Fortnite Island Creator 日本法人登録方法
メタバース領域で、想像力を拡張できるような体験を作りたいAlcheの川です。
弊社は、Unreal Engineベースのメタバースに関連するコンテンツ制作や実装など幅広くやっているクリエイティブチームです。直近だとFortniteでもコンテンツを複数リリースしております。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000045116.html
この記事では、法人のFortniteでのIsland Creator申請、登録についてまとめていきます。法人が、Fortniteでコンテンツを公開したいしたいときに、一番初めに訪れる障壁が、Island Creatorへの登録だと思います。(Island Creatorに登録すると、公開した島の収益化などが行えます。)
用意するもの
Epic Gamesアカウント (まだ持っていない場合は、以下より作成してください。)
https://www.epicgames.com/id/register組織を代表するアカウントになるため、メールアドレスなどはその前提で設定してください。(Googleなど個人のThird Party Accountで登録した場合、管理が大変になるため注意してください。)
2段階認証の設定が必要です。
会社の代表者のメールアドレス
現在は、EpicGamesアカウントと同じアドレスでは登録ができなさそうです。収益などを管理する会社の財務 or プロジェクトリーダーなどのメールアドレスを用意してください。
島クリエイターコード
事前に会社名などフォートナイト上で表示される名前を決めてください。
クリエイターコードはEpicアカウントのディスプレイネームとは別の扱いです。クリエイターコードは12か月間で1度しか変更することができません。
法人番号
わからない場合は、以下のサイトで検索してください。
https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/
会社の登記簿謄本 または、定款 (または、operating agreemen?)
会社名、住所、会社番号が記載されている必要があります。(謄本が一番無難かと思います。)
代表者の運転免許証 または、パスポート (または、マイナンバーカード?)
マイナンバーカードでうまくいくかわかりません。他の二つは明確に書かれています。
所要時間
2日~程度
EpicGameのサイトで税プロフィールインタビューの確認
HyperWalletでの情報の確認
HyperWalletでの口座登録
など処理を進めるために、時間がかかる部分があります。
手順
島クリエイターになるには、以下の条件があります。(事前を条件に満たすようにしてください。)
以下より登録を開始してください。
続いて表示される規約などは、問題がなければ同意をします。(同意を押すだけなので省略します。)
ビジネス情報には、代表者のメールアドレスを記載します。ここには、Epic Games アカウントとメールアドレスは利用できません。また、会社名が日本語表記だと過去に登録に失敗したことがありました。
クリエイターコードの登録
クリエイター名は、ディスカバリーなどで、Fortniteの画面で 制作: の横に表示される名前です。12か月間で1度しか変更することができませんので、注意して決めてください。
W8-BEN-E
続いて、W8-BEN-Eへの回答をしていきます。W8-BEN-Eは、アメリカ国外の法人がアメリカ源泉所得(例:アメリカの企業からの支払い)に関連する税務情報を報告するために使用されるものです。企業ごとに状況が異なると思いますが、日本とアメリカの間に条約があるので、多くの日本企業では、源泉徴収税の免税が受けられます。(もちろん、日本では、税金を納める必要があり、このW8-BEN-Eが不適切な場合、日本とアメリカどちらでも課税される可能性があります。)
会社登録番号、主な連絡先には、それぞれ法人番号、代表者のメールアドレスを記載します。
本籍地は、会社の住所を、受益者には会社の形態にあったものを選択してください。株式会社の場合は、Corporationになります。
納税者番号については、米国TINを持っている場合は、それを入力してください。
持っていない場合は、外国TINとして法人番号を入力しました。その他アメリカでの取引などは、ご自身の企業に適切な形で登録をお願いします。
税プロフィールのインタービューが完了したら、一旦入力内容のレビューを待ちます。終わった際に、発行されるW8-BEN-Eの書類は、後から見返したりすることがあると思うので大切に保管してください。レビューが終わったら、以下のメールが届きます。
HyperWalletの設定
ここからは、HyperWalletのページでの設定になります。Epicのサイト内の税プロフィール関連の進捗画面にて、アカウントのアクティベート(有効化)を押します。
そうするとHyperWalletのページに移動します。
ここで入力するアドレスは、Epic Gamesアカウントのメールアドレスではなく、先ほどの税プロフィールで入力した代表者のメールアドレスです。
HyperWalletでも先ほどと同じように会社情報、および代表者の情報を記載します。また、それぞれの情報に対して証明を行える証明書を一緒に添付して送付する必要があります。
証明書は、以下のようなフォーマットに沿っている必要があります。
会社の登記簿謄本 または、定款 (または、operating agreemen?)
会社名、住所、会社番号が記載されている必要があります。(謄本が一番無難かと思います。)
400KB以上の高画質のもの
4MB以内
フォーマットは、jpg、jpeg、png、pdf
最新のもの
代表者の運転免許証 または、パスポート (または、マイナンバーカード?)
マイナンバーカードでうまくいくかわかりません。他の二つは明確に書かれています。
表面/裏面 (パスポートの場合は、写真が乗っている見開き1ページ)
400KB以上の高画質のもの
4MB以内
フォーマットは、jpg、jpeg、png、pdf
最新のもの
これらの設定が終われば、再度HyperWalletによる確認が行われます。
最後に、フォートナイトで得られた収益を送金する口座やアカウントを設定します。PayPalのアカウントもしくは、銀行口座が選択できます。
個人のPayPalのアカウントの場合は、100万円以上の送金などには、制限がありますので、事前にご確認ください。
これで、Island Creatorへの申請が全て終わりました。お疲れ様でした!
最後にEpicのCreator Programページに戻ってみると、ANALYTICSや島クリエイターが利用できる機能が使えるようになっていることが確認できるはずです!
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また、Alcheでは、Unreal Engineを利用したメタバースのコンテンツおよび、UEFNを用いてフォートナイトのコンテンツ制作、技術サポートなどをやっています。壁打ち程度のご相談から、実際の制作までお受けしています。TwitterへのDMもしくは、弊社HPのお問合せフォームからご連絡お待ちしております!
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