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005マリファナとの関わり方

"真面目にマリファナの話をしよう: 佐久間裕美子"、この本のおかげで、こうして自分なりに(今時点での)マリファナについて感じたことを、文章にして残そうという勇気を貰いました。

けど、先に断らせて貰うとマリファナに関するファンシーな話ではないです。カリフォルニアに移住することを伝えた友達たちからは、よく聞かれました。葉っぱ吸いに行くの?って。

こちら(サンフランシスコ・バークレーらへん)でみんなで飲んでたりすると、何かとよく話題に上がる大麻(カンナビス)。
『ここ吸っていい場所だよね?』
『カジは外人だけど、フツーに買えた?』
『昨日ちょっと吸いすぎて、昨日の夜全然頭回んなかったわ』
こんな感じでめちゃ日常的です。
巻いてきたジョイントを誇らしげに出してくるヤツ、ヴェイパー式のカンナビス(本の中ではTHC成分だけを抽出した際の効果について言及している、、)を勧めてくれる人もいる。
僕がタバコを吸っていて、そういうコミュニケーションが取りやすい輪にいるってのもあるのかもしれないけど。

という感じで巷に大麻は溢れていて、キャンパス最寄りのPeople's Parkという公園はホームレスの方たちがたむろしていて悪臭と共に大麻の匂いがいつも漂ってます。

市民みんなが使うBARTという電車の中は、実際かなりマリファナ臭い。車内で吸ってる人がいる訳じゃないけど、吸った直後の人が乗ってくるとすごい匂いです。(タバコを吸う僕が言える話じゃないけれど)
僕は結構この臭いが苦手で。事件が多発する危ない電車ということも相まって気を張ってしまいますね。

そんなマリファナについて書かれたこの本。日本人である佐久間さんが、情報を集めて掘り返して精査してまとめて、そして日本語で書かれた文章を、ここカリフォルニアで読めることに感謝です。渡米した今だからこそとても有難い。

偏見を捨てて、調べて、聞いて、知ったかぶらないで、自分の目で確かめないとダメですね。本の全てを信じる必要はないけれど。

ちなみに、僕は移民局発行のビザで入国しているので、カリフォルニア州が完全合法州でも違法です。
(大学側からもInternational Studentに対して度々警告が出される)。移民局は連邦政府である国土安全保障省の下位組織にあたるから。そして僕は日本人なので外国に居住していても、日本の法律を遵守する義務があるのです。

そんなわけで、僕は今日もマリファナは吸わず、こっちで見つけたいい感じのタバコを巻いて吸ってます。

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