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2020エリザベス女王杯回顧と次走に向けて


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2020年のエリザベス女王杯はラッキーライラックの2連覇となり幕を閉じ
ラッキーライラック強かったな。ここではレベルが違ったな、このパフォーマンスなら次の有馬記念も勝ち負けだろう、そう思えるかどうか自分なり解釈して書いていこうと思います。

まず、着順が上位陣特に1~7着の馬を見るとウインマリリン以外
日本型特にディープ産駒が上位を占めています。
これは今年のエリザベス女王杯ではキレ重視瞬発力勝負だったことがわかります。
京都競馬場→阪神競馬場に舞台が移り開幕週での開催になり早い時計が出る馬場でした。土曜日のメインレースでもレコード、未勝利戦でもレコードタイのタイムが出ていたので前日から好タイムが出るだろうといわれていました。
ただ、早い時計が出やすいだけではなくもともとの阪神2200mはラスト2Fからのキレ味を要求される傾向にあるので今回の上位陣がディープ産駒で固まった結果を見るとコースの特徴が顕著に出たレースだったと思います。

△ラッキーライラックについて▼

今回、連覇をしたわけですがレースの所々にG1馬一流ジョッキーの技が垣間見えました。
特に向こう正面でウラヌスチャームが捲っていくところにピッタリくっつき4角で外にかわす馬もそれに答え残り2Fで11.1と地力を魅せました。

では、次走買えるかというと疑問点もあります。
それはこの日のトラックバイアスです。
上記でも書いたようにキレ味が出せる馬が有利ということに加え、
この日のバイアスがやや外伸び馬場だった。ということです。
また、全体的にレベルが高くないのではないかと思うのもあり

有馬記念では相手次第ではありますが中山自体キレ味を出しにくい点や
レースで不利が少しでもあれば伸びきれない可能性も捨てきれません。

△サラキアとラヴズオンリーユーについて▼

この2頭については扱うのは比較的簡単です。
4角での位置を見ると後方の外目に付けていて完全終い勝負に賭けていました。

ではここで問われるのが前が止まらないときどうなっていたか。です
ラッキーライラックは来ていたでしょう。ですがサラキアとラヴズオンリーユーは追い込んでこれたでしょうか、私は惨敗していたと考えます。

結論を言うと外伸び馬場と展開に恵まれていた。です。
次走に向けてこれを考慮し馬券を考えるといいのではないかと思います。

△では次走買える馬はどの馬?▼

好走馬の粗探しばかりでいい馬はいないのか

このレースでは次走良ければ買いたいなと思う馬は3頭います
その馬を短めに簡単に紹介します。

・1頭目 4着ウインマリリン

キレ味勝負の中1頭だけ先行して粘って4着。力は十分古馬に通用すると証明した能力は相当あると考えていい。

・2頭目 10着ミスニューヨーク

菊花賞に続き見せ場があるにも関わらす爪が甘くなる
ただ、人気のなさと単純着順が悪いので次走穴候補で

・3頭目 14着ウインマイティー

太寿はこれに本命を打ち失敗しました汗

ただ先行するときリアアメリアが壁になり先行できず1コーナー時点で行く気を失っていました。ただかみ合わなかっただけだと考えているので次走も積極的に買いたいと考えています。

△最後に▼

今年のエリザベス女王杯はキレ味に富んだ馬が上位にスタミナ重視の長くいい脚を繰り出せる馬が下位(ノームコアを除く)と考えています。

ですのでキレ味活かせるなら上位陣とノームコアをスタミナ重視を活かす馬場なら下位とウインマリリンを積極的に狙うこれに尽きると思います。

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