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1989年大河「春日局」VOL.2 と 主人公 斎藤福と取り巻くその一族模様。 このドラマの出演者。

かなり多くの俳優が太陽!に出演しています。
役名と、演じた俳優名 の横の印
太陽!ゲスト出演者 が★
同レギュラー出演者 が★★
同準レギュラー が🔺です。
以下の俳優陣から数えてみると、
50人以上が太陽!に出演しています。

かなり多いため、vol.13まで。
一部筆者のコメントを追記しています。
加筆コメントは◆で表示、示しています。

✅太陽にほえろ!沖田駿一以上の
ゲスト出演回数は
土佐藩主山内一豊(やまのうち かずとよ)を演じた
相原 巨典(あいはら きょすけ)。一人で
★太陽!38本の回にゲスト出演していました。
全730回を隈なく確認しました。
確認できる回を、欠番は除いてです。

以下はWikipediaより参考抜粋。
一部姫洲自身のコメントを加筆しています。
加筆コメントは◆で表示


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✅斎藤家と稲葉家

斎藤福(さいとう ふく)
演:大原麗子 ★

(幼年期:安間千紘→尾羽智加子)

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↑は、安間千紘ちゃん。演技は上手でした。


主人公。明智光秀の家臣・斎藤利三(としみつ)と
その妻・お安(あん)の間に生まれた娘。

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↑お安と娘時代のお福。この頃に正成に一目惚れ。


夫稲葉正成との婚姻関係を維持したまま徳川家に奉公にあがる。
当初、乳母(めのと)としての勤めは数年程度の予定であったが、
家康にその力量を認められたことなどから長期に渡り、
乳母として江戸に留まることに。

次第に将軍家の世継を育てることに
大きな使命感を抱くようになる。
なお劇中では、春日局の名前を拝命した後も
役名は最後まで「おふく」のままであった。

◆念のため、斎藤は、斎藤道三とは別系の家。

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斎藤利三(さいとう としみつ)
演:江守徹 ★

おふくの父。明智光秀の家臣。五宿老の一人。

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本能寺の変で織田信長を討つが、山崎の戦いで敗北、
秀吉軍に斬首される。
史実では、父が惨殺された現場を幼い福は目撃した。

◆この時の福が感じたトラウマが、番組では描かれないが、
終生豊臣家、即ち秀吉への怨みになり、
残って行ったとも云えるのではないか?

◆織田家再興を目論むお江与を殺害したい動機が
あったとも思える。よってお江与は
春日局に殺害(ヒ素による毒殺)された可能性は
否定できない。
ここは番組の中では描かれず。
大河ドラマ「葵徳川三代」ではそれらしい描写があるが。

お安(おあん)
演:佐久間良子

おふくの母。

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夫の利三が亡くなると、おふくらと比叡山の麓に身を隠し、
三条西家に引き取られた後も身分を隠して
下働きとして扱われるなど苦しい数年を送る。
秀吉の天下が定まった頃におふくと共に
実家に身を寄せる。おふくが徳川家で立派に役目を
果たしているのを見届けた後に美濃で亡くなるが、
江戸城の奥に勤めるおふくは
母の死に目にあうことはできなかった。


稲葉一鉄(いなば いってつ)
演:大坂志郎 ★

おふくの母方の祖父。

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福に女だてらに乗馬や長刀を教え込んだとも言われている。

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その乗馬の稽古の最中に、福は天然痘を患う。
いわば疱瘡である。

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◆福が幼少期に疱瘡を患った経験者である事も、
家康は重んじ江戸城に乳母として入城させた。
現在でいう免疫があるという事。
この経験が後に役立つ。
家光の生命を救い、その看病で春日局の生命を縮める結果となる。

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◆一鉄は、日本語の「頑固一徹」の言葉の語源に
なった人とも言われる。

稲葉重通(いなば しげみち)
演:織本順吉 ★

一鉄の長男で、おふくの養父となる。

次男は割愛します。


たか
演:小林千登勢 ★

一鉄次男、稲葉貞通の妻。

✳️架空の人物

◆小林千登勢は太陽!「雨の中の女」で家族を殺害された事へ
復讐をする犯人役。ロッキーに射殺される。
マカロニ時代「俺の拳銃を返せ!」の
リメイクとも取れる作品。

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稲葉正成(いなば まさなり)
演:山下真司 ★★

◆スニーカー刑事五代潤で2年間レギュラー。
(少年期:渡辺博貴)

正成とお福

おふくの夫。
関ヶ原の合戦で小早川家を守るため家康に内通したことが
原因で主君・小早川秀秋に睨まれ、
おふく達を伴って美濃へ出奔する。

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乳母として江戸に上がる話を受け、
どうするべきか躊躇していたおふくを後押しする。
竹千代が正式に世継と定まった時期におふくが役目に
専念できるようにと自ら離縁を申し入れ、
さらに後に再婚もしているが、
おふくとの関係は終生良好なものであった。

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◆「別れてもお互いに好き合う元夫婦」を演じる。
また、祝言(結婚)前にお福は、
自ら稲葉正成に一目惚れ。母あんに、駆け落ちしてでも、
正成さまと夫婦(めおと)になりたいと告げる。
好きな男を何としてでも奪いたい現代風の女性を演じている。
他の女に取られたくないと。
正成の人柄と生き方に惚れたのだ。

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2度目の浪人中、息子・正勝の元に身を寄せた際に、
遊興にふける家光を手討ち覚悟で叱りつけるなど、
年老いてなお戦国武将らしい気骨ある人物として描かれている。

◆この場面は現代の会社代表者にも解雇覚悟で、
物おじせず、言える人はあまりない。
ボスやゴリ、スコッチに物おじせずに、
言いたい事を言うスニーカー五代潤と被る。
そんな山下真司は適役だった。
しかしスコッチやロッキーに何度か殴られている。

勿論ゴリに、初回登場編でぶちのめされる。

◆家康は、豊臣恩顧の大名達が死んでから
この過去の忠義を忘れてはおらず、
お福の実績をも含み、
齢50を過ぎてから大名に取り立てている。


稲葉正勝(いなば まさかつ)
演:唐沢寿明

(幼年〜少年期:高橋壱岐→伊崎充則→磯崎洋介)

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おふくの息子。幼名は千熊(せんくま)。
おふくに伴われ江戸に下り、竹千代の近習に取り立てられる。

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そのため城内の勤めの上では母・おふくに対して、
他の竹千代の近習たちと同様に乳母様として接し
仕える身分になる。

母親と切り離され、幼少の身でありながら屋敷を持ち、
一家の長として扱われるという厳しい環境の中で成長していった。

家光からの信頼は篤かったが、
そのために若いころは城を抜け出して
遊び歩く家光の道連れにさせられることも多かった。

◆家光の男色の相手をしていたかも、知れない。

しかし身近に家光と接している分、正勝の言動から、
紫の事件や、名ばかりの将軍という扱いに
心を痛める家光の心情を誰よりも案じている様子が伺える。
後年、小田原藩主に取り立てられるが、
幕府老職を預かる激務がたたり病に倒れ早世する。


お春(おはる)
演:真璃子

正勝の正室。もとは下働きの女中であったが
正勝に見初められて正室に。
嫡男・鶴千代を産んだのち、流産し
そのまま若くして亡くなる。

稲葉正則(いなば まさのり)
演:真田知幸(少年期:澤田英俊)

正勝の子。幼名は鶴千代(つるちよ)

稲葉正定(いなば まささだ)
演:奈佐健臣

(幼少〜少年期:鳥居紀彦→杉山和幸→山浦広幸→小日向範威→中村獅童)
おふくの子。幼名は七之丞(しちのじょう)。
正勝の弟で、共に竹千代(家光)に仕える。


稲葉正利(いなば まさとし)
演:丹羽貞仁

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(幼少〜少年期:池田貴尉→福原学→中野慎)
おふくの子。正勝・正定の弟。
お江与の要求によって国千代の小姓として召抱えられる。
そのことがやがておふく・正利親子にとって
大きな不幸を招くことになってしまう。


斎藤利康(さいとう としやす)
演:杉本哲太

おふくの長兄。

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父・利三と共に山崎の合戦に参加するが
弟・利宗をかばって討ち死にする。


斎藤利宗(さいとう としむね)
演:森田順平 ★(少年期:高橋良明)

おふくの次兄

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備中への遠征で初陣をかざることになっていたが、
本能寺の変が初陣になってしまう。
山崎の合戦後に行方知れずとなるが、
東陽坊長盛の保護の下、隆法(りゅうほう)として
修行する生活を送る。
後に加藤清正の家臣として取り立てられる。
おふくが乳母として徳川に仕えるようになってからも
兄・利宗の存在は大きな心の支えになっていた。

森田順平は、大河ドラマには常套顔。
太陽!「殴られたスニーカー」に山下真司と共演。
相手は誰でもいい?
自分の欲求を満たす、痛め付けらる被害者を
探し続ける孤独な空手有段者のマザコンサラリーマンを演じる。

「空手という凶器が狂気になり
街を歩いているような」現代社会の幻像。
「何故俺を殴ったのか?」とは潤。
「何故マカロニを刺したのか?」とは
73年の太陽にほえろ!視聴者。


「マカロニ死す」と同じ状況を体験する五代潤。
理由無き暴挙の理由を、
独りで悶々と探すスニーカー。


「こいつ、何に興味があるのか?」
マカロニを刺した奴にもこんな現代社会の病巣を
抱えていたのかもしれない。これもまた太陽!オマージュ作品かな?

第468話「殴られたスニーカー」

斎藤三存(さいとう みつあり)
演:阪本良介(幼少期:大城誠晃、青年期:阿久津健太郎)
おふくの三兄。幼名は出来丸(できまる)。

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つる
演:増田未亜

重通の娘で正成の最初の妻。


稲葉正次
演:青島健介

(幼少〜青年期:井手大輔→布施優一郎→中村彰良→高津英樹)
正成とつるの息子。幼名は君丸(きみまる)。


おふじ
演:麻生真宮子

(幼少期:中野美穂、少女期:広瀬珠実)

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正成とつるの娘。正成の妻となったおふくを
実の母のように慕っている。のちに堀田正吉に嫁ぐ。

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✳️大河ドラマ初出演で最後の出演

✳️ 1982年、日本テレビ「スター誕生!」で
グランドチャンピオンを獲得。
大妻女子短期大学在学中の1984年に
3人組アイドルグループ
「麻生真美子&キャプテン」としてデビュー。


開田孫六
演:せんだみつお ★

正成の親戚。もとは武士だった。

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【実父】林政秀(正三)。
その父は林通政。彼は織田家家臣。
【略伝】稲葉正成の弟であったようで、正成が
 小早川家を出奔して浪人すると、
 その世話をしたという。
後年、正成の大名出世を自分事のように喜ぶ。


かね
演:五大路子

斎藤家の奉公人。
◆追っての秀吉軍からふくや、お安を護り
自決?する。

✳️架空の人物
✳️大和田伸也の妻
✳️ 葵 徳川三代(2000年) 於阿茶の方 役
※立花宗茂役の夫・大和田伸也と共演

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次は明智家へ


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