相方に斬られ、挙句蹴り飛ばされた男が不運にも俺の足元に転がってきて、目が合った。 怒り、痛み、恐怖。それらを見透かした俺は慈悲深くゼイローム・ボウガンの引き金を一度、二度引いてやって、終わらせてやる。一発で済ませなかったのは普段からの癖だ。俺に両眼があれば、一発で済んだのにな。

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