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エボルヴGP4位 前寄せウマ娘

こんにちは、たいりくです。
先日開催されたShadowverse EVOLVE Grand Prix 2023 千葉にてウマ娘を使って4位になりました。
GPでウマ娘を持ち込んだ理由や考え方についてまとめました。
あくまで僕なりの考え方でこれが絶対正しいとも思ってないので、「こんな意見もあるんだ、ふぅん」くらいで見てください。
(GPから帰ってきたらコロナにかかったので執筆遅れました。)

デッキリストはこちら
対戦終わった後に色んな方から「かなり前に寄せてますね」って言われるくらいには前寄せだと思います。

 今回僕がウマ娘を選んだ理由はGPという長いラウンドを戦う中で一番ブレが少ないと思ったからです。検証開始やイクノディクタスを始め多くのサーチ札やリソース札を持っているウマ娘なら極端な下振れをすることもほぼなく、対応力もかなり高いので15・16回戦勝ち抜くなら1番適したデッキタイプだと思い持ち込みました。

7cm、ナリタブライアン不採用理由

事前メタゲーム予想

今回のメタゲームでは童話ビショップと簒奪ロイヤルが最大母数と予想していました。
童話ビショップはかなり前のめりなデッキな上、ウマ娘というデッキタイプが回復を持ち合わせていないため6~8tで試合が終わると思っています。
簒奪ロイヤルはレオニダスの意志を出された後の展開が悪いのでこちらも長くても9tで試合が終わると思っていました。

要は7cmやナリタブライアンが使えるレンジまでゲームが長引かないのではないか?というのが僕の中での答えでした。僕はイージスビショップは少ないだろうというメタゲーム予想をしていたので尚更7cmが必要な対面はないと考えていました。
GPという試合数の多い大会なので事故の要因を増やしたくなかったというのも7cm不採用の理由の1つです。

ウマ娘というデッキタイプへの考え方

ウマ娘は7cmやナリタブライアンなど強力なフィニッシュ札を抱えていますが、ここに頼るということはそれだけ試合が後ろに寄ります。 試合が長引くほど分岐は増えるのでプレミをする回数が増えます。
反対に試合が短くなれば消費カロリーを抑えられるので次の試合への切り替えもしやすいです。というのもあって前のめりな立ち回りを意識していました。
そして僕がウマ娘を使い始めたころに少し履き違えていたことなんですけど、7cmやナリタブライアンは勝つためのキーカードではあるものの7cmを撃ったりナリタブライアンを出すこと自体がゴールではありません
相手のリーダーの体力20を削ることがこのゲームのゴールです。自分がウマ娘を使い始めたときはここでつまづいたのでもしウマ娘で困ったら少し意識を変えてみるといいかもしれません。

僕は今回のGPでは「ある程度ガン攻めして、削りきれなかった分をオグリキャップで削り切る。」というコンセプトをとにかく意識していましたし、実際にこのプランで勝った試合はめちゃくちゃ多いです。他の方が何と言おうと僕はこの立ち回りが1番回しやすかったし、今期はガン攻めした方が勝ちやすいと思っています。

カード解説

実際に質問されたり、自分が大切だと思ってる各カードへの考えについてのみ掻い摘んでまとめます。

マヤノトップガン(以下 マヤノ)

このリストが前寄せだと言われた要因の1つです。1ターンにプレイして打点を稼いでくれたり、ゲーム中盤から1コスト4点突進として盤面捌いたり、ウォッカやスペシャルウィークのバフをかける際に引っ付きが良いというのが強みです。
1ターン目からプレイして2点通れば、それだけオグリキャップで走る時に必要な出走な数が減るので走るターンが早くなります。
童話ビショップで例えると1/2/2のフェリアやアンドロメダが序盤からライフを削った分だけブリキの兵隊に必要な童話カウンターの数が1つ減ります。マヤノによる序盤のアグロはこの考えに近いかもしれません。
また1ターン目にマヤノをプレイしておくと2ターン目からフェスれがアクティブで使えます。なので童話ビショップに対してマヤノ+フェスれで動ければ相手のフェリアエピタフみたいな動きも捌けます。
実際にあったケースだと相手のロイヤルがオーレリアのオーラ守護で時間を稼ごうとしたところにマヤノが刺さったという試合もあります。
自由枠です。

あなたにささげる

1枚じゃないんですね?って聞かれることもありましたが、初めは逆に3枚でした。しかしどうしてもライスシャワー入れたくて枠を譲りました。ダイワスカーレットの疾走付与を積極的に狙えたり、1点足りない問題を解決できるカードです。
実践で多いのはタキオンで回収して使い回して1ターンで2打点稼いだり、3tイクノ4tダスカささげるでイクノ3点リーダー攻撃というケースが多いです。
盤面にフォロワーがいないと撃てないのが弱いと話す方がいますが逆です。盤面にフォロワーがいればバフをかけられる知恵の光です。

迫る熱に押されて(以下 熱)

前寄せと言われた要因その2
前のめりに戦う上でオグリキャップの6.8.10のラインまで押し込めるというのが強いです。
6tダスカ+ウォッカ+熱での5/6疾走+4/4縦置きで攻めて、相手がリソースを使ったところでチヨノオー出走熱やオグリキャップで追い討ちをかけることも多いです。
2枚採用している理由は素引きをある程度狙っているからです。熱が見えているかいないかでウマ娘の立ち回りは大きく変わります。序盤の検証開始やイクノディクタスで熱を回収することができればゲーム中盤のダスカから無理して熱を回収する必要がなくなります。1度引いてしまえばタキオンやチヨノオーで使いまわして継続的な飛び道具になります。

エイシンフラッシュ(以下 エイシン)

 童話ビショップに対して3ターン目にたくさん置きました。先3tで置いた場合相手の後3tアリス進化をエイシン出走でどけながらリーダーに4点攻撃できます。
童話ビショップはEXエリアにカードが置かれる前にハンプティダンプティに進化を切るとリソースが枯渇するのでこのタイミングで仕掛けることで盤面対処が難しくなるという判断です。このプランの裏目は後3鉄槌の僧侶EP進化。この裏目をしっかり咎められて10回戦では負けました。ただリスクよりもリターンの方が大きいと思っているのでこれからもこのプランは取ると思います。
またエイシン出走+熱で盤面除去しながら5/5疾走というのもかなり強く、何試合かやりました。

サクラチヨノオー (以下チヨノオー)

タキオンの4.5枚目、ライスシャワーの3.4枚目といった感覚。
チヨノオー出走熱で6コスト5点出せるのがとにかく偉い。
またチヨノオーを引いているととにかく強気にカードを切っていける。
例えば4tでダイワスカーレットを雑にプレイして、残ればウォッカに繋げ、取られてもチヨノオーで回収することでリカバリーをするといった試合も何度か。

まとめ

今期は童話ビショップがトップメタだったため、盤面を作っても簡単に返されてしまうため熱での飛び道具が必須でした。そしてその飛び道具のバリューを最大限活かそうとした結果前寄せになったというのが今回前寄せウマ娘を使った理由です。
P.S.2日間でビショップにしか負けてないので、相当ビショップを嫌いになりました。

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