自分なりの学級目標の決め方

こんにちは。

みなさんお正月をいかがお過ごしでしょうか。



だんだんと3学期に近づいているなという実感が湧いている人も多いとは思います。

もちろん僕も・・・。笑






さて、この記事では、前回の記事でもあったように

僕なりの学級目標の決め方について書いていきます。


やっている先生も多いとは思いますが、それでもあえて書きます。笑


手順はざっくり3つです。


①始業式の翌日に決める!

数週間経って決める先生も多いとは思いますが、私はできるだけ早く決めるようにしています。

その理由は・・・、



・子どもたちが1年間どのようにして過ごしたいかを知るため。

・目標を早く決めることで、子どものモチベーションを高めるため。


大きくこれら2つです。


子どもの思いを知ることで、教師自身も子ども一人一人に適した声掛けや配慮がしやすいです。


目標に関しては、前の記事にも書いたように、できるだけ早く目標を決めることでゴールを早く示し、期間を逆算してどのように頑張りを積み重ねていくことの大切さを伝えることができます。


②短冊を活用する!

子どもの思いを隅々まで聞くために短冊を活用します。

まずは、短冊を1人1枚渡して、どんなクラスを作りたいかを書かせます。

次に、書けた短冊を分類します。



例えば、

1⃣『思いやりのあるクラス』

2⃣『みんなに優しいクラス』

3⃣『笑顔あふれる楽しいクラス』

4⃣『テキパキ行動できるクラス』

5⃣『メリハリがつけられるクラス』


この5つが出たとします。

次にこれらを似たようなもの同士で分類します。

この5つを見てみると、


1⃣2⃣3⃣のグループと4⃣5⃣のグループとで分けられます。



最後に、グループを合わせたような学級目標の言葉を教師で決め、

翌日の朝の会などで子どもたちに発表します。


~あるあるパターン~

「どんなクラスを目指そうか!」

と、全体に問いかけ、挙手で子どもたちから聞くとしましょう。

積極的な子どもからはすぐに考えが出て、それを基に学級目標を決めていく方法をなされている人も多いと思います。

それで決まった感じになるのが私はあまり好きになれませんね。。。



全員の気持ちを聞くことができていないので、

思いを伝えられなかった子は、

「自分だけ置いてけぼりになった感じで不安・・・」

と感じると思います。

もちろん、それは1つの方法ですし、経験に基づいたものであればそれを大切にするべきです。

一方で私の思いとしては、

『発言が苦手な子どもも自分なりの考えをもっているし、その子も本当はみんなに伝えたいのでは。。』

というものがあります。


授業でも一緒。

例えば関心意欲態度の評価。

発言の得意な子がAで、発言の苦手な子がBとはいえないですよね。

発言が苦手でも、ノートに書いてある授業の振り返りを見ると

ノートいっぱいにぎっしり書いていますから。



③学級目標発表の際、1人1人の思いが詰まっていることを伝える!


ただ発表するだけではもったいないです。

1人1人の思いが詰まっていることを伝えることで、


『自分たちで決めたんだから頑張ろう!』

『自分の思いを聞いてくれたんだ!』


と、1人1人に自信とやる気をつけさせることで、

最高潮の状態で学級のスタートを切っていきます。



こーんな感じで学級目標は決めています。

これが正しいというわけではありません。

あくまで私なりの方法なので。。。


学級担任の経験がなかったり浅かったりする先生方は、

1つの方法として頭の片隅に置いていただけたら嬉しいです。



最後まで読んでくださりありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?