#5 あーん

「あ、またうどん食べてる…こんにちは。」
「もしかして…私のお弁当、狙ってます?また一口貰えるとでも思ってるんですかぁ~?」
「まったく、いやらしいというか卑しいというか…いえ、ナンデモナイデス。」
「仕方がないですねぇ…あ、じゃあ、あーん、してあげますよ!ほらほら、えんりょしなさんな~(はい、あーんっ…)」
「…って、ほんとに食べた。普通、彼女以外からは断るものですよ…?」
「へへ、ま。おいしかったのならよかったです♪」

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