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マカロニ時代★★★優秀作004① 🟡第41話「ある日、女が燃えた」【後半部】ストーリー概略その1

監察医が自殺の結論を出した事件。
一刑事の勘だけで、捜査を続けさせない。
「私は、署長に嫌われてますからね」

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この後にストーリー概略2.3へと続きます。

1973.4.27放送
脚本:鎌田敏夫
監督:土屋統吾郎

本編スタートし、最初のコマーシャル迄。
全コマーシャルの2番目に入る迄。

深夜のパトロール中、
覆面車フィアット1800Bの中。

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給料袋を取り出して、
「今日だけは銀行強盗する奴の気持ちが
 わかるよ。」と山村はゴリに。
「奥さんが病気じゃ、山さんも大変ですね」

◆まだ、その頃には、七曲署署員の給料は、
銀行振込にはなっていない。

◆昭和51年6月11日の204話でも、
ゴリが三階経理係に給料袋を貰いに行くシーンがあるから、
当時の七曲署ではまだ銀行振込になっていない事が窺える。
あの事件の時効から半年経っても、まだ手渡しなのだ。

※あの事件とは、日本最大の現金強奪事件。府中で実際に起きて時効となり、迷宮入りとなった「三億円強奪事件」のこと。現代の貨幣価値では16億円とも謂われる。


待ち構えたボスや殿下、テキサスに
貸した金を返せ!と階段で取り立てられる。

借金返済

三人に一万円ずつ強奪される体育会系。
その時のゴリの給料は
恐らく14-15万円くらい。ここからアパート代が引かれる。


✳️日本で迷宮入りした刑事事件の蘊蓄話

皆様、給料は銀行振込が当たり前だと、
そう思っていませんか?
銀行振込に変わらざるを得なかった事件がありました。
ドラマでなく実際に起きた事件です。

1968.12.10。昭和43年。

三億円事件ポスター

この41話の五年前のあの三億円強奪事件から、

(日本最大の現金強奪事件➡︎7年後迷宮入りになる)
この事件を教訓に、
一般の会社、事業所は従業員の給料を手渡しから、
銀行振込に徐々に変えていこうとしていた過渡期か?
給料、ボーナス共に。

捜査終了のあとから、
銀行キャッシュカードが登場していったのも
この後からである。

だが、
事件は昭和50年12月10日に時効を迎える。
この41話(1973年)当時では、
まだ捜査中の実際の事件だった。

太陽にほえろ!では、2回、この事件を
モチーフにしたストーリー。

1.三億円事件発端をイメージした第24話、
「ジュンのお手柄」警察犬ジュンの初登場。しかし名前はジュン1号。テキサス時代のジュンが2号になります。
※これは当蘊蓄話で取り上げ済みです。


2.時効寸前に太陽!流に解釈した第177話、
「海に消えたか三億円」がある。
※これはテキサス時代の蘊蓄話として。

他の刑事ドラマや映画でも、
幾つもこの三億円強奪事件を
モチーフにしたドラマが当時は多数作られた。


話は元に戻ります。

深夜の人影もいない線路の脇道。
明明と燃える炎を発見した。

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炎が殊の外大きく、何が燃えているのか?
山村は確かめようと降車し近づき消火した。

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「ボスに連絡しろ。燃えているのは、女だ!」

井上堯之バンド♫「謎は霧の中」

放送ではアレンジバージョンが流された。

早暁の初動捜査の結果、
燃えていたのは山下梨絵という女。

現場検証後のボスの机。

「焼死体の近くに転がっていたものです」と野崎

そのバックから、手紙が。
それを鬼が確認する。


遺書のようなもの
「さようならお爺ちゃん、お母さん、
 お兄ちゃん。梨絵を許してください」
と達筆な文字。

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※でも、死ぬとは一行も書いていない。

「ほぉーっ」預金残高に驚く山村。
300万円が入った通帳が。

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山下のマンション2201-13号室の

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梨絵の部屋。山村は、
「一人でこんな何処に住んで預金が300万か」
マンションの管理人は、
どんな仕事をしていたかは、全く判らないと。


◆えっ??!2201-13号室とは。
長さんの団地の号数と同じである。
第22話「刑事の娘」
ここでは野崎太郎だけの表札

2201-13号室

また前週の作品である、
第40話「寂しがり屋の子猫ちゃん」
こちらは家族全員の名前が。

2201-13号室2

この41話には、スタッフの工夫がもう少し欲しかった。
※太陽にほえろ!の人気が高まりつつあった時。
※マカロニ時代では、長さん主役がたったこの2回。

なのに、同じ号数を全く別の場所で、しかも
被害者マンションと刑事の家庭の号数が一緒とは?!

皆様、お気付きでしたか?

◆関係ないマンションの管理人に、
個人情報(預金残高等)を
何の気にも留めずに話している山さん。

「彼女は何故こんな大金を持っていたか?」
※当時は、現在のように、
被害者の個人情報を漏洩してはならないという、
警察官の当然の認識は
全くない時代だった?


マンションでは、山下梨絵自身の写真が
飾ってある。その写真を拝借し捜査に活かす。

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その写真を見せて、
野崎は船で暮らしている山下の兄は、
本人だと確認できた。さらにあの走り書きも
妹だと。筆跡がそうだ、と認めた。

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「最近生活が狂ってしまい、噂では、
妹はコールガールをしているらしい」と。

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◆兄も、かなりしんどそうな顔。
眼が窪み
右の眼にはクマが出来ている。

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◆かなり生活苦でしんどそうな現実の生活を
表現している絵だ。この演出は。

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被害者家族の
悲壮な窶れた顔の演出。
 太陽にほえろ!初であり
 被害者家族全員の家族を映す。
 この映像演出には恐れ入る。
 高い評価をしてしまう、筆者は。

◆このシーンは、僅か数分間だが、
太陽マカロニ時代優秀作の一コマ。これも
その所以と言えましょう。
◆号数の撮影のミスは、これで簡単に吹っ飛ぶ。


しかし、
ストーリーをさらに進むと、
またまた撮影部スタッフの大きなミスが。
なのに視聴者は全く気付かない!
プロデューサーもそのまま放送!

皆様気づかないでしょ?


変わって一係、ボスを囲んで。
ゴリだけはそこに居ない。
あっ!シンコは今回も欠場。

井上堯之バンド
♫「マカロニ行動のテーマ、スローバージョン」

元曲➡マカロニ行動のテーマ


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コールガールだとすると
かなりの高級取りですネ?とマカロニ。

女の部屋にあった家具とか、
衣服の総計額は数百万円だ
と、推計される。と野崎の報告。

貧しい娘が身体売って、それで贅沢三昧。
其れでも結局幸せにはなれなかった、
って事だな?と、鬼の感想。
※ボスの声が少し鼻声。風邪を引いたかな。

自殺ですか、ね?とマカロニ。

監察医の結論もそうなんだ、と殿下。
死因は全身の火傷だと言う事です。

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「もう少し調べてみたいですが、ね。
 どうも引っかかるんですよ。
 あんな贅沢好きな娘が
 頭からガソリンひっ被って死んだ、と
 言うところがね。
 あの娘に相応しい死に方とは思えないんです」
とは、山村。


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街に出た山村。
山村は決して表には出て来ない
コールガール業界に詳しい男(石井宏明)に
聞くと、「こんな娘は見たことないですねえ」

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「アンタが知らないということは、
 この業界じゃ、モグリだと言うことか?」
「しかし、この商売、独りでは出来ませんから」

「これはあくまで噂ですがね。
 この向こうのデカいビルを建てている
 洋裁店のマダムが
 そういう組織を持っているんじゃないか?
 と、いう噂なんですがね。」
「噂ですよ、あくまでも」

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「洋裁店の名前は?」と山村。

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井上堯之バンド♫
「尾行のテーマ、アレンジバージョン」
元曲はこれ→「尾行のテーマ」

その洋裁店に出向く山村。さらには
当時ブティックと言う言葉も無かった1973年。


早暁に死体が発見されて、夕方にはもう
山村の勘が、黒い噂が流れているという
洋裁店「CAN」に誘われて、足が向く。

◆長さんはじわじわと第六感がよく働くが、
山さんの勘は、だからヤマカン。
人はその「ヤマカン捜査」と言って馬鹿にするが、
(後期のドックは登場して間もない頃に山村の
捜査方法をそう評した)

◆人の浮世を多く見てきた
自らの経験に基づく山村の人生哲学が
刑事である自分を即座に次の行動に駆り立てる。
早め早めの手を打つ。
だから一係を率いる頭脳派警部補なんだ。


「コールガール組織?」

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「街の噂でね」


「馬鹿馬鹿しい!あたしを誰だと思ってるの?」

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オーナーの河村真紀(牧紀子)に
山下梨絵のことを聞いたが、当の真紀は
写真も良く見ずに知らないと。

だが、山村が下の事務所で入手した
モデルクラブの写真帳には、
確かに山下梨絵が写っていた。

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真紀は、「一、二度使ったモデルの顔を、
何故覚えていられるもんですか?」と。
コーヒーを出そうとした従業員スタッフを
一喝し叱った。
「お茶なんか出さないでいいの!」

「くだら無い事はいい加減にして頂戴!」

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「あなた、お金でも欲しいの?」
「言い掛かりをつけてお金を揺すろうとして
 いるんじゃ無いの?」

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その時、真紀は生欠伸を。


「帰って頂戴!ここは貴方のような人が
 来る所じゃ無いのよ!」
山村を帰らせた。


山村は、そのまま真紀の身辺を
引き続き捜査続行。
山村にはゴリのサポートが付いた。

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表のフィアットの中で待機してしたゴリ。

「信じられないですね。
 河村真紀といえば、
 日本でもトップクラスのデザイナーで、
 アメリカにも店を出そうとしているほど。
 なのにどうして?」

「火のない所に煙は立たず、ってな」と山村。


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夕暮れにモデルと思しき女3人がタクシー
(4代目黄色いクラウン。
スピンドル・シェイプのMS60系)を拾い、
この通称クジラにモデル3人は乗り込む。
山村とゴリは尾行。

◆ここから撮影スタッフのミスがあります。
皆さん、判りますか?
何がミスなのか?、何処がミスと言うのか?

◎まず場面での周囲の明るさがおかしい。
Rutubeで何度も確認しても、やはりおかしい。

モデル三人が店を出てきた時は
陽も落ち掛け。
夕暮れに近く、タクシーを拾う女たち。
それをフィアット車内から
山村とゴリは見ている。

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ところが、
女三人のタクシーをフィアットで尾行し、
タクシーがカーブを曲がる直前には
もう昼間になっている。
これはおかしくないですか?
撮影時間が逆転している。

更にタクシーを拾ったCANの前では
さっき迄雨が降っていたらしく、
道は濡れていたのに、これも大通りに出たら
晴れで、もう乾いている。雨が降っていなかった
みたいに。
※どうしたっておかしいですね。

皆様、動画を見られたら
よく見てみて下さい。
この部分のシーンを。

○初期の太陽にほえろ!には
こんな前後のシーンの繋ぎがおかしいミス
が多々あります。
マカロニ時代だけでなく、
ジーパン時代でも。
撮影スタッフの別のカメラで撮影した、
即ち連携した画像の繋ぎに
綿密さが欠けるシーンです。

○岡田プロデューサーも放映のGOサインを
よく出しましたね。太陽!ファンは細かい所まで
よく見ているんですよー。
特に私は。

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モデルたちは高級レストラン
「シベール」で食事をするようだ。

◆ラテンマンボ パーカッションが
奏でられる店内。いい曲なのに、
※この曲名がわかりません。トホホホ。

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「大丈夫ですか、山さん、
 この店は高そうですよ。
 事件じゃないと請求しても
 払い戻ししてくれませんからね?」
「奢ってやるよ」

ラテン調マンボのパーカッションの中
店内のテーブルにつく。

山村に対して「ご注文は?」

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店員には「アイスクリーム」と。

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「えっ?アイスクリーム?」
これでは腹拵えにはならない、と鬱憤顔のゴリ。

そちら様は?と
ゴリも仕方なく「アイスクリーム」。

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女たちは豪勢なステーキをパクパク。
安サラリーマン刑事の二人は、
アイスクリーム。何味?イチゴ味かな?

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食事を終えたモデル達と共に店を出る。
いつのまにか、店の前には、
二世代目シボレーカマロが用意されており、
三人は走り出す。しかしもう一人運転手がいる。

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◆赤いボディに黒のレザートップだ。
1971年型カマロZ28だろう。
ヘッドライトは四つ目だが、
このフロントマスクからすると、
前期型か、中期型かは不明。
二世代目カマロは1970年から1981年まで
長期間販売され日本でも人気が高い。
1978年頃から、当時一番厳しい規制を敷いた
日本の「昭和53年排出ガス規制」の煽りを
喰らって販売はかなり激減してしまう。

この時期より、世の中は地球を排ガスから守ろうという
全世界な機運が出てくる。まずは自動車の排ガス規制。
この通称『53規制』をクリアしなければ、外国車でも
日本では車の販売はかなり規制されていったのである。


覆面車フィアットの山村とゴリは、
このシボレーカマロを追う。

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井上堯之バンド♫「衝撃のテーマ」

「愛するものの叫び」でマカロニが弓子を
逮捕直前に、羽田空港で追跡した時に流れた曲。

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このカマロを箱根富士山近くの山道まで
尾行したが、到着した先には
別荘が点在していた。
モデルたちは何処に逃げたのか?
途中で突然に雲隠れするカマロ。

二世代目カマロ➡︎ニ、カ、マ、ロを並び替えるとマカロニ。


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仕方なく一旦帰署した山村とゴリ。

山村の連絡を受けて、
恐らくボスが命じて
野崎に調査させたのだろう。

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調査では、野崎曰く。
シボレーカマロの持ち主は真紀であったが、
真紀は新作発表会の打ち合わせでデパートに
行っており、箱根には行ってない、と。
カマロもデパートの駐車場にあったと言う。

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ボスも
河村は「何かの間違いではないか」と言ってたぞ。

「そんな馬鹿な!」と体育会系の咆哮。

また、カマロが逃げ込んだらしい別荘の中で、
その一軒に泊まっていたのは、
南米のある政府の調査団であった。
「これは厄介な事になるかも」と鬼。

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山村が七曲署鑑識課に
梨絵の遺体再調査を申請したが、
鑑識主任の殿村(西川敬三郎)は、

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「今朝、署長の許可を取って
山下の遺族に引き渡してしまった」と。
「格別不審な点もないですから、ね」


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「捜査しているのは、こっちですよ。」

さらに殿村は
「捜査一課(捜査一係のこと)...でも、

これは、
(正式には七曲署 刑事課 捜査第一係です)
(オシンコ刑事誕生のシンコへの辞令で判ります)

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自殺と断定したからと聞きました」
と弁明した。しかもその面には不穏な笑みが。

「断定? 断定なんかしてませんよ、
まだ捜査中です!」と山村。

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慌てた山村は、
山村は梨絵の兄を訪ねたが、
やはり遺体を荼毘に臥してしまっていた。
苦虫を殺す山村。

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一係に帰署すると、

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ボスは
「無駄かも知れんぞ」

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「署長も捜査中止の線だ」

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「監察医が自殺という結論を出した事件を
 一刑事の勘だけで、捜査を続けるだけの暇は
 ないそうだ」

井上堯之バンド♫
「愛のテーマ1B」アレンジバージョン


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「私は、署長に嫌われてますからね」

「署長が捜査を打ち切れ、と言った以上、
 課としても捜査の費用を
 これ以上出すことができなくなった」と。

「捜査を打ち切れ、って言うんですか
 ボスも」

「奥さんの病気(心臓病)の事もあるし、
 そうそう自腹も切れんだろ」

しかしながら、鬼は山村に

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「少ないが俺と皆んなからだ」

少ない捜査費の足しを渡した後に、
「気の済むまでやれよ、山さん」と。

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これには、全員の視線を背中で感ずる山村。
マカロニ、殿下、ゴリ、野崎の熱い視線。
全員が山村を見遣る。

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皆に、本当に済まなさそうな顔をして
また皆の顔を一人一人見渡す山村。

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また
マカロニは  (元気を出して下さいと)
山村に近付き、

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「山さん、何でも言い付けて下さい。
    手伝います」

野崎も、
「気の済むまでやってやらにゃー。
 仏さんも浮かばれんよ」

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ゴリと殿下も、無言で山村を見る。
二人の顔は声を出さずに心の中で
見えない応援フラッグを振っている。

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マカロニ時代での演技の共通点。
「いつもの台詞無しの演技」が、
ここにもある。

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※このシーンも、ラストシーン同様、
   優秀作の所以です。
マカロニ時代のバッチリ全員の気が合った
最高のチームワークの絵です。


この後に、場面は変わり
山村が徹底した「動かぬ証拠」を探して、
街に出る。目標は河村真紀。

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この女が全ての鍵を握っている、に違いない。

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山村は河村を尾行し、真紀が、
また生欠伸をしている?

あの赤カマロに乗ったことを確認した後は
独りでタクシーで尾行。

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山村は河村のマンションに到着。
駐車場で山村の顔を見て驚愕した
寿司屋の出前持ち(土屋靖雄)と目が合う。

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合った目には自ずと悪巧みの臭いが漂う。


一方で
一係では、裏で山村の応援捜査が始まった。
署長には内緒だから、個人的に
勝手な行動になるのは明白。しかもボスも
これを暗に認める。腹太い鬼  藤堂俊介。
しかし捜査費は全て全員の自腹。

殿下は、
「やっぱり、山さんの勘が当たってたんです」

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山下家が深夜密かに船から
家財道具を持ち出していたという。

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山下は母親の名義で三鷹にある土地を購入し、
家を建てようとしていた。

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土地と合わせると2000万円という高額なので、
あの兄貴が働き者だと言っても、
そう簡単に山下一家には
手が出ない物件と推測出来た。


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一方で、山村は、

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昨日箱根のアリバイを打ち消した、
ボスが山村に報告した
「デパートで打ち合わせしていた」という、
真紀主催の新作発表会の会場を探る。

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待合室ロビーでタバコを吸っていたが、

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一人の女モデルから
「マッチ貸して頂けます?」
「私、先生の事は嫌いなんです」
「先生の事お知りになりたいんでしょう」

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河村先生のことで話があると、誘われる。
あとは、部屋で話すと言って
ロビーを後にする。

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ここで、本編に入り最初のコマーシャル。
コマーシャル後は、
ストーリー概略2へ。

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