長く愛したツイッターアカウントにある日突然入れなくなった話

一か月ほど前に会社のパソコンが新しいものになった。
中身を移し替え、新しいパソコンでツイッターにログインしようとしたら何か様子がおかしい。

ツイッター社の言い分はかいつまむとこういうことのようだ。

「あなたのアカウントのパスワード、短すぎて危険だよ。
 新しく新しいパスワードを設定してね。
 詳しいことは、あなたが登録したメールアドレスに送ったから 
 そこからログインして確認してみてね♪」

もう10年近くそのアカウントを使い続けていたので、当時登録したメールアドレスはもう生きてはいないアドレス。
こんなことになるなど思わないから登録メールアドレスのことなんか気にしたことはなかった…。

詰んだ…


詳しい人に相談しても返事は「詰んだね…」だった。

どうやら私は本当に詰んだようだ。

もちろん、ツイッター社にも異議申し立ての連絡をしてみた。
返ってきた返信は

「あなたのアカウントのパスワード、短すぎて危険だけど、
 今は不正に利用されていないから安心してね。
 だけど、今のままだと危険だから
 新しく新しいパスワードを設定してね。
 詳しいことは、あなたが登録したメールアドレスに送ったから 
 そこからログインして確認してみてね♪」

なめとんかワレ…。
何度連絡しても、返信は定型のこの文章の無限ループだった。

同じような事例がないか、検索してみたら先人はいた。イモ洗いのごとくいた。
先輩方の体験談によると、やはりもうあきらめるしかないらしい。

長くフォローしてくださった方はご存じかもしれない。
10年近く使ってきたアカウントは、仕事用に作ったものだったので最初はアイコンも本人画像だった。
最初は全くフォロワーが増えず
100人目のフォロワーになってくれた方には嬉しくて思わずDMを送ってしまったほどだ。

ただ、仕事用に作ったとはいえ、フォロワー欲しさに行動することはせず
自分の好きな人と楽しくすごしていくうちに、少しずつ少しずつフォロワーも増えていき、自分のいごこちのいい空間をつくっていけていたように思う。
そして人生初のバズりを体験することもできた

こんな日々が続けばいいなと思っていた矢先のバンだった。

私は途方にくれてしまった。

ただ、前のアカウントは、最初は仕事用に作ったものだったのに、徐々方向性が変わってきてしまったために、リアルな関係者とツイッターで仲良くなった方が混在しているのが気になっていたのもあったので
「これはリアルな知り合いが誰もいないところで、自分だけの桃源郷を作るチャンスなのかもしれない。」
と思う自分もいたのも事実。

私は泣きながらもまず新しいアカウントを作成した。
事態を知った友人のおこめ氏もすぐに新しいアイコンをかいてくれた。
いや、すぐにではなかったかもしれない。
しばらくは、エンペラー吉田の入れ歯が飛び出ている少女漫画みたいなアイコンを使っていた。


これが災いしたのか、以前仲良かったフォロワーさんをフォローしにっても
気づかれず、フォロバしてくれないひとがたくさんいた。
実に仕方のないことだと自分でも思う。きしょいよな。こんなアイコンの女。(笑)

でも、それはそれでいいと思っていた。
私だと気づいてフォロバしてくれても、気づかないけど、ちょっとしばらくつぶやいてる内容が好きだと思ってフォロバしてくれても、一向に気づかずにフォロバしてくれなくても。
私が好きな人をフォローしているのでそれでいいと思う。
今でも当時の相互で一方的に片思いしている人が数人いる。
でも、全然それで構わない。
いつか、縁があればまたつながれると思っているので、草場の影から熱視線を送っていれれば幸せなことだ。

気になるのは入れないままになっていることを、以前のアカウントのフォロワーに知らせることができないでいること。
アカウントに入れなくなったのはお盆。急に幽霊みたいになっちゃってごめん。
でも私がいないことを心配に思っている人がいるかもしれない…と思うことがちょっと恥ずかしいのかもしれないな。
意外とみんな気づいてないかもしれない。多分そうだとは思う(笑)

そういうわけで私は新しいアカウントで歩みだす決心をしたわけなんだけど
長々と前置きを語り、結局何が言いたくてこの記事をかいているのかというと
イーロン氏の気まぐれでいつどうなるかわからない「X」(旧ツイッター)。
ある日突然急にみんなの目の前から消えるという目にあうのは、もう二度と嫌だなという気持ちがあってnoteをはじめてみることにしました。
もし私がまた、急に消えることがあったら、ここを見てもらえたら嬉しいです。

前のアカウントから追い出されて、何か自分が安心できる対策を立てておきたい…。
もう、ずっとそう思っておきながら、日々に忙殺され、後回しあとまわしになっていたのに、重い腰をあげて今日始めることにしたのは

今日私が誕生日だからです。(笑)

今のアカウントはフォローしている人も、フォローしてくれている人も大好きな人たちばかりです。
今度のアカウントは、ずっと長くみんなとすごしていけたらいいなという思いを込めて
今日の記念すべき日に初めての記事を書きました。

ここを避難所だと思って安心しながら
たまに思うことを書いていきたいと思います。

 


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