見出し画像

リビング・床をキレイにする大掃除のポイント【前編】

リビングは家族が集うリラックスできる大切な場所。
年末にキレイにしてスッキリとお正月を迎えたいですね。
こちらの記事では、リビングや床を大掃除でキレイにするためのポイントや注意点などをご紹介します。


窓・床・天井・電化製品の汚れはどう落とす?

リビングは窓、床、天井、テレビやオーディオ、ゲーム機など掃除をするポイントがたくさんあります。
まずはそれぞれの汚れにあった洗剤を見てみましょう。

・窓、床、天井酸性汚れには「重曹水」
窓にはホコリと排気ガスが、床にはホコリと皮脂汚れが、テーブルや入口の取ってなど人の触るところには手あかなどが付きます。
人が触れることはありませんが、天井はホコリやススなどの汚れが付着します。これらの汚れは「酸性」の汚れです。
酸性の汚れには「重曹水」が効果的です。濃度1%の重曹水をスプレーに入れて洗剤として使用します。
重曹は拭き残しがあると白く残るので注意が必要です。
天井などの手が届かないところは、柄の長いモップ使用すると、安全に拭き取ることが可能です。


・電化製品には「アルコールスプレー」
電化製品の汚れもホコリと皮脂の「酸性汚れ」です。
しかし、他の酸性汚れと同じく重曹水スプレーで対応すると、水分が拭き取れずに家電に付着したままとなり、故障の原因にも
なりかねません。電化製品の汚れは揮発性の高い濃度35%のアルコールで拭き取ってください。


見えない汚れが潜んでる?床掃除のポイント

・絨毯/ラグ
絨毯やラグにはいろいろな汚れが潜んでいます。毎日掃除機をかけていたとしても、奥にまで入り込んだ汚れは取ることができません。
大掃除をする際は以下の手順がおすすめです。

(1)掃除機を丁寧にかける
通常よりもゆっくり丁寧に掃除機をかけます。一か所につき20秒ぐらい時間をかけてください。
じっくり掃除機をかけることにより、絨毯やラグの奥にあるゴミを吸い出すことができます。

(2)絡まっている手はゴム手袋を使って
掃除機でも吸い取りにくい髪の毛やペットの毛は、粘着式のテープでも思うように取れません。
その場合は、手にフィットする薄手の手袋を使いって絨毯を「の」の字になでると、髪の毛が浮いてきます。


(3)絨毯やラグの黒ずみには拭き掃除
掃除機をかけても長年使っている絨毯には黒ずみが残り、キレイになった感じがしません。
この黒ずみは足の裏の皮脂や汗の酸性汚れです。
化学繊維の場合は弱アルカリ性の洗剤で、ウールの場合は中性洗剤を使いましょう。

畳の掃除

畳の和室をリビングとしている根強い畳好きも多いはず。
畳の素材はイ草と麻ですが、近年では化学繊維の混じっているものもあります。
掃除機をかけるときは畳モードで、拭き掃除は乾いた雑巾で行ってください。畳を拭くときは畳の目に沿ってが基本です。
湿気が多いと畳が弱くなってしまいますので、水気には日頃から十分注意をしてください。
汚れた畳をキレイにしたい場合は、お酢が効果的です。5倍希釈したお酢を使い、畳が濡れないように気を付けて拭きましょう。
畳がカビてしまった場合は、中性洗剤を含んだ雑巾でカビを拭き取り、消毒用アルコールで二度拭きしてから掃除機をかけます。


後編では、フローリング材質別掃除方法を中心にお届けします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?