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雑記 マンカラ〜線路

節目節目に何か記録しておこうということで、日記とも呼べない雑記を並べてます。


三寒四温や暑さ寒さも彼岸までといった慣用句がある。
今シーズンは五寒二温、いや下手したら六寒一温かと思えるほど寒い日が続き、夜の帳が下りる頃には冷え込む。令和ちゃんは地球の気候スイッチのボタンを完全に押し間違えている。
水道水を温かく感じるほどにかじかんだ手にやっと血が流れこんだ。

“生まれてから1万日記念🍰”
ふと学生時代の知り合いの投稿が記憶の片隅に浮かんだ。何気なく日数計算サイトで調べると生まれてから1万日だそうだ。周りにいうことでもないことのように感じたものの、せっかくなのでいつもより上等なトンカツを食べて自分でお祝いした。

27年と4カ月余り
生後2万日を迎えるのは54歳、3万日を迎えるのは82歳というのだから、一つの節目かもしれない、1万日って結構長いんだな。
ぼんやりしながらも、今後を向かっていく方向をある程度定めねばという焦りもある。
親が旧友と遊ぶついでに東京のアパートへ来るという連絡を受け、掃除せねばと思ったものの何から手を付けようか迷ったことを思い出した。

「ねば」という言葉には、自分は気乗りしてこなかったけれど、やらなければ困ることになるだろうから腰を上げる気怠さのニュアンスが含まれていそうであまり好きな言葉ではない。
Never say “neba“!



万という単位は一つの指標だと思っている。
生きるために必要なお金 最も高額紙幣は1万円札で、一万年と二千年前から愛してる事を歌ったテーマソングもある。
竹取物語ではさぬきの造(みやつこ)が竹を取りてはよろづのことに使っている。技術の授業で使用したのは万力だし、100万回生きた猫もいる。
お金と愛と衣食住と生業、かつて読んだ本。
100万回駄目でへとへとになっても、100万1回目は何か変わるかもしれないのだ。



大学の同級生(お互い学部の総代だっただけで話したことはない)が8年かけて学士号を取得したそうだ。
留年・休学中に父親になり、大学のプロジェクトに参加し私目線からはよく分からない事をしていた。
卒業報告ポストに色々思うところはあるが、それぞれの人生があるんだなぁと思った。
いわゆる学生生活を長く送るには時間的猶予と金銭的余裕があることが必要だと思う。悠々自適さを羨ましく思ってるのかもしれない。



電車の最後方から見た、電車通過後すぐに開く遮断機の光景。
誰かが道を作ってくれたから行く先が見えるのであり、危険なものが遮られているからこそ安全に走行できる。
当たり前のことだが、そうやって社会は成り立っている。おそらく。

今私が流している汗もきっと誰か・何かの道標とは言わずとも枕木の一つにはなるのだろう。

今日も電車に乗って明日へと進む。

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