遅ればせながら嵐ロス。

テレビとBlu-rayプレイヤーを新調したことをきっかけに、嵐のコンサートビデオなど観直してみたり、もっと観たくなって新しいディスクを購入したりしている2021年の連休。今の状況考えると正しい過ごし方だな。

嵐の動画を探して観るようになったのは、2009−2010年のフランス語学留学中。勉強しないと!とは思っているんだけど限度があり、特に後半は周りに知り合いもいなかったので時間を持て余して動画サイトを漁っていたころからだった。最初は、バラエティの一部で観る程度、だんだんバラエティで出てくるコンサート映像に興味が出てきてまた探して、DVDを買ったり、メンバーのドラマを観たり。

特に2010年から2年間の初めての仕事、周りに相談が出来るような人もいなくて辛い気持ちになったり挫けそうになりながら孤独に働いていた時の唯一の心の支えだった。その頃の曲が出てくるとふと引き戻され、辛い気持ちが蘇ったりもするくらいリンクしてる。勝手に、自分の社会人としての紆余曲折と彼らの下積み時代から売れてきて本当に大きな物を背負いながら駆け抜けて休止するまでの紆余曲折に重ね合わせて振り返ってみたり。きっとファンの人も似たようなことをしている人もいたのかも。などと想像している。

コンサートの映像を観ていたら、ああ、もうこの5人が歌ったり踊ったりしているのを観ることはできないんだ。ってなんとも悲しい気持ちになってきたりもしたけど、その大きすぎる荷物を下ろすにも、彼らが個人としてささやかな自由を取り戻すことにも、必要な決断だったのではないかなと。そんなふうにも思えてならない。仕事柄、いつ日本にいてコンサートに行けるのかもわからないし、そもそも私が嵐を観るようになってから、ファンクラブに入るのも難しいようになってしまったから結局一度も生でコンサートに行ったことはなかったけどテレビやいろんな媒体で見ることができて幸せだったな。近い年代でよかったとそう思う。

ところでこの文章は、今日入手したばかりの2018-2019年の20周年コンサートツアー映像を観ながら書いてるけど、なんか見覚えがあるな。。。と思っていたら去年暮れのNetflixのシリーズで所々断片的に観てたんだよな。そう思うと、だいぶ策略に乗せられている?いやいや、いいのだ。最後まで色々と楽しませてくれたこと、本当に感謝感激雨嵐。だ。

そしてきっと、私と同じようにこのどうもすっきりと晴れ上がらないモヤモヤを抱えたまま連休を過ごしながら改めて嵐のコンテンツを見返している人は結構いるのではないかと思う。友人のお母様も同じようなことをされているということだし。なかなか素敵な連休の過ごし方なのでは?と思う。

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