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横浜市戸塚区大正地区、社会を明るくする運動 作文・標語 優秀作品

このページは、横浜市戸塚区大正地区、社会を明るくする運動、作文コンテストに応募いただいた作品の中から優秀賞に選ばれた作品を紹介するページです。詳細は、以下のnoteをごらんください。

作文・こどもの部 優秀作品
「たすけ合って」 大正小学校4年2組 川田 なごみ

町は今よごれているのかもしれない。町のあちこちでらくがきをしたり。よごれているのは町だけじゃなくて人の心だって。
 らくがきをしてはいけないんじゃなくて町や人の心をよごさないでってこと。町や人の心をよごすのはらくがきだけじゃない。はんざいも町をよごしたり人の心をよごしたりする。はんざいの内には町の内をらくがきすることもはんざいになってしまうこともある。
 どうやってはんざいをする人をとめればいいのか分からない。分からないのは一人でやっているからかもしれない。だから周りの人とたすけ合って町をきれいに、人の心をきれいにしていけばいい。
 それだけたすけ合うってことは大切になる。例えばおばけやしきを一人でいるよりみんなでいるほうがゆうきが出る。それといっしょで町をきれいに人の心をきれいにして行くには、周りの人とのたすけ合いがとっても大切になる。そして、町じゅうの人がたすけ合うことではんざいから町を守ることができるようになる。

作文・おとなの部 優秀作品
「犯罪・非行のない地域社会づくり」 大正東民児協 関口 亜希子

9年前に大正小学校の体育館で、当時テレビ番組でも取り上げられて多くの方が感動し泣いた、腰塚勇人(はやと)さんの奇跡の実話「命の授業」の講演を聴き、『5つの誓い』を知りました。
 腰塚さんは、スキー事故で首の骨を折り、首から下がまったく動かなくなり、人工呼吸器をつけた時の話をして下さいました。
 私の娘は早産で生まれ、肺の機能が未熟だったため、生まれてすぐに人工呼吸器をつけたので、腰塚さんの話を聴きながら、「娘も苦しかっただろうに」と思うと、涙がポロポロ、ポロポロ出てきました。
 腰塚さんは絶望の淵から、自分の命があらゆるものに助けられ、生かされていることに気づき、笑顔と感謝と周りの人々の幸せを願うことにより、奇跡的な回復をされたそうです。そして、自分の命の使い方を真剣に考え命があることも、生きていることも当たり前ではないということに気づき、決めたこと。
 自分と他の人の命を傷つけないということ、命の喜ぶ生き方をするということで、それを具体的に行動に移すための自分との約束が『5つの誓い』でした。
 口は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう…
 目は、人のよいところを見るために使おう…
 耳は、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう…
 手足は、人を助けるために使おう…
 心は、人の痛みがわかるために使おう…
 私はそれまで、娘を小さく産んでしまったことをずっと責め続けていましたが、私も腰塚さんのように、医学や科学、多くの方のおかげで娘の命が助かったことに感謝し、恩送りができたらと思い『5つの誓い』を私も自分と約束しました。
 でも、この『5つの誓い』を守ることはとても難しいことだと、すぐに気付きました。
 9年経ってこうして作文に書かせていただき、あらためて『5つの誓い』を自分と約束したいと思います。
 それでも『5つの誓い』が守れなかった時、その時は、できなかった自分を許し、もう一度『5つの誓い』を約束し、この繰り返しの中で、自分の命の使い方、自分の命と他の人の命を傷つけない、命の喜ぶ生き方をしていきたいです。
 女優の芦田愛(ま)菜(な)さんが、「その人のことを信じようと思います」とゆうことがどうゆう意味なんだろうと考えた時に、その人自身を信じているのではなく、自分が理想とするその人の人物像に期待してしまっていることなのかと感じて、だから人は「裏切られた」とか「期待していたのに」とか言うけれど、それは「その人が裏切った」とかいうわけではなくて、その人の見えなかった部分が見えただけであって、その見えなかった部分が見えた時に、それもその人なんだと受け止められる「揺るがない自分がいる」というのが「信じる」ことと思いますと回答を披露して、多くの方が感嘆していました。
 私も共感すると同時に、私は「信じる」ことと「許す」ことがいつも対であって欲しいと願っています。
 人を信じることは、私たちにとって希望であり、愛することだと思うからです。だからもし、信じていた人に裏切られた時は、許してあげて欲しいです。
 もし、どうしても許せなかったら、許せない自分を認めて許してあげて下さい。
 私は「許す」ことは最大の「愛」だと思っています。
 許せない自分を許し、自分を愛することか始めて欲しいです。
 同級生が50歳の誕生日を迎えました。私も⒒月には誕生日を迎えます。また、9月28日は24回目の結婚記念日で、母になっては15年。 今まで多くの方から教えて頂いた大事なことをこれからの人生に私自身生かしていけるようにこの作文を書かせていただきました。
 このたび、社会を明るくする運動の作文を書く機会をくださり、心より感謝申し上げます。
 最後に私が大事にしている言葉を書かせていただきます。
 一燈照遇万燈照国。(いっとうしょうぐうばんとうしょうこく)
一人ひとりが自分の身辺の一隅(ひとすみ)を照らす。それだけでは小さなあかりかもしれないが、その一隅を照らす人が増えていき、万のあかりとなれば、国全体を照らすことができるという意味で、故安岡正篤(まさひろ)さんは、人が振り向こうが振り向くまいがそれは問題ではない。ただ一途に自分の真心を尽くす。そうするとそんな一隅を照らす行為に励まされた人が、私も一隅を照らすような行為をしようと決意されて、いつしか輪が広がっていくものだと表現しています。そんな灯(あかり)になりたいです。

作文・おとなの部 応募作品
「普通は我慢! 我慢で普通!」 富士見ヶ丘自治会 蒲ヶ原 昇

 罪を犯してしまう人は、忍耐と努力を積み重ねて罪人になる人は少ないと思います。
 よく聞く罪を犯した言い訳は、他人のせいにしたものが多く、特に周りの環境や周囲からの仕打ちなどによって仕方なく罪を犯したというものが多いように思います。
 どんな理由をあげようとも、その責任は当然本人に戻り、本人が償う事(我慢する事)となります。被害者の方がいる場合には、降って湧いたことの為に苦しむ理不尽な事が起きてしまいます。罪人の事をよく考えてみま
すと、同じような状況に置かれた人々が、すべて同じような結果にはなっておらず、努力や視点の転換など自分なりの方法で、困難を乗り越えている方々もたくさんおられます。
 安易な方法などを選択したために、残念な形で罪を犯してしまう事になった方々は、罪を犯さないようにと工夫や努力した人たちと同等、若しくはそれ以上の更生の為の長い我慢と努力を覚悟しなければならないと思います。
 一生懸命我慢と努力をしても、誰も気づいてくれてないような気になりますが、誰かしらしっかりと見てくれている人がいます。周りの人が冷たく感じたり、無視されているような思いにはなるとは思いますが、気長に淡々と努力していれば、必ずや普通の暮らしに戻れると思います。最初は恥ずかしかったり、カッコ悪いと感じるかもしれませんが、一般の人達の生活も恥をかいたり、カッコ悪かったりそれが普通の生活です。それなりにコツコツと頑張っているだけの話です。
 普通にカッコ悪い事に、自然に頭がかけるように、周りのたすけを借りながら、ちょっとだけ頑張り続けることが大切だと思っています。

作文・おとなの部 応募作品
「犯罪・非行のない地域社会づくり」 青少年指導員 工藤 靖夫

 私は、大正地区青少年指導員の工藤です。
 内容に入る前に、簡単に青少年指導員の活動内容について説明させていただきます。
 青少年指導員とは、地域社会における青少年活動を推進し、青少年の健全育成を図るため地域の青少年団体などと連携を取りながら地域ぐるみで青少年を育成する推進役として任命されております。行事としましては、県・市・区の行事、会議、大正地区のイベントにも積極的に参加し、イベントを盛り上げております。各町内会で行う夏祭りを盛り上げるために「たい焼」の製作・販売を計画しておりましたが、コロナの影響により、やむなく中止となりました。また、中学校区として春に「大正中さわやか運動」秋には「深谷中クリーンアップ作戦」と称して学校周辺のゴミ拾いを学校、PTA、スポーツ推進委員と合同で実施しており、ゴミ拾い中に地域の方々と顔を合せた時は、中学校生徒、青少年指導員共々、大きな声で「おはようございます」と声掛け、挨拶を実施しております。
 大正地区青少年指導員の自主活動として、「ジュニア体験講座」というものを実施しております。「ものづくり」をメインに毎月実施しておりますが、大きなイベントとしては「夏のジュニアキャンプ」があります。
 ジュニアキャンプは、青少年四十四名、引率が一六名、総勢六十名の規模でバス一台をチャーターしまして二泊三日で赤城林間学園キャンプ場や小田原いこいの森キャンプ場に行っております。目的は、「協調性」「思いやり」「ボランティア精神の育成」です。
 小学生低学年ですとキャンプ自体が何物か理解出来ず、見様見真似で実施しますが、リピーターで参加してくれる参加者を見ると頼もしくなります。昨年は、ビービー泣いていたのに年が変わると後輩に教える様になり、リーダーともなると「リーダーシップ」をとって班をまとめてくれます。
 大正青少年指導員のキャンプは、自炊が基本。班毎に自分たちで料理をします。もちろん包丁を持たせて肉や野菜を切らせます。安全確認のため、声掛けや包丁の使い方などは指導しますが、以外と出来るものです。
 刃物というものは、実際に自分で使ってみないとわからないものであり、使い方を間違えると犯罪にもつながってしまいます。
 また、ごはんやスープなどを作る時、薪をくべるのですが、子供たちは、これが大好き。我先きに薪をくべるのですが、あわてたりすると火傷する時もあります。火傷を推奨するわけではありませんが、火傷をする事によって火の恐ろしさを体験できるものです。
 キャンプでは、班行動がメインでありますので、体験していく事によりチームワーク、「協調性」も育まれていきます。自分だけではない、「人をおもいやる気持ち」が大切であると考えます。
 『犯罪・非行のない地域社会』を築いていくには、「地域とのコミュニケーション(声掛け・挨拶)、人をおもいやる気持ち」が一番大事であると考え、これからの青少年指導員活動を邁進してゆく所存です。

作文・おとなの部 応募作品
「傾聴ボランティア養成講座に参加して」 東俣野町 内藤 賢一

 1.受講したきっかけ。
 相手の話にじっくり耳を傾けることが下手で、興味のあること以外はつい話の腰を折ってしまう。叔母さんが老人介護施設に入所する手続きで、職員や入所者とはなす機会が増えた。
 「自然観察会」や「小さな文化展」の打ち合せで、多くの方々の話を聞き会議の司会をしている。以上から傾聴の必要を感じた。
 2.心に残った言葉
 「聴く」の漢字は、「耳+目+心」で構成されている。傾聴とは漫然と聞くのではなく、相手の「心を聴き、心に寄り添う」ことである。相手が受け止めてくれたと感じたら、聴き手自身の人生も豊かになれるのだ。
 3.受講して思うこと
 毎日・地域・子供達・友人・家族と多くの人達と関わりながら暮らしており、会話は重要な道具である。
 傾聴は全ての人が対象であり、高齢者にこだわる必要はないと思う。傾聴が目的(人それぞれで違うが)ではなく、一つの手段ではないか。
 いろいろな話をしながらふと、今傾聴かなと感じるときがある。多くの方々が気楽に、この講座に参加して頂ければと感じた。

「ことば」
消えてしまう言葉。
忘れられてしまう言葉。
その中から、翼をもって
飛んでくる言葉がある。
それがとまると
こころに
あたたかな灯がともる。
即効薬のように
すぐに元気になる言葉。
漢方薬のようにゆったりと
こころに届く言葉。
ある日ふと思い出し
うずうずすることば。
きょう
どんな言葉に会えるか。
どんな言葉を届けられるのか。

作文・おとなの部 応募作品「『社会を明るくする運動』で考えたこと」 大正地区社会福祉協議会会長 萩谷 邦昭

 こんなことを考えた。
 新聞・テレビ等のマスコミ、県・市・区・警察関係・町内会自治会等の会報で繰り返し、繰り返し、犯罪の情報を流している。その事件の経緯や手口、そこから防犯のノウハウを事細かに流し注意喚起を呼びかけている。
 それでも犯罪は無くならない。
 安心・安全な街づくりを官民一体となり、地域で安全パトロールも実施している。でも、無くならない。
 加害者側は、次々と新たな手口を開発し、まるで会社組織である。一方、被害者側は、まるで世の中で起きている手口と無縁であるがごとくの生活態度を取り続けているように見える。加害者も被害者も、自分は関係ない。大丈夫だと思い込んでいるように見える。
 世界を日本を歴史を遡れば、犯罪はいつの時代でも無くなることなく発生し続けている。人間の業とも言える。
 犯罪が無ければ法律も警察官も裁判官も弁護士もいらなくなる? では、犯罪者がいなければ、彼らの仕事が無くなってしまうのか? うーん
 実は、犯罪者も社会を構成する無くてはならない存在ではないのかと…
 決して賛同できるわけではないのだが…
 犯罪を犯すことを損得勘定で判定してみればこんなに割の合わないことはない。一時的に利益を享受しても、必ずその付けを払う時がくる。人生という尺度で測れば明らかである。
 では、何故に犯罪に手を染めてしまったのか? 学者でもない私は推測で考えた。
 個々人の家庭生活、性格、周囲との関係等様々な要因があるだろう。だが、人間は誰もが人から尊敬され幸せに暮らせることを望んでいることを否定できないと思う。思いたい。
 だが、社会状況の変遷により、そのチャンスから遠ざけられたり、機会を掴めなかったりの運・不運が確かにある。この時、掴んだ「藁」が不運を更に抜き差しならぬ状況に追い込む事例も垣間見える。言わば、犯罪の増減、手口の変遷は社会の底辺で起きている問題と対策を顕在化させているとも言える。
 犯罪があることは、この国に一定の緊張感を醸し出し、強固な体制づくりを喚起する。
 平和過ぎるゆでガエル社会は非常事態やとてつもない強者や侵略者にあっさりと犯されてしまう。
 そう考えれば、一定の犯罪は社会にとって有用だということになる。図らずも、引きたくない「ババ」を引き当てた彼らは、我々の身代わりとなったと考えてみることもあながち間違いでもない気がする。「罪を憎んで人を
憎まず」の例えもあり、「社会を明るくする運動」でこんなことを考えた。少なくとも、一時の気の迷いで「犯罪者」となった者に対して、可能性を見出してやる温かい気持ちだけは持ちたいと思います。
 演劇、ミュージック、小説、ゲーム等々あらゆる芸術・娯楽に悪人がいないストーリーは全く感動を与えない無味乾燥なものになってしまうに違いない。
 この人間という一筋縄で行かない不可思議な存在、限りない可能性を秘めた人間の能力、 安心・安全な街づくりを推進しながら、この地域の人々と人生を楽しみたいと思いながら書いてみました。

作文・おとなの部 応募作品
「犯罪・非行のない地域社会づくりや犯罪・非行をして、立ち直った人達の事で感じた事」 (県)原宿団地民生委員 横山 美千代

 第三期「とつかハートプラン」をご存じでしょう。今回のタイトルに成果を期待できる家族的具体案を知ることができます。
 基本理念ー誰もが安心して心豊かに暮らすことのできる地域社会の実現。その要素として、四つの基本目標があります。
 ㈠支えあいと助けあい。㈡みんながふれあう場のあるまち。㈢安心、安全、人にやさしいまち。㈣いつまでも元気で健やかに暮らせるまち。このようなまちには、犯罪も非行もなく、幸せな思いで生活し、立ち直ろうと努
力する人たちも、早い社会復帰ができるのではないでしょうか。
 戸塚区では、現状をもとに「とつかハートプラン」の認知度(36.3%)を高めて、地域の課題と取り組んだ「まち」づくりを実際に進行中です。その一つに「地域へのネットワーク見守り」があります。 警察、保護司の活動、民生・児童委員の活動、地域の皆さんの支えをえて「ハートプラン」十9ページの基本目標の要素一~四を取り組み中です。
 その中の今回のタイトルに関係する3-3「犯罪等の発生を抑える地域づくり」のためには、3-1「お互いを理解しあえる関係づくり」や、1-6「地域における権利擁護の推進のために」。1-1「日頃からの顔の見える関係づくり」によって、1-3「多様な見守り活動の網の目(ネットワーク)のような展開」が必要となります。各人が、仕事、買物、ペットの散歩中で、朝・晩にできる範囲内で行なうのはいかがでしょうか。結果として、「必要な人に必要な情報が届く地域づくり」の実現が「ハートプラン」の目指す「誰もが安心して心豊かに暮らすことのできる地域」となり、犯罪・非行が未然に防げるのではないでしょうか。地域が密になるからです。14、15ページには、17地区の「ハートプラン」にそれぞれ自分たちの地域を「どうやって支えていくか」を標語として表わされています。実施中ですので、犯罪を犯し、更生を誓い、一日も早い社会復帰を願う人にも良い生活環境が、整っておりますので、安心してどの地区にも迎えられます。きっと社会復帰する人にも、
「力」となることでしょう。
 「人はみな生かされて生きてゆく」からです。これは、保護司(全国に52,500人が定められています)の活動目標にあった言葉ですが、私も民生委員になった時、その活動をDVD「二つの道」で拝見いたしました。
犯罪を犯し更生する人、その家族、保護司、地域が一体となり、人一人を本気で助けていることに深く心を打たれました。さらに、インターネットから保護司を24年活動中の女性(現在4人に1人は女性保護司)酒井さんは初めて担当した16歳の少年が述べたことを、決っして忘れずに活動中です。その言葉とは「保護観察を受けるのは俺でしょ。何で俺の事情を聞いてくれないの」。酒井さんは「ハッ」として、どんな事情があってもこの子を第一に考えないといけない。と決意!。きっとこの少年は、酒井さんに見守られ、生
かされたことでしょう。人の尊厳を認めることが最も大切な第一歩なのですね。
 私も次の5つのポイントを目標に人と接すよう心がけております。〇事実を知る。〇相手を思いやる。〇相手の良いところを知る。〇友だちの輪を広げる。〇親切にする。この五つのポイントは、相手を中心にしています。
自分中心だと、偏見という差別ウィルスに感染し、気ずかずに罪を償い戻って来られた方に、人権(自分と人種が違うだけで殺人、暴力。コロナウィルスに感染した人に対する見方が片寄ってしまうこともある)侵害という
見方もあり自戒を含め、批判的にもならぬよう注意深く、人の尊厳を認め、与えられた役割を感謝し関係する方々と共に果たせるよう未熟ですが、ベテランの皆さんに教えていただけることを喜んでおります。
 今回のタイトルは、その点でとても参考になりました。「とつかハートプラン」や保護司の「社会を明るくする運動」など時間をとって調査することにより、本当に必要な情報を得させていただきました。戸塚に住んで47年になります。こうして少しではありますが、地域に貢献する一端にあずかれ、長年支えられておりますので、そのことが感謝でき嬉しく思っております。 
 最後に、こうして第三期「とつかハートプラン」を知ったので、まずできることから始め多くの地域の皆さんと共に、認知度を高め、期待の輪が広がり、強まっていくことを望んで、働きたいです。
 地域に社会復帰された人たちと共に「生かされ生きていけること」を幸せに思います。 こうして、素敵な「戸塚のまちづくり」が広く浸透するなら、小さな問題はあっても、大きな問題にはならないことでしょう。

あいさつ/大正地区社協 会長 萩谷邦昭

 大正地区にお住まいの皆様、日頃より大正地区社協の活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 令和2年度の「社明運動」は、コロナ禍の中、作文・標語を作る過程を通じて、この運動を国をあげて取り組んでいる意義をみんなで考えてみようと思い募集することに致しました。
 そうは言っても、どれだけの方が応募してくださるのか不安で一杯でした。これは一人ひとりの「こころ」が紡ぎだすもので強制できるものではありません。
 お陰様で、作文が7人で7件、標語が86人で181件の応募があり、主旨の目的を整えることができました。作者の皆様に厚く厚く感謝を申し上げます。
 決して、この道に造詣が深いとは言い切れない私共が、僭越ながら審査をさせて頂きました。その中で、作者の同意を得た作品を、ホームページ開設記念として掲載させて頂けることになりました。
 私たち大正地区社協の活動に携わっている面々は決して特別な能力を持っている者ではなく、むしろ、持っていない普通の人々によって運営されています。「持っていない」ことに大きな存在理由があると認識しています。
 今回の応募件数から、私はこのように解釈しました。「ハインリッヒの法則」です。1件の重大事故の背後には29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常、いわゆるヒヤリハットが隠れているという労働災害の分野で使われている法則です。これを今回の作文応募件数に当てはめると、何と、203人の応募する予備軍が、2100人の応募しようとする「こころ」ある人がいることになります。
 この「こころ」ある人たちが、大正地区社協の活動に参加し易いような仕組みづくりを推進して行きたいと念じております。
 そして、2100の人が参加するようになれれば……
 この大正地区が本当に “とつかハートプランの基本理念「誰もが安心して心豊かに暮らすことのできる地域社会の実現」に一歩づつ近づいて行けるのではないでしょうか。
 どうぞ、応募者作品の熱いこころをお汲み取り頂きたいと存じます。
 今後とも宜しくお願いを申し上げます。


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