映画録【今日も嫌がらせ弁当】5本目

八丈島で暮らすシングルマザーの持丸かおり。
高校生の次女の双葉は反抗期真っ盛りで、口を聞かない、太々しく反抗的な態度、などなど手を焼いていた。
「そっちがその気なら!」と態度が改まるまで嫌がらせ弁当を作ると宣言する。

この映画で先ず目を引いたのは八丈島の美しくて広大な自然。火山島ならではの大きな溶岩が印象的です。
船で東京から10時間かかるらしい。
八丈島も東京だけど(笑)

かおりの平家のおうちも良い感じ!
平家の続き間でキッチンが広くて、お庭があって憧れるな。
双葉の少女から大人になる、瑞々しくも不安定な女の子を芳根京子さんがとても良く表現してくれていると感じました。透明感が素晴らしいです。

親の心と娘の心。
映画だとお互いの気持ちを切り取ってくれるから考えてる事や状況がわかるけど、実生活だとわからないからどうしたものかと悩む親子はたくさんいると思う。
親はユーモアを持って大きな心で見守る事が大事だな。としみじみと感じた。

泣く映画と思ってなかったから、そこが1番の衝撃でした。
どうやら実話のようで、書籍も出ているとの事。
そちらも拝読してみたいな。

公開:2019年
上映時間:106分
監督: 塚本連平
主演: 篠原涼子

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