。
正成の娘・おふじを妻に迎えた。

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このおふじが正室であり、正しくは、まん。
まんは、稲葉正成の継室・春日局の義娘(先妻の子)にあたり、
子の正盛は早くより将軍徳川家光に近侍し寵愛を受け、
幕府の要職に抜擢、大名となり子孫は繁栄した。


鳥居元忠(とりい もとただ)
演:滝田裕介 ★
◆父と共に二代に亘り、家康の家臣となる。
関ヶ原の戦いの前哨戦といわれている、
伏見城攻防戦で殉死する。徳川側が仕掛けた前哨戦か?。
◆もうひとつ、三成側が仕掛けた前哨戦がある。
これは、後程ご説明します。


鳥居忠房(とりい ただふさ)
演:安達義也
元忠の孫。


松倉重治(まつくら しげはる)
これは、松倉勝家の転記ミスか?
演:西岡徳馬 ★

松倉 勝家(まつくら かついえ)は、江戸時代前期の大名。
肥前国島原藩2代藩主。初代藩主・松倉重政の嫡男。
領国に悪政を敷き、島原の乱を引き起こした。
乱の鎮定後は江戸幕府に領国経営失敗と反乱惹起を問責された際には
おふくに取り成しを頼んだ。
しかし大名としては異例の斬首刑に処された。

斬首刑(ざんしゅけい)とは、罪人の首(頭部)を
刃物等により胴体から切断する刑罰(死刑の一種)である。
対象者は即死する。ただし、
「斬首されたのちもしばらくは意識がある」
「素早く斬首されるとほとんど痛みを感じずに即死する」など
という説もある。

斬首用の斧と断頭台

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次回は家光兄弟姉妹に侍る侍女たち等


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