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キーマンとの出逢いから得た氣づき

沖縄におよそ1ヶ月います。
人生で2回目の沖縄は友達を巡りつつ、軽く出稼ぎをして8月、9月のお祭りシーズンに備えれたらと考えています。 
 
沖縄に来たのは、ドライブ中にパレスチナ戦争に関するYouTubeを見ていて、沖縄は戦争というバックグラウンドから「平和」というテーマが暮らしの中にたくさん流れている人が多いと感じていたので、それを勉強したいと思った矢先に沖縄の友達から連絡が来たというのが前兆であり、きっかけでした。
 
そして、沖縄についてすぐに再会したかつての仲間から、たいやきくんのブログを読みたいと言われ、ほんなら早速書きたいことを自由に書いてみようと思い書いてます♪ 

今回書こうと思っているのは、僕が出逢ったキーマンの人たちが教えてくれたことを中心に書きます。 

人生における重要なドアの鍵を持っている人をキーマンと考えています。それは学校の先生かもしれませんし、銭湯で出逢ったおじさん、旅先のゲストハウスのBarで隣に座ったお兄さんなど人それぞれキーマンというのがいるとおもいます。
 
きっと僕と年齢が近い20代の人にとって、なかなか参考になると思います。 

それでは書いていきます^_^

◆高校の恩師Mさんから学んだ周りに対する想像力

高校生の自分は授業中よく発言したり、友達と喋ったり、いわゆるうるさい生徒でした。 

僕のクラスは文理共通クラスで理系授業の時は理系チームで、英語や国語など共通する時は文系チームと一緒に授業を受けていました。 
 
理系チームは少人数で仲も良かったため、授業中は結構自由に動いたり話したりする雰囲気でしたが、その態度のまま、文系の授業でも振る舞ってしまっていたために、文系の生徒から僕の授業中の態度について担任から注意書きの紙が僕の席に貼られていました。 

登校してその印刷物を見たときに僕は信頼していた先生だったために、イジメられた気分になり、とても悲しい気持ちになりましたが、このときの注意が社会で生きていく自分にとって大切な氣づきとなりました。

僕はこの時はじめて、あっ自分だけで授業を受けてるんじゃないわ。とかみんなの授業の妨げをしてはいけんな。とか周りに対する想像力が足りてなかったこと。集団行動における最低限のマナーを学んだのです。 
 
あれからも想像力というものが足りてないゆえに、迷惑をかけてしまったこと、反面教師で想像力が足りてないからしてしまう発言などがあることを知りました。 
 
主語を相手にする。自分を客観視する。相手の立場に立って考えること。ここら辺も含めて生きていく上でとても大切だなあと思っています。

◆大学時代にお世話になった先輩Kさんから卒業時に貰った人生のアドバイス

大学生の時、僕は歳が7つ離れた先輩がいてよくイベントを企画したり、朝活で読書会を開いたりして遊びました。今でも交流があるそんな先輩が僕の大学卒業時に2つのアドバイスをくれました。 

それが、

・謙虚であること
・地に足をつけること

です。

この言葉を貰ってから5年が経ちますが、
この5年間でその意味も変化したのでそれも踏まえて書けたらと思います。 

先輩はきっと、成長という点においてこの言葉をくれたと思います。 

謙虚であること。それは自分なんてまだまだだ。だから努力に向かえるし、学びに対してもオープンで積極的に調べたり、質問したりします。 
 
この姿勢で物事に励めば、成長に繋がるし、社会人になってもスキルアップしていけるという意図だったんじゃないかと思います。

そして、地に足をつける。

これは、ついつい理想だけに走る僕の楽観的な性格や夢想家な一面に喝をいれるべく、そして社会で痛い目に合わないための優しさだったと思います。 

夢や目標があるなら数字的な部分を含めた具体的な計画をもって物事に取り組むこと。
中途半端なコミットではなく、何かに取り組むときにはどっしりと身を添えて集中するようにというメッセージだったと思います。 

時も5年が経ち、

今の僕にとって、この2つの言葉が意味を変えてとても重要な氣づきとなっています。 

謙虚であること。 

これは、平和に向かうためにとても大切な心構えです。 

相手に対して謙虚であれば、リスペクトの気持ちがわき、リスペクトを示せれば、愛や思いやりに繋がる。愛が芽生えれば、繋がりを感じ、統合していき調和へと向かいます。調和へ向かった先にワンネスの世界。

違う存在を認めて、繋がり平和へと向かうことができる。 

そんな第1歩として、謙虚であることはとても重要だと感じています。 

そして、地に足をつける。

これは僕にとってグラウンディングという、地球との繋がりを感じるアーシングから、そこに根を下ろしていくグラウンディングという行為だと解釈するようになりました。 

それは、風のようにこの地球を旅するようになり、自然と共生し自給自足している人たちとの繋がりから僕自身も野菜やお米、小麦や大豆を育てる百姓のお手伝いや、自然を意識した大工さんたちとの繋がりからそれを感じるようになりました。

5年間でずいぶん考え方や価値観も変化しました笑 
これからもずっと大事にしたい氣づきです。

◆大学時代に出逢い、卒業後も共に過ごした先輩Sから学んだ非常識を磨くこと。人は人によって磨かれること。オンの中にオフをつくること。 

Sさんから学んだ氣づきは上の3つなのですが、
 
非常識を磨くこと。
これは大学を卒業して、社会人になる僕にとってとても新しい視点でした。 
 
経営者でもあるSさんが言うには、

人は会社に入ると
枠組の中で物事を考えるようになる。そうすると、いかに非常識なことを考えてもそれは常識となる。
だから、どうせ就職せえへんなら、勿体無いからとことん非常識を磨いたらいい。常識は非常識な提案をする上で必要になるけどそんなものは後から学べばいい。今はとにかく非常識を磨くことや。 

そう言われて、僕は周りの人からなかなか理解されにくい突拍子もないアイデアを自由に発想し、形にしようと動いてきました。

移動式古着屋とかもなかなかに面白かった。 

僕はこの言葉によって、かなり自分を解放することに成功したのです^_^ 

自然体で、ナチュラルハイの時がもっとも調子がよく、周りにも純粋でいられる。

だから最近の僕はワクワクする方にとことんアンテナを張りながら今日、明日を生きるのです。

人は人によって磨かれる。

言葉の通りなのですが、自分だけでの成長よりも、他人との関わりの中で学べることがたくさんあります。自分の内なる声を聞くことも大事ですが、もし成長を求めるのなら誰かとの共同で何かに取り組む機会、環境に身をおいてください。

自分の現在地や足りてないものが他人を通して見えてきますよ〜。 
 
最後のオンの中にオフをつくる。ですが、

ほとんどの人が生活する上でオンとオフがあります。それが一般的だと思います。

だけど、オフにしてしまうと、オンにするのに結構なエネルギーを必要とするのです。 
 
休日を最高に楽しんで、明日からまた現実か〜みたいな。

みんなはいのちが動く限り生きているのだから、
常にオンなんです。だからオンの状態でオフをつくる感覚で生きてみたら、仕事と暮らし、日常と非日常が繋がりだし、週7日のバランスがととのっていきますよ〜

◆先輩Jから教わった目標達成と継続のコツ

目標設定を高くしすぎて続かなかった経験がありませんか? 

そんな人は、小さな目標を立ててみてください。

例えば、筋トレ腕立て30回毎日やるぞ!と意気込むのではなく、毎日腕立てを1回やるという目標をたてる。

1回やれば、2.3回と続いていきます。
はじめるのが1番エネルギーがいる。

だからそのハードルを下げてやればいいと教えてくれました。

そして、1度続かなかったときにやめてしまう人がいますが、継続のコツはリカバリーする力にあります。  

辞めてもいいのです。継続を成功した経験がないのに1年頑張れる自分を信用しない。 

はじめて、やめて、再開して、やめて。
1年振り返ると結構続いていたをまずはつくる。

試してみてね〜

◆母親が紹介してくれたおじいちゃんTから学んだ人生で大切なこと 

Tさんは、日本ではじめてカラオケの機材を開発して第一興正に売っていた人で、人生で成功するも全てを捨てて、和歌山の山奥でコンテナ2つを秘密基地のようにして、神社をやっとるというなかなかユニークなおじいちゃんでした。 

そのおじいちゃんとの出逢い頭に伝えられた2つのことが

人生はお金じゃない
人生にゴールはない

という話でした。

Tさんは、仕事でオーストラリアに行った際にホームステイ先のカウボーイが大切なことを教えてくれたというエピソードを話してくれました。

彼はアメリカにも奥さんと子供がいる。オーストラリアにも奥さんと子供がいるといういわゆる2重生活をしているファンキーな人。そんなおじさんが、そろそろ帰国しないとというTさんの下向きな表情を見て、
どうしてそんな悲しそうな顔をする。お前は社長だろ。

するとTさんは、10人で何十億と稼ぎ、売り上げはあがるも、その分支払う給料も上がる。それをこの先どれだけ繰り返さないといけないんだろうと思うと嫌になって。

お前は何のために会社をやっている。
会社のために会社をやっているのかとカウボーイのおじさんに言われて、ハッとし、帰国後すぐに弁護士に言って会社をたたみ、あらゆる資産を手放し奥さんとほぼほぼ無一文で和歌山へ逃げてきた。

結果的にお金でな買えなかった暮らし、豊かさを味わうことができた。

この話を聞いて、僕のお金に対する価値観が変わっていったように思います。 

人生にはゴールがあり、それを期待して我慢してその漠然としたゴールに向かうという考え方で生きてる人が多い。だけど、そのために1日1日という大切な時間を疎かにしてはいけない。 

そんなゴールはないから、期待せず目の前に目的を置き取り組んでいけば、不幸にはならへんぞと教えてくれました。 

今では、お金との距離感を学び、やりくりの仕方次第でたくさんお金を持とうとしなくとも豊かな人生はつくっていけるという生き方の選択肢に氣づくことができました。

やっべぇ、忘れてた

世の中を無人島と思いなさい

ぼくの自給自足への憧れ、スイッチはこの言葉からはじまったんだ。

◆タイのシャンバラ祭りで気づいた2つのこと


シャンバラ祭り2024にスタッフとして参加してきました。
知らない人のために祭りについて書くと、シャンバラ祭りは20年ほど前にある日本人のミュージシャンがはじめた自然、アート、音楽、友情をコンセプトにしたグローバルなお祭りで、今年は77カ国の人たちと10日間のキャンプイン。

総勢4000人が参加していました。

このお祭りで、僕は音楽の楽しさ、お祭りを自分たちで手づくりしてつくりあげる楽しさ。

世界中に友達がいることの幸せ。

平和へのヒントを貰いました。

そんなラブ&ピースなお祭りからぼくは2つのことに氣づきました。

・マインドをピュアにすること
・マイペンライ精神

です。

マインドをピュアにする。
これは、自然体で背伸びしないこと。
自分にとってのワクワクや楽しいことに素直に従うことです。

そうすることで純粋に自分が求めているものを引き寄せます。 

これを意識することで僕は感謝の気持ちや純粋な人間関係に恵まれるようになりました。 

夢のような現実が目の前で起こることが増えて、人生はハプニングや偶然に満ちている。と人生にもっとワクワクできるようになったんです笑 

酒やドラッグに頼らなくても、子供のように無垢な心、ナチュラルハイに勝るものはないなと感じるこの頃です。♪

そして、マイペンライ精神。

マイペンライを知らない人のために、これはタイ語で大丈夫って意味です。マイがない。ペンライが問題です。

日常的だと、路上でモノを売りに来た人にNoと言わず、マイペンライで言ったりするのですが、

嫌なことが起こってもマイペンライと、
Everything is going well。

きっとうまくいく、行き当たりばったりならぬ、行き当たりばっちし。です。

タイの人たち(田舎の方は特に)ののんびりしとる優しさや決してお金持ちではないけど精神的に余裕があって豊かそうだなぁと感じる根っこにはこのマイペンライ精神があるように思います。 

僕は日本に帰ってからもこのマイペンライ精神を忘れないことで、嘘みたいなあり得ない体験に出逢ったり、困難をチャンスに変えれてるように思います。

◆タイで出逢ったおじいちゃん、その人が住む村での2ヶ月で学んだこと。

長野の南アルプスにある村、標高は1100メートルだ。

そんな場所で僕は2ヶ月百姓見習いとして、山の民の暮らしを手伝わせてもらった。

田植えやら、畑、山菜をとったり、お祭りへの出店。遊びも暮らしも全力な老夫婦にマイペースながらもついていくことができました。

そこで、
起承転結(はじめたら終わりまできっちり終わらせる)
早とちりしないこと
毎日がレッスンであること
良い悪いの判断を養うこと
家庭科の大切さ

などを学びました。

そして、僕がキーマンと思ってる人たちの共通点は、5年経った今もなお、目が死んでない。

全員がキラキラとまではいかないが、
力が宿ってたり、優しい目の奥に芯があるなど特徴はさまざまだけど、人生のモチベが高いというか。

そう感じるんよな。


とまぁ、ババッーっと書いていきましたがどうでしょう?笑

なかなかのボリュームだけど、これらの氣づきは永久保存版ですよ〜✌︎


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