小山慶一郎の会いたい猫/猫びより

#1
NEWS・小山慶一郎さんの連載記事。
猫本専門書店『キャッツミャウブックス』店主の安村正也さんとの対談です。

猫本専門書店?なんだなんだと読み進めていくと、
「店内にある全ての本には必ず猫が出てくる」本屋さんだという事がわかりました。
とってもおもしろい発想です。
タイトルも表紙も全く猫を感じない本を買って、何処に猫が出てくるかワクワクしながら読んでみたい!と思いました。
本棚のがキャットウォークになっていて、店内をぐるりと1周しており、その合間にキャットタワーがあったり、2階の自宅に通じる穴があったりと内装も気になります。
運良く穴に消えていく猫ちゃんを見る事ができたら嬉しい気持ちになりそうです。

キャッツミャウブックスにいる3匹の店員猫は皆「りんご猫」だそうです。
りんご猫とは、保護猫カフェ「ネコリパブリック」が作った造語でFIV(ネコエイズウイルス)に感染した猫の事です。
りんご猫でも適切に健康管理してあげることで非感染猫と同様に長生きすることも可能だそう。
ふむ。
我が家にも2匹の保護猫がいます。
この子達をお迎えする時にFIVの事を知りました。
最近は猫を外に出さない飼い方が主流だから、少しずつ減っていく事を願います。
病気は辛いからね。

猫の役に立ちたいという気持ちと、本が好きという事で猫のいる本屋さんを開いた安村さん。
売上の10%を保護猫団体に寄付しているそうです。
譲渡の決まりにくいりんご猫をお迎えしてりんご猫を知ってもらういい機会と話し、売上の一部を保護猫団体に寄付する。
本当に保護猫を想っているのだと感じました。

記事内で紹介されていた本がこちらです。
■「夢の猫本屋ができるまで」(ホーム社)/安村正也
キャッツミャウブックス店主の安村さんが開店に至るまでの経緯をまとめた本

■「猫が歩いた近現代―化け猫が家族になるまで」(吉川弘文館)/真辺将之

■「貴婦人のペルシャ猫」(ニ見文庫)/エドワード・D・ホック


 ■「お探し物は図書室まで」(ポプラ社)/青山美智子
キャッツミャウブックスがモデルになった店「キャッツナウブックス」という書店と、3匹の猫店員たちも登場するそう

キャッツミャウブックスの最寄り駅を調べたら東急世田谷線西太子堂駅。
世田谷線といえばチンチン電車。
昔、下高井戸に住んでたので馴染みのある電車です。
豪徳寺に寄って招き猫をお迎えしつつ、キャッツミャウブックスに行ってみようかな。

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