ブログのSEO対策にアドバイス・対応します。

自己紹介

木南と言います。Wordpressテーマ「simplest」の開発者です。
ウェブサイトの構築の仕事などをしていました。

記事作成時に重要なSEO対策は6つ

記事作成時のSEO対策で重要なポイントは主に6つです。
ただ、テクニック的なところに溺れるのではなく、このページを読んでくれた人の悩みを解決させるためにコンテンツを作成していきましょう。

キーワードの選定タイトルタグの最適化メタディスクリプションの活用パーマリンクの最適化コンテンツの質と量内部リンクの設定

初級編はこちら!

WordPressテーマ開発者が考える絶対やるべきSEO対策(基本編)

記事作成時に気をつけるべきこと

キーワードの選定

キーワード選定で重要なのは2つです。

  • 検索需要を確認する

  • どんな悩みから出てきたキーワードなのか想像する

検索需要の確認

色々な方法で検索ボリュームを確認することができますが、具体的な数字まで把握する必要はありません。
世の中の人がよく検索しているキーワードが分かればそれでOKです。

確認の方法として、Googleの検索窓に核になるキーワードを入力してその下に出てくるテキストがあります。
例えば「珪藻土マット」と入力すると「捨て方」「洗い方」「お手入れ」「おすすめ」など付随するキーワードがセットで表示されます。
下に出てくるキーワードは「珪藻土マット」というキーワードと一緒に世の中で多く検索されている言葉です。

どんな悩みから出てきたキーワードなのか想像する

まずは付随するキーワードをポジティヴとネガティヴに分類していきます。

ポジティブネガティブおすすめ


ニトリ

捨て方


洗い方

お手入れ

カビ

ポジティブなキーワード

「おすすめ」「ニトリ」とあるので、珪藻土マットの購入を検討している人の検索が多いです。
ポジティブな言葉は想像しやすい反面、記事が書きにくいので私は避けることが多いです。

どうして記事が書きにくいかというと困っている状況ではあるものの現状をさらに良くしたいがゆえの悩みだからです。
つまり、現状より良くしたいけど良くならないならそれはそれで問題ないからです。

ネガティブなキーワード

こちらの方が困っているレベルが高いので記事にしやすいです。
わかりやすいところだと「カビ」に関しては不衛生ですし、気持ち的にも珪藻土マットにカビが発生しているのを見るだけでも気持ちが萎えます。

ポジティブなキーワードよりも悩みが深いです。
人間の心理として、悩んでいる時ほど助けを求めたくなりますよね?
真剣に情報を探しますよね?

つまりネガティブなキーワードの方が検索している人の熱量が高いです。
アクセスを集めたければネガティブなキーワードを中心に記事を作成しましょう。

魅力的なタイトルをつける

SEOの観点でもタイトルは重要ですが、それ以上に検索結果の一覧に表示された時に思わずクリックしてしまいたくなるタイトルをつけることが重要です。

どうしてかというと、タイトルに含まれるキーワードも検索結果の表示順位において重要です。
ですが、検索結果一覧に表示されているけどクリックされないページ=ユーザーに需要がないページだと判断されてしまう可能性があるからです。

タイトルの付け方

基本的には上位表示したいキーワードで検索上位にあるページを参考にしましょう。
参考にすると言ってもそのまま丸パクりしてしまうのはNGです。

具体的な方法として、私ははこの2つを意識しています。

上位10件くらいのページタイトルで共通しているワードを見つけてタイトルに入れる伝えたいことをタイトルの前半に入れる

上位10件で共通しているワードがあれば、そのキーワードは重要なキーワードです。
ユーザー目線で見ても知りたい情報である可能性が高いし、Googleの評価としても必要な情報だと言えます。

伝えたいことを前半に入れる理由は検索結果画面の見え方の問題です。
下記の画像のように、タイトルが長い場合は省略して表示されます。

せっかくユーザーが知りたい情報に関連するキーワードがタイトルに含まれていても、タイトルの後半にあると表示されません。
重要だと思われるキーワードや、伝えたいことはタイトルの前半に入れるようにしましょう。

大事なことは先に伝えるのがビジネスの鉄則!

メタディスクリプションの活用

最近ではSEO対策においてそこまで重要ではないと言われているメタディスクリプション(mata description)ですが、私は必ず設定しています。

メタディスクリプションを設定する理由

それは検索結果に表示される(ことが多い)からです。
最近はメタディスクリプション以外の本文テキストが表示される場合もありますが、今でも検索結果画面にはメタディスクリプションが表示されることが多いです。

Googleのロボット(AI)がSEOの参考にしないと言っていますが、Googleに評価してもらうためにコンテンツの発信をしているのではありません。
困りごとがあるユーザーの悩みを解決するためにコンテンツの発信をしています。

メタディスクリプションは検索結果画面では小さな文字サイズで表示されていますが、表示されている以上はユーザーの目に触れます。

少しでもクリックしてもらう可能性を上げるためにメタディスクリプションも設定しましょう。
このような小さなことを積み重ねることがSEO改善の近道だったりします。

やれることは全部やりましょう

ちなみにWordpressテーマ「simplest」では記事内のリード文とメタディスクリプションを兼務させており、リード分の設定をするだけでメタディスクリプションの設定も可能です。
SEO的に重要度がそこまで高くないからこそ、手間をかけずにメタディスクリプションの設定ができる工夫をしています。

パーマリンクの最適化

そもそもパーマリンクとはURLの一部のことを指します。

パーマリンクの最適化というのはURLを記事の内容に関連する言葉にしましょうという意味です。
このパーマリンクの最適化も今はSEO対策の中でそこまで重要ではないと言われています。

日本語のURL(パーマリンク)はNG

パーマリンクを日本語で設定するのはNGです。
日本語で設定してしまうと実際に表示されるURLが記号だらけになってしまうからです。

記号だらけのURLだと、ユーザーはアクセスしたページに対して少し不安を感じます。
その少しの不安により、ページに書かれている内容への信頼感が低下する恐れがあるので、パーマリンク(URL)は全て半角英数字で設定しましょう。

あえてパーマリンクを最適化する意味

ここまでくると好みの問題だと思いますが、私は毎回パーマリンクを記事の内容と関連する言葉に変更しています。
その理由は、他のページにアクセスしたときにパーマリンクが最適化されているページだと下記のように感じるからです。

  • この記事を書いた人は几帳面な性格なんだろう

  • 几帳面な性格の人が書いているから記事の内容もしっかり調査されているだろう

少数派かもしれませんが、パーマリンクが最適化されているページはそれだけで、ページに記載されている内容の信頼感がグッと上がります。
信頼感があるので、コンテンツをしっかり読み込むし、書いてあることが正しいように感じます。

どこの誰か変わらない人が発信している情報だらけのインターネットで信頼感を得ることは難しいです。
ちょっと気をつけてパーマリンクの設定をするだけで、少しでも信頼感を得ることができればラッキーくらいの感覚で私はパーマリンクの最適化をしています。

少しの手間で大きな信頼を得る可能性があります。

コンテンツの質と量

1記事あたり3,000~5,000文字などと言われることがありますが、文字数は関係ないと思っています。
キーワードや競合サイトとの兼ね合いもありますが、1,000文字程度でも上位表示は可能です。
逆に2万文字書いても検索結果の1ページ目にすら表示されない激戦キーワードも存在しています。

つまり、1記事あたりの文字数など気にする必要はないです。

文字の量よりもアクセスしてくれたユーザーの悩みを解決できるコンテンツの質になっているかの方が重要です。
どちらかというと、記事を作成する内容にもよりますが「ユーザーの悩みを解決しようと思って書いてたらこんな文字数になっていた。」という状況が理想です。

1記事あたりの文字数に縛られている人は本質的なところを見失っている可能性が高いです。

画像は入れた方がいい

テキストだけのページだと読んでいて飽きてしまいます。合間合間で画像は入れた方がいいです。
もちろん関連する画像を入れるのが基本ですが、テキストだけになってしまうのであれば関連性の薄い画像でもOKです。

画像だけではなく箇条書きやテーブル、背景色をつけたテキストを入れるのも効果的です。
とにかく、テキストだけになってしまうのは避けましょう。

理想的な形は画面がテキストだけにならない状態です。
(アクセスしている端末にもよると思いますが、このページはテキストだけになるところがほぼ存在しないように書いてます。)

ぜひ上にスクロールして確認してみてください。

内部リンクの設定

内部リンクとは、自分のウェブサイト・ブログ内にある別のページへのリンクを設定することです。
ただ、やみくもに自分のサイトのページをリンク設定すればいいというわけではありません。

内部リンクを設定した方がいい理由

1つのページだけで解決できる悩みが少ないからアクセスしたページの内容で悩みが解決できなさそうな場合に他のページにアクセスしやすいから

アクセスしてくれたユーザーごとに悩みがそれぞれ異なります。
1つのページで解決する悩みもあると思いますが、多くの場合は人によって微妙に悩みが異なります。

ユーザーにとって最適な答えを導くために選択肢を用意するという意味で内部リンクは必要です。

例えば、このページはSEO対策について具体的なアクションを紹介しているページです。
ただ、アクセスしてきたユーザーが抱えている悩みが「そもそもSEOって何から始めればいいのかわからない」という内容であれば、おそらくこの記事では悩みを解決できません。

今は内部リンクできるようなページがないという方も安心してください。
最初から完璧な内部リンクは作成できません。

ウェブサイト・ブログ運営を進めていく中でアクセスしてくれた人の悩みがわかるようになってから、ユーザーの悩みを解決できるような記事を作成して内部リンクの設定すればOKです。
SEO対策はいつでも変更できるし、やり直すこともできます。

ウェブサイト・ブログは育てていくものです!

この6つのSEO対策を実施した結果

本当にこの対策でSEO対策ができるのかということを検証したので実績ベースで紹介します。

GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)の実績

この画像はこのページで記載したSEO対策を徹底的に行なったサイトのアクセス推移です。
競合の少ないテーマでブログ運営をしていることと、SNSで一瞬バズったことも影響していますが、月間で13万PVを達成しました。
(バズった日がなくても大体12万PVくらい。)

Google Search Console(サーチコンソール)の実績

SEOだけでのアクセスで月間1.7万アクセスを達成できました。
100記事ほどあるブログですが、平均掲載順は10位なのでほとんどの記事が検索結果の1ページ目に表示されている計算になります。
1日あたりで500~700件くらいはGoogle検索から流入しています。

前回の記事で紹介しているGoogleへのインデックス対策とページの表示速度と合わせてこのページで紹介しているSEO対策を行うことで、月間12万PVを達成することが可能です。

記事作成以外でやるべきことのまとめ

WordPressテーマ開発者が考える絶対やるべきSEO対策(応用編)

テーマ選定時に気をつけること

テーマ選定時に気をつけることは主に2つです。

  • ユーザーにとって読みやすいページであること

  • 表示速度は3秒以内であること

デザイン面も機能面もシンプルなWordpressテーマであればどちらも実現することが可能です。
Wordpressテーマには機能が充実しているものが多いですが、機能が多いということは実際には使わない機能も意外と多いです。

表示速度が遅いのはマイナスからのスタート

使わない機能が多いとその分、ウェブサイトの表示が遅くなってしまう可能性があります。
ウェブサイトの表示が遅ということはSEO的にマイナスの状態です。

この状態からSEO改善を行なっても、本来ならプラスになる作業がマイナスをゼロに戻すだけの作業になってしまいます。

自分でどうすればいいかわからない場合は相談ください。

このnoteをご購入いただき、XのDMからご連絡ください。

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