言葉遊びで、憤死させる。




ちなみにこの6話は見損ねた。

まあ、いいけど。


「言葉遊び」って言葉も出てくる。


この手の「言葉遊び」ってのは、まあ外交でも頻繁に行われているし、当然、三国志の昔から行われている。

左氏春秋で、「詩経」の一節を歌い上げて、相手の反応をみる。て状況がしばしば出てくるし、その詩経の言葉でもって、その人の盛衰を予測するという記述も頻出している。


ちなみに、三国志の時代でも、赤壁の戦いの時の諸葛孔明が「孫・劉同盟」の締結に外交の使者として赴いて成功させているし。


ちなみに魏の楊脩は、それが旨すぎて曹操に殺されている。




ちなみに孔明の同僚の簡雍が


ある日、簡雍が劉備と共に市街を歩いていた時、簡雍は道行く男女を見て「あの二人は淫行の罪を犯そうとしているのに、何故捕らえないのですか」と尋ねた。劉備が「何故それがわかるのか」と尋ねると、簡雍は「あの者たちは淫行の道具を持っていますから」と答えた。劉備は大笑いし、酒造道具の所有者を赦すことにしたという。

エゲツナイは・・面白いけど。


ちなみに諸葛孔明の弟子ともいえる費イと、孔明の甥っ子の、諸葛恪も、この「言葉遊び」が巧かった。




三国志演義になるけど、諸葛孔明は、魏の高官の王朗を、「議論」で憤死させているからな。



知識や教養ってのは、それはそれで武器で凶器なんですは。


まあ、学問てやつが「馬鹿にならない」のは、そういうことでもあります。

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